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2007.08.06

書評<1984年のビーンボール>


小田嶋 隆
ウィットに溢れるコラムを発表し続ける著者のスポーツに関するコラム集。主にスポルティーバ、週刊ベースボールに連載されたコラムを集めている。
いくつか雑誌に連載されたコラムの柱にあるのは、マスコミとスポーツの不幸な関係だ。なんでもバラエティにしてしまうテレビ、カッコ良ければ競技なんぞ関係ない女性誌、かわいければ何でもいい男性誌。小気味いい皮肉に隠されているが、特に地上波テレビ演出者に対する著者の怨嗟と絶望は深い。
ネットが隆盛しているとはいえ、まだまだ従来のマスコミの力には足元にも及ばない。著者の皮肉に憤慨し、少しでもマスコミの中の人がスポーツ中継の有様を見直してくれるといいのだが・・・無理だろうなあ。

初版2007/07 駒草出版/ソフトカバー

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