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2008.05.08

F-16C-Block50 Completed

アカデミー1/72ロッキード・マーチンF-16Cヴァイパー・ギリシャ空軍仕様、完成しました。
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アメリカ空軍の軽量戦闘機計画から生まれたF-16は、今や20を超える国の空軍に採用され、F-4ファントムⅡを凌ぐインターナショナル・ファイターとなりました。
ギリシャ空軍はトルコとの伝統的な対立から、日本人からすると意外なほど空軍力を充実させており、F-16を数次に渡って購入、現在も最新のBlock52を調達中です。
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アカデミーのキットはF-18に続く新商品。並行輸入品を通販で購入したのですが、正規輸入もそろそろでしょう。価格はクレオス正価で\2500ぐらいでしょうか。モールドは凹彫りとリベットを併用した精密なもので、武装もAGM-88とJDAMを中心に各種ポッドなども揃っており、自分としては値段なりの価値があると判断します。IFFアンテナとバルカン砲口あたりにややすき間ができますが、それ以外は尾翼の下半角などもピタリと決まります。
基本的にはアメリカ空軍仕様のF-16CG/CJのキットですが、輸出仕様の長い垂直尾翼基部、ウインドシールド前のIFFアンテナも数種がパーツ化されており、ダブルシーター以外のバリエーション展開は想定済みなのでしょう。今回はそのドラッグシュートが収容された垂直尾翼基部とECMフェアリングのパーツを使ってギリシャ空軍111sqのSEAD(対空防御網制圧)仕様にしています。
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塗装はブルー系がC73エアクラフトグレー+C74エアスペオリティブルー、他の2色のグレーがC324ビン生および、C334バーリーグレー+C317グレー+C336ヘンプの混色になってます。デカールはイカロスデカールより。F-16Nの塗装指示をもとに、実機写真を参考に調色しましたが、ブルーが強過ぎたかなとも感じます。なにせ実機写真はどれを見ても薄汚れているので、どうも分かりにくいです。。ギリシャ人よ、もっと機体を洗浄しろ!
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せっかくのモールドをサフの吹き過ぎで甘くしてしまったり、ウェザリングで少し迷いが出て中途半端な仕上がりとなってしまったりしたので、作る人が作ればもっと精密な仕上がりが期待できるキットです。
こちらもおそらく静岡に持っていくので、甘ーい目線で見てやってください。

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Comments

 ウホッ!これはよいブロック52でつね。静岡で暖かい目線で拝見させていただきます。(^◇^;)

 しかし改めてみると、やっぱし排気口のアイリス板の表現がイマイチですなぁこのキット。

>KWATさん
>排気口 全体の形状もさることながら、金型削った後がモロに出てて、ヤスリかけとくべきだったなあ、と反省。ぜひ、暖かい目線でお願いします。

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