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書評<機動戦士ガンダムUC 1/2>


いわゆる「シャアの反乱」後、時はU.C.96年。ネオ・ジオンの影はまだちらつくものの、地球圏全体としては落ち着きを取り戻しつつある。しかし、U.C.時代の始まりである100年前からの因縁である「ラプラスの箱」を中心として、連邦軍・アナハイムエレクトロニクスとそれを支配するピスト財団、ネオ・ジオンの各勢力がうごめき始め、またしても戦乱の風の兆しが吹き始める。

トミノ御大と縁浅からぬ作家、福井晴敏が描く「Vガンダム以降はガンダムと認めない」世代へのガンダム新作。今回発売の1~2巻はユニバーサル・センチュリーという時代の復習、物語の伏線、戦乱に巻き込まれる主人公、そしてようやくの新ガンダム登場と、まだまだ物語の序盤。アニメでいうと2話分ぐらいしか消化していないかな(笑)。話のそこそこに懐かしい名前が出てきたり、人物像の設定のパターンが過去の作品を踏襲していたり、トミノ御大の思想が根っこにあるおじさんたちに違和感のない物語にはなりそうである。伏線が明らかになっていくであろう次巻以降に期待。

初版2007/09 角川書店/ソフトカバー

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Comments

おはようございます。
もう2巻読んだんですか…
私も買いましたが読む時間が…
書評を読ませていただいただけで満足してしまったような気がしてきてしまいました。

Posted by: mikami | 2007.10.05 at 09:04

>mikamiさん
ガンダムの基礎知識が頭にあれば、そんなに時間かからず読めますよ。
けど、3巻以降発売されてから読むのもありかとも思います。

Posted by: ウイングバック | 2007.10.05 at 20:54

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