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書評<そうだったのか!中国>


池上 彰
NHKのこどもニュースの解説を務めていた著者が、近現代史を時系列に沿って解説する”そうだったのか!”シリーズの最新版。取り上げているのは、成長著しい中国。価格はやや高いが、分かりやすくするために過度に解説を端折ることなく、過度に難しい言い回しを使うことなく、2次大戦以降の中国の歴史を学ぶことができる。このシリーズ、たいていの中学、高校で3学期に駆け足で流しがちに授業を受け、近現代史があやふやな大人の教科書として、最適だと思う。
本書の中心となるのは、やはり毛沢東の思想、文化大革命の時期の解説だろう。今となっては荒唐無稽なその思想と権力維持のための行動は、全世界の左翼がかった反政府活動家たちが”毛沢東主義”を掲げてゲリラ活動をしていたのがバカらしいと思うくらいだ。その共産党が天安門事件を経ていまだに権力中枢にあり、軍も国家ではなく党に属する状態にあるのは、まったくの謎だ。
現代中国がなぜあのような状態になっているのか知るに最適な1冊であり、歴史を知ればその行き先も予測できる・・・とはならないのが中国。とりあえず、どこの何が爆発しそうなのかは知ることのできる1冊である。

初版/2007/07 集英社/大型本

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