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YouTubeってスゴイね

木曜日のアメトーークの「バンドブーム芸人」を視聴後、PV検索にハマって人より3年遅れてYouTubeがマイブームです。まさに時間泥棒。
というわけで、思い出の曲を時系列でうp。
過去を思い返すと、音楽で最初に思い出すのはやっぱりチェッカーズですかね。小6の修学旅行中の宿で見た「ザ・ベストテン」で3曲同時ランクインをまだ覚えてます。
そんでもって、中学入ってうるとら7:00(誰に話してもこの番組のことを覚えてない)という朝の情報番組でTMnetworkと出会います。
はじめて自分で買ったアルバム「GORILLA」より、「CONFESSION~告白~」。

このアルバム以来、人にどう言われようと、てっちゃんのファンなのです。
さらに土曜の夜のFMで「気分はハートビート」って番組を通して、”EPIC SONY”の人たちを御贔屓に。
その中からREBECCAの「OneMoreKiss」。

REBECCAが解散する前後に放送されたドキュメンタリーはテープが擦り切れるまで見たなあ。
んでもって、EPIC以外にハマったもう1つのバンドがBABEEBOYS。

杏子さんのミョーな艶っぽさにドキドキした。
高校に入ってから、友達の影響で遅れてきた”中二病”にかかる。そのときに音楽はもちろんコレ。

浜田省吾の「J.BOY」。まだ就職もしてないのに「頼りなく豊かなこの国に何を賭け何を夢見よう」なんて思ってた自分がイタい。

キリがないのでこのくらいにしときますが、好みが似た人がいるもんだなあ、と思ったのがコレ。

パトレイバー2から「...with love」。 押井カントク作品に不可欠な川井憲次氏の楽曲の中でもコレが一番いいのよね。

ここだけパラパラとリンクしてきたけど、1曲だけ肝心な曲が見つからない。それを探して、また検索が続く。

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F-4N Day1st

静岡のモデラーズクラブ合同作品展に出て、いろんな作品を見たり、いろんな人と話をすると、多少なりとも自分と自分の作品とも向き合うわけで、ちょっと考え込んだりします。けど、やっぱり自分の原点は「いろんなヒコーキを並べて楽しむ」ところにあって、それは変えられない。もちろん、チャレンジは今後も続けていくつもりですが。
そうするとですね現時点の完成品に「アメリカ海軍のファントム」がないのにハタと気づきました。
なので静岡明けはゆっくりレベルのラプたんに取り掛かるつもりでしたが、ここはまたまたファントムでいきます。
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胴体を組んでストラップで締め付け。
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さらに接着が不安定な垂直尾翼端には金属線を埋め込んで強化。ファントム祭りでの様々な方の組み方を取り入れて、ボブノーズ・ファントムを進めます。

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書評<不肖・宮嶋 戦場でメシ喰う!>


最近なぜか”ミリメシ”ブームである。類似書籍がイロイロと出版されているが、本書は世界の鉄火場を駆け巡ってきたカメラマン”不肖・宮嶋”氏が実際に体験した”ミリメシ”に関するエッセイであり、カタログ的なものとは少し毛色が違う。自衛隊海外派遣取材の”皆勤賞”である著者なので、自衛隊の海外派遣活動の際にご相伴にあずかった”ミリメシ”を中心に、その実際を語っている。
とはいえ、著者は海外の紛争取材にでかけるたびにその模様を出版しているため、著者の本の読者なら、どこかで読んだような食事と自衛隊と世界を巡るお話が続く。とはいえ、通して読むとカンボジアのPKOからイラク派遣まで、自衛隊がそれなりに進化している様子がうかがい知れる。
”軍隊”であるからこその”メシ”の大切さ、そこに現れる日本の特異性と海外の文化。レーションだけではない、”ミリメシ”の実際。肩肘を張らずに読める”ミリメシ”エッセイである。

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書評<僕たちの終末>


太陽活動の異変により、人類滅亡の危機が間近にせまっている2050年代初頭。ネット上に「宇宙船を建造して太陽系外へ脱出しよう」なるプロジェクトが立ち上がる。いつでも自分がいるべき「ここではないどこか」を探す夢見がちな科学者と、人を裏切るのも裏切られるのも嫌いな現実的な女が出会い、プロジェクトは動き始める。


