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2007.11.02

F-14B Completed

ハセガワ1/72グラマンF-14Bトムキャット、完成しました。
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グラマンF-14トムキャットはアメリカ海軍の艦上戦闘機。海軍・空軍共用戦闘機F-111の挫折により誕生したF-14は、VG翼とターボファン・エンジン、ハイスペックのFCSと専用ミサイルAIM-54フェニックスなどの技術を受け継ぎ、”世界最強の戦闘機”と謳われる戦闘機の1つとなりました。冷戦以後、ソ連の経空脅威が消滅すると、長距離攻撃機としても用いられますが、整備維持費の高さから引退を余儀なくされ、2006年9月にラスト・フライトを実施しています。F-14Bはトムキャットの大きな弱点であったTF30に変えて、F110にエンジンを換装したタイプで、本来のトムキャットの機動性を引き出しています。
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ハセガワのF-14トムキャットはバブルのときに発売された、全面スジ彫りのキット。インティーク内部の表現にこだわったり、主翼の前縁スラット、フラップダウンが可能、さらに様々なサブタイプを実現するため、パーツが必要以上にバラバラとなり、正直作り易いキットとは言えません。今回はそのパーツの継ぎ目の仕上げの粗さをごまかそうと厚めにサーフェサーを吹き、モールドがどうももっさりとしてしまいました。さらにそれを取り返そうとスジ彫りを掘り直すと、ウデがないのでガタガタに。悪循環です。とはいえ、コクピット付近などはストレートでこのデキ。
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もっと丁寧に工作すれば、素晴らしい完成度になるでしょうが、今のオレには無理っす(笑)。
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塗装はVF-84からスカル・マークを受け継いだVF-103のCAG機。ガイアの現用機限定色で下面/上面を吹き、マスキングしてブラックを吹いています。かなり傷んだ感じを出そうとウォッシングを派手にしたところ、機体下面にクラックを作ってしまうという初歩的なミスを犯してしまいました。ラッカーの上からエナメル塗るとプラを侵すという基本を忘れたツケですね。
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武装は右翼パイロンにターゲティング・ポッド、胴体パイロンにGBU-27LGBをチョイスしたボムキャット仕様。人生で何度となくトムキャットを作りましたが、フェニックス未装備のトムくんは初めて。作っといてなんだけど、やっぱりトムくんにはAAMだなあ。

今回も多少のトラブルはありましたが、個人的な教訓はサーフェサーの使い方です。多少のキズをごまかすことと、せっかくのキットのシャープさを失わせる得失をどう考えるか?難しいっす。
さて、そんなことを考えながら次、いきます。

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