F-4K Completed
実はSHS2008の遠征前にほぼ作業終了していたフジミ1/72F-4KファントムⅡ、ちょこちょこっと弄って完成です。
イギリス海軍はF-4JファントムⅡに改修を加えたF-4Kを、PhantomFG.1として採用し、先代<HMSアーク・ロイヤル>に搭載しました。F-4Kはエンジンをロールス・ロイスのターボファン・エンジンに換装し、エアインティークや胴体後部などが拡大されています。<HMSアーク・ロイヤル>退役後は空軍に移管、長く現役にとどまりました。
キットはヤフオクにて落としたフジミ1/72の金型改修前の古いキット。改修後に比べて胴体後部の補助インティークドアの位置とドアパーツの合いがおかしいのと、ジェットノズルの再現度が低くなっています。補助インティーク近辺の修正を除けば、ストレートで組む分にはサクサクと進めます。
塗装はイギリス海軍の892sqnを再現。上面C333EDSG/下面C316ホワイトのいわゆるペンギン塗装です。
今回の問題はデカール。事前の情報から、キット付属のデカールが”ヤバイ”ことは分かっていたので、シルバリング防止のために全体塗装後にクリアーを何度か吹きつけ、クレオスの新しい液体コンパウンドで磨いて塗装面を”ツルツルお肌”に仕上げました。それでも厚く固いデカールは容易になじまず、幾つかの場所が失敗状態です。
いつもなら乾燥後に半ツヤクリアーコートですが、せっかく磨いたのでツヤありでクリアーコートがけ。デスクトップ風の仕上げにしてみました。
傷もぐれの主翼、変にピカピカになったりと、今回もあんまり人に見せれるものにならなかったのですが、個人的には非常に勉強になった製作でした。EDSGをどう自分の思う色にすべきか?無理にサーフェサーを使わないこと。カタログ的な仕上がりにする方法へのヒント。幸いなことに来月、フジミからこの892sqnのシルバージュビリー機が再販されるようなので、今回の反省を生かして塗装してみることにします。
« 第47回静岡ホビーショーに行ってきた その3 | Main | 陸自東千歳駐屯地記念行事に行ってきた »
「プラモデル」カテゴリの記事
- Mig-29 9.13”キーウの幽霊(Привид Києва,)”Completed(2022.08.27)
- MIRAGEⅢC Completed(2022.05.22)
- MIRAGEⅢ-V01 Completed(2022.05.21)
- F-4EJ”A.C.M.Meet1982(306SQ) "Completed(2022.02.19)
- F-4EJ"2003MISAWA JASDF Pre-50thANNIV"Completed(2022.01.23)
完成おめでとうございます。
これも静岡で見たかったですね。
つやつや仕上げもよろしいですね
Posted by: taki | 2008.05.25 07:12
>takiさん
ありがとうございます。
静岡にはギリギリ間に合わなかったです。
ツヤ、ちょっとクドイけど、たまには良いんじゃないかと思います。
Posted by: ウイングバック | 2008.05.26 09:09
うひぃー
ツヤツヤ、カコイイですね!!
たぶん実機もこんな感じのツヤ具合なんでしょうね。
どこかの誰かが作った同じカラーのマッチのヤツとは大違いです(苦笑)
良いものを見せていただいました。
有り難うございます。
Posted by: ドカ山 | 2008.05.26 12:20
>ドカ山さん
あるがとうございます。
いやいや、ドカ山さんの渋い仕上がりには勝てません。
実機は光の当たり具合で、これよりまだツヤっぽいんですよね。グロス塗装は難しいっす。
Posted by: ウイングバック | 2008.05.27 09:31