人類滅亡という危機が近未来にせまったとき、実際に太陽系外へ脱出するにはどのようなステップを踏むべきなのか?本書のテーマの1つはそこにある。組合を作って金を集め、企業にスペースシップの建造を委託し、スペースシップを建造するための資材輸送のために空港建設から始めて・・・と、”リアル”な宇宙船開発をシュミレートする。一番手近な恒星系に到達するだけでも数十年を要する宇宙船はどうあるべきかなどが、技術者の言葉を通して語られる。
本書のもう1つのテーマが人類社会の”理屈の合わなさ”だ。終末がそこまできているというのに、宇宙船建造に法律や国家間の駆け引きがのしかかり、技術的な壁だけでも大きいのに、なおかつ政治的・人道的な壁がのしかかる。主人公たちが宇宙船出発の直前になって”生き残ることよりも大切なもの”に対する感情を優先させるのに対し、生き残るために陰謀と裏切りを巡らせる者たちの対比。自分としてはどちらも”人間らしい感情”だと思う。

肝心なところを端折ったりして、やや逃げているところもあるが、著者独特の”青春SF小説”は健在である。

初版2008/05 角川春樹事務所/ハルキ文庫

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これも名曲です

ここのところ、巡回ブログに懐かしのアニメのOPおよびEDが紹介されているのだが、「これがないのは納得いかない」ということで、自分で探してみた。

蒼き流星SPTレイズナーの第2期ED「La Rose Rouge」。V-MAXとかやらかした後の締めの曲が壮大なラブ・バラード 。シビレます。

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陸自東千歳駐屯地記念行事に行ってきた

朝から小雨が降る不穏な天気、自分は遠征帰りの風邪引き状態と、あまりよろしくないコンディションですが、陸自の東千歳駐屯地記念行事に行ってきました。このために18ⅹの新しいデジカメを買った意地です。
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天気が悪いので、観客の出足は鈍いみたい。9:00に観閲式会場到着でも、なんとかはじっこで最前列確保。
観閲式はいつものようにおエライさんの挨拶から。先週の静岡ホビーショーでもお見かけした、”ヒゲの隊長”こと佐藤参議院議員も来賓挨拶。なんか視察する場所が偏ってね?
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んで、雨が降り出しませんように、と祈ってるうちに”車両400台パレード”がスタート。
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特に新しい車両とかはなかったのですが、特化連隊で観閲式に参加したのは99式自走榴弾砲のみになっていること、偵察隊に軽装甲機動車が配備されており、少しずつですが装備が新しくなっています。
その後、散水車が地面を湿らせた後(充分湿っていたので、早く始めろと回りのおじさんたちはブーイング)、模擬戦の開始。例によって市街地含めた敵陣地の奪回です。
例によってバイクなど偵察隊が敵情視察して・・・
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歩兵が96式装輪装甲車から下車し包囲。
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このね、”輸送車から降車するシーン”が大好きなんですよ、なぜか。これが撮れただけでも、震えながら3時間突っ立っていたかいがありました。
途中、戦闘中になぜか91式戦車橋が架橋したりもする。
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最後は各種車両が一斉突入。
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そして最後はこれも恒例、発炎筒の発射のサービスで終了。
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天候のせいでしょうか、ヘリの登場も新機軸もなく、短時間で終わった感じ。
ちょうど模擬戦の頃から雨がひどくなってきたので、展示車両を見ることもなく帰途につきました。

つまるところ、今回は新しいデジカメを試しに行ったわけですが、車両の動きにズームがついていけず、やっぱりプロはスゴイと感心。あと、ズームだと斜めになりやすいんですよね(オレだけかな)。あんまりいい写真が撮れなかったので、反省しつつ次回の行動計画を模索中。
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F-4K Completed

実はSHS2008の遠征前にほぼ作業終了していたフジミ1/72F-4KファントムⅡ、ちょこちょこっと弄って完成です。
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イギリス海軍はF-4JファントムⅡに改修を加えたF-4Kを、PhantomFG.1として採用し、先代<HMSアーク・ロイヤル>に搭載しました。F-4Kはエンジンをロールス・ロイスのターボファン・エンジンに換装し、エアインティークや胴体後部などが拡大されています。<HMSアーク・ロイヤル>退役後は空軍に移管、長く現役にとどまりました。
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キットはヤフオクにて落としたフジミ1/72の金型改修前の古いキット。改修後に比べて胴体後部の補助インティークドアの位置とドアパーツの合いがおかしいのと、ジェットノズルの再現度が低くなっています。補助インティーク近辺の修正を除けば、ストレートで組む分にはサクサクと進めます。
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塗装はイギリス海軍の892sqnを再現。上面C333EDSG/下面C316ホワイトのいわゆるペンギン塗装です。
今回の問題はデカール。事前の情報から、キット付属のデカールが”ヤバイ”ことは分かっていたので、シルバリング防止のために全体塗装後にクリアーを何度か吹きつけ、クレオスの新しい液体コンパウンドで磨いて塗装面を”ツルツルお肌”に仕上げました。それでも厚く固いデカールは容易になじまず、幾つかの場所が失敗状態です。
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いつもなら乾燥後に半ツヤクリアーコートですが、せっかく磨いたのでツヤありでクリアーコートがけ。デスクトップ風の仕上げにしてみました。
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傷もぐれの主翼、変にピカピカになったりと、今回もあんまり人に見せれるものにならなかったのですが、個人的には非常に勉強になった製作でした。EDSGをどう自分の思う色にすべきか?無理にサーフェサーを使わないこと。カタログ的な仕上がりにする方法へのヒント。幸いなことに来月、フジミからこの892sqnのシルバージュビリー機が再販されるようなので、今回の反省を生かして塗装してみることにします。

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第47回静岡ホビーショーに行ってきた その3

第47回静岡ホビーショーの個人的レポート、第3弾は気になった作品をアップ。メモりながら見てたわけではないので、製作者および敬称は一部以外、略させていただきます。
まずはわざわざ挨拶にきてくださった、H.U.Dのミラージュ軍団。
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コンセプトは昨年の展示と同じですが、個々ののミラージュはアニバーサリー機がずらりと追加されており、あいかわらず壮観。そのなかからミラージュ2000"NATO TIGER"をピックアップ。
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モデラーではない会社の同僚が来場したので、どうやって作ったり塗ったりしてるのか説明しながらブースを見てたのですが、自分の専門の現用機なのにどうやって塗装してるんだか、説明できないくらいスゴイっす。
次はイタレリの”仮想ステルス機”を中心に展示されていたブースより、SR-75”ペネトレーター”。
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冷戦がもっと続いていたら、こんなのが飛んでたんでしょうか。もう1つの未来、って感じですね。
次に度肝を抜かれたB-25H。
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B-25Hの最終生産機に、工場の勤務者たちが機体全面にサインを入れた状態を再現。もちろん、適当に書き込んでるんじゃなく、写真に忠実なんです。ウデと根性、両立できる人でないと無理な作品です。
さらに驚愕、スキーをはいたジェット戦闘機、YF-2Y1シーダート。
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アイテム選択は魅力的なので、幾多のモデラーを惑わせたマッハ2のキット(ストレート派にとっては、キットともいえないデキ)が、こんなにカッコ良く仕上がるんですよ!スゲー。
次に、本から切り取ったようなディオラマ。
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富山県警航空隊の山岳救助用の特別仕様機、アグスタA109K2が要救助者をピックアップする様子を再現。峠が連なる山脈を低空で作業する山岳救助の厳しさがよく伝わります。
次は、個人的に毎年楽しみな巨大建機のジオラマ。
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うーん、働くクルマって、なんでこんなに魅力的なんだろう。
その次はアイデア賞、といったところでしょうか。
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AWACSのロートドームに時計を設置。もちろん、E-3本体も手抜きなし。遊び心のセンスも抜群っすね。
その他、まだまだ紹介しきれない傑作が会場に濃縮されてました。
立ち止まることを知らないモデラーたちの、来年の作品にまた楽しみです。

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第47回静岡ホビーショーに行ってきた その2

第47回静岡ホビーショーの個人的レポート第2弾は、モデラーズクラブ合同作品展の方にいきます。
まずは我がBlogModelersおよびYDCCの合同展示ブース。アロハシャツの渋い男から爽やかな高校生まで、個性的なメンバーを反映するように(笑)、幅広い作品が集まりました。総合的なレポートはのろかめ特派員やYDCCのmagusさんはじめとして画像がアップされてるので、こちらでは主に現用ジェット機をメインに抜粋して紹介。
まずはワタクシ、ウイングバックの持ち込み分。
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アカデミーの新作コンビおよびファントム祭り参加のRF-4E。RF-4Eはベースを用意していただき、感謝です。
そんでもって、rocketeerさんのX-15A-2。
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1/72に詰まったこの密度。スゴイの一言であります。
次はみやっちさんのグレッグ仕様のA-10A。
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基礎工作や凸彫りから凹への変換もさることながら、この迷彩がフリーハンドですって奥さん!
さらにYDCC部長、magusさんの風間真仕様のF-5ファミリー。
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工作レベルは違えど手元にタイガーシャークを置いておきたくなり、モデラーズフリマでユニコーンのデカール買って帰ったほど、刺激を受けました。
さらにBAELさんのF-4EJ 306SQのダート・ターゲット機。
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退色表現と金属表現、ツヤの使い分けなど、情報が詰まりまくった逸品ですね。

その他、パワー溢れんばかりの作品ばかりで、毎年のことながらあの会場にいると体温が1℃ほど上がって、のぼせる寸前でした。BAELさんが懇親会でいわれた”旧知のメンバーに1年ぶりに会ったとは思えない”というあのすぐに繋がる感覚、初対面の方とは”アレを作ったのがこの人なのか!”と驚愕するあの感覚。それを来年も味わうべく、また1年精進します。
あの場で関わった、すべての方に感謝を込めて。

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第47回静岡ホビーショーに行ってきた

今年も行ってきました、第47回静岡ホビーショー。レポート第一弾として、まず企業ブースの極私的に気になった商品を紹介していきます。
例年なら、ラジコンブースに派手な衣装のオネーサンがいるのですが、今回は目につかなかったです(笑)。派手な展示物としては、ミニカーメーカー、EBRROのブースに鎮座してあるGTシリーズに参戦しているGT-Rや
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KYOSYOのブースのデュアリスくんぐらいですかね。

んでもって新商品。自分のメイン分野、現用ジェット機はもはや主役が東アジアのメーカーに移った感すらあり、諸般の事情でそれらのメーカーの出展がないとなると、もはやデカール替えぐらいしか話題なし。
ここ2カ月で必ず買わなきゃなんないのはハセガワ1/72のF-4J”フェリス・カモフラージュ”ぐらいっすかね。

アニメ関係はバンダイからマクロスF登場のVF-25が1/72の完全変形で発売されるとのことだが、例によって撮影禁止。アニメ本編を見る限りはさほど複雑な変形はしていないので、プロポーションに無理をかけず変形機構が実現できそう。今クールのアニメ、映像的にはマクロスFが圧倒しているわけだが、それはやっぱりバンダイがプラモその他の販促のために金出してるから、なんだろうなあ。
後、押井カントクの8月公開の新作「スカイ・クロラ」に関連する立体モノが主役の戦闘機<散香>をはじめとして、いくつかのメーカーにまたがって展示。
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えー、散香を展示してたメーカーがいっぱいあったので、どこのメーカーか覚えてないっす(笑)。まあそれだけ、注目されてるってことですかね。
後、アニメというかマンガ関係から、マニアックなフィギュアがアオシマから。
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「釣りキチ三平」から魚神さん。もちろん、三平フィギュアも一緒にならんでいましたが、注目はこっちが上。

エアガン関係では東京マルイから2点、取り上げます。
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M4の超ショートヴァージョン、P.M.Cと、ガバメントのSOF用のカスタム、M.E.Uピストル。M.E.Uピストルに関しては、ノバック社の正式承認があるサイトを装着。どちらもSOFあるいは民間軍事請負会社で多用されている小火器ということで、ガンはやっぱり実物の流行を反映してますね。

企業ブースで写真撮ったのはこれだけ。年々、ホビーショーの方はどうでもよくなってるな(笑)。
というわけで、次回は本番、モデラーズクラブ合同作品展で気になったものをアップします。

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書評<葡萄酒か、さもなくば銃弾を>

9.11同時多発テロの中継で一躍有名になった著者が、アメリカの国際問題研究所という外交の研究センターで培った人脈を中心に、外交官や政治家の外交的一面を2~3ページずつで紹介するエッセイをまとめたもの。今をときめく民主党大統領選候補のヒラリーやオバマ、麻生太郎から福田首相など誰もが知る政治家から、我々があまり一般に知ることのない外交官たちまでを通して、外交とは何かを探っていく。


子供のころは、日本というシステム、アメリカというシステム、冷戦関係というシステムは”不変”だと思っていた。だが、大人になってニュースを見ると思うのはつくづく”国際関係”も、人間が作る常に可変するものだったということを知る。外交官や政治家の信念、名誉欲、情報に関する感度など、国際関係の現場の人間の個性により、それが動いていく。儀礼的な外交とは、お互いを探り合う生々しいものだということが、本書に登場する人々のエピソードを読むと感じる。
人物に関するエッセイなのでしょうがないが、もうちょっと突っ込んでほしいところが一点。すべてのエッセイを通して貫かれる「日米同盟の重要さ」ということと、「アメリカの神通力が落ちている」ということをどうバランスさせるか?そこらへんを示唆して欲しいなあ。

初版2008/05    講談社/ソフトカバー

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書評<人類の消えた世界>

一瞬にして、まではいかなくても、短期間で人類のみが地球上からいなくなってしまったら、地球にどんなことが起こるのか?地上には摩天楼が聳え立ち、地下にはトンネルが縦横に走るニューヨークのような大都市。人類の増加を支えてきた耕作地。現代文明を支えるコンビナート。影響が消え去るのに地質年代的な時間を要する放射性物質や化学物質。人類が開拓してきた土地はその手を離れるといかなることが起こるかをシミュレートする。

久々に読むのが止まらないノンフィクションだ。著者が世界中の様々な場所の専門家への綿密な取材を通して、人類がいかに地球の動植物相を変えてきたか、そして突然その手を止めたら、人類文明の象徴である様々な施設にどのようなことが起こるかを思考する。堅牢に見える巨大建築物はメンテナンスの手が止まればたちまち崩壊の危機に瀕し、肥料散布がないとやっていけそうにない耕作地はあっという間に自然に戻ろうとする。逆に、化学物質は紫外線などに影響を受けながらも、長い時間をかけてその痕跡をとどめる。どちらも、すでに現実に起きている事例だ。
著者はこのシミュレートを通して、結論を声高に訴えているのではない。自分としての捉え方はこうだ。人類は生誕の地であるアフリカから旅立って以降、様々なものを破壊し続けている。なのでとても脆そうに見える自然だが、その回復力や適応力は想像するよりはるかに高い。むしろ、脆弱なのは我々の文明の方だ。なので、人類が長きに渡って繁栄するために、何かを始めたり、やめたりするのに遅すぎることはない、と。
読む人によって結論は様々だろうが、とにかく本書に書かれている知識を知るだけでも、身近な建物や道路、田畑に対する見方が変わる一冊だ。

初版2008/05 早川書房/ハードカバー

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F-4K Day4th

仕事でちょっと不快なことがあったのですが、そのささくれた気分を解消するためにも、F-4Kの集中工事。
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全体塗装の後、あらかじめ仕上げていた部品を接着。
全体塗装は①ブラックを機首レドームおよびシッポのシルバー部分の下地として塗装。②フラットブラックをコクピットあたりとパネルラインの強調用に塗装。③シッポの焼鉄色、シルバーを塗装。④下面C316ホワイトを塗装。⑤機体上面をC333EDSGで塗装、の順番でマスキングしながらエアブラシで吹いています。
ところが、EDSGのツヤがなんだか足りない。塗装し始め当初はやるつもりのなかったのですが、クリアー掛けした後、クレオスの新しい液体コンパウンド<細目>で全体を磨いてやります。去年、カーモデルに挑戦して以来の磨き。これで水洗いしてもすぐに水をはじくツルツルお肌に(笑)。磨きはデカールの質が悪いことを踏まえ、シルバリングを防ぐためもあります。
けど、これやると下地処理がモロに出るのを忘れてました。右翼側のサフ吹きにやや失敗して、1000番で磨き直していたのですが、傷もぐれなのが露わに。やるなら組み始めから方針を決めてやる。また反省ですね。

追記;パイロンまで取り付けた後に、主翼下面に大きな機番があったことに気づいた。泣く泣くパキっと外すハメに。何やってんだか。

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F-4K Day3rd

連休明け、なぜか仕事が貯まってなかったりするのは、飛び石連休だったから、なんだろうな。本社ではイロエロトラブっているようだが、ここは流刑地。喧騒には関係なく早く帰ってF-4Kをちょこちょこと弄る。
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エアインティーク部品を接着して胴体部分をサンディングしたり、サイドワインダーとスパローのラインを塗装したり、垂直尾翼を塗装してシルバーとのバランスを見たり、とりとめのない作業。ストレートに作る分には、サクサク進んで、精神衛生上、ヒジョーにいいキットです。
前回、可変ランプ部分を組む前の塗装でちょっと疑問符がつく色合いだと思ったEDSG(エクストラダークシーグレー)は、シルバーの対比させるとなんかこのままでいい感じに。このまま、週末に全体塗装に突入しましょうかね。

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F-16C-Block50 Completed

アカデミー1/72ロッキード・マーチンF-16Cヴァイパー・ギリシャ空軍仕様、完成しました。
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アメリカ空軍の軽量戦闘機計画から生まれたF-16は、今や20を超える国の空軍に採用され、F-4ファントムⅡを凌ぐインターナショナル・ファイターとなりました。
ギリシャ空軍はトルコとの伝統的な対立から、日本人からすると意外なほど空軍力を充実させており、F-16を数次に渡って購入、現在も最新のBlock52を調達中です。
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アカデミーのキットはF-18に続く新商品。並行輸入品を通販で購入したのですが、正規輸入もそろそろでしょう。価格はクレオス正価で\2500ぐらいでしょうか。モールドは凹彫りとリベットを併用した精密なもので、武装もAGM-88とJDAMを中心に各種ポッドなども揃っており、自分としては値段なりの価値があると判断します。IFFアンテナとバルカン砲口あたりにややすき間ができますが、それ以外は尾翼の下半角などもピタリと決まります。
基本的にはアメリカ空軍仕様のF-16CG/CJのキットですが、輸出仕様の長い垂直尾翼基部、ウインドシールド前のIFFアンテナも数種がパーツ化されており、ダブルシーター以外のバリエーション展開は想定済みなのでしょう。今回はそのドラッグシュートが収容された垂直尾翼基部とECMフェアリングのパーツを使ってギリシャ空軍111sqのSEAD(対空防御網制圧)仕様にしています。
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塗装はブルー系がC73エアクラフトグレー+C74エアスペオリティブルー、他の2色のグレーがC324ビン生および、C334バーリーグレー+C317グレー+C336ヘンプの混色になってます。デカールはイカロスデカールより。F-16Nの塗装指示をもとに、実機写真を参考に調色しましたが、ブルーが強過ぎたかなとも感じます。なにせ実機写真はどれを見ても薄汚れているので、どうも分かりにくいです。。ギリシャ人よ、もっと機体を洗浄しろ!
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せっかくのモールドをサフの吹き過ぎで甘くしてしまったり、ウェザリングで少し迷いが出て中途半端な仕上がりとなってしまったりしたので、作る人が作ればもっと精密な仕上がりが期待できるキットです。
こちらもおそらく静岡に持っていくので、甘ーい目線で見てやってください。

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F-4K Day2nd

フジミの1/72ファントムFG.1、小物など切り出して、エアブラシ。
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前脚柱は二段オレオを