<5000thPhantomⅡ Completed>
ハセガワ1/72マクダネル・ダグラスF-4EファントムⅡ"5000thPhantom"、完成しました。
F-4ファントムⅡは5000機以上が生産され、西側諸国で長く使用されているベストセラー戦闘機です。本機は1978年、マクダネル・ダグラス社のセントルイス工場で通産製造5000機目のF-4Eに施された特別塗装機です。
キットはハセガワ1/72の限定版キット。シートベルトと機首ピトー菅をファインモールド製に交換した以外はストレート組み。
塗装に関しては青いストライプ部分のデカールも付属しているものの、カラーがあまりに違うのと大面積のため、当初から使用を断念。先に排気口周りをオリジナル黒鉄色+メッキシルバーで塗装した後、クレオスの新色、クールホワイトを全体に吹きます。その後、デカールを型紙にしてマスキングシートを作り、ブルーのストライプを吹いています。濃いブルーの方はH5ブルーにホワイト、薄いブルーはH34スカイブルーにホワイトを加えて調色。エアブラシで吹くと思ったより彩度が低く、クールホワイトと相まって狙った所より爽やかな仕上がりになりました。
ピカピカに仕上げようと、最初にメッキシルバーを吹いたのが今回のケチのつき始め。垂直尾翼付近にはみ出すようにメッキシルバーをいい加減に吹いた後、マスキングしてサーフェサー→ホワイト→ブルーを吹いたのですが、メッキシルバーは溶剤が違うためが重ねた塗料が食いつかず、垂直尾翼の塗装の一部がパリパリと剥がれる。かなり厚塗りしていたので後からエアブラシでタッチアップしても段差が残りみっともないことになってしまいました。これをやり直すのは自分にはもはや不可能なので、もうそのままにしました。
うーん、言い訳が長いな(笑)。
ともかく、その後デカールを貼った後(側面の国旗のデカールは塗装用に別途、付属しています)、ガイアのクリアーを4回吹き重ねてツヤを出しています。
とにかく今回の反省は塗料やエアブラシの特性を無視して塗装をしてしまったこと。前記のメッキシルバーの件もそうですが、ホワイトも温度も湿度も違う日に吐出量を変えてタッチアップしてしまうと、そこだけ微妙にトーンが変わったりと、かなり仕上げに苦しみました。いつも半光沢の迷彩塗装+ウェザリングでごまかしているところが、光沢の爽やかな塗装だけに目立ってしまうんですね。
今回の反省を生かして?しばらくはファントムの連続でいくつもりです。
« 書評<老ヴォールの惑星> | Main | 書評<暗黒水域> »
「プラモデル」カテゴリの記事
- Mig-29 9.13”キーウの幽霊(Привид Києва,)”Completed(2022.08.27)
- MIRAGEⅢC Completed(2022.05.22)
- MIRAGEⅢ-V01 Completed(2022.05.21)
- F-4EJ”A.C.M.Meet1982(306SQ) "Completed(2022.02.19)
- F-4EJ"2003MISAWA JASDF Pre-50thANNIV"Completed(2022.01.23)
Comments
The comments to this entry are closed.
完成おめでとうございます!
反省と言われましても、レベルが違いすぎて何処が?
の状態のアタシです。
Posted by: おにへい | 2007.12.20 11:07
遅ればせながら、完成お疲れ様でした!
こうしてみると美しいですよね、ファントム…。
ワタシもまた、ヤル気が出てきましたよ。
週末にラズベリー・リップル、行きます!
ともあれ、完成おめでとうございました!
Posted by: Kazu | 2007.12.20 23:04
>おにへいさん
ありがとうございます。
いえいえ、実物をみるとそうでもないのですよ。
>Kazuさん
ありがとうございます。
週末にはアレが出来上がるのですね!
楽しみにしてますよ。
Posted by: ウイングバック | 2007.12.21 09:24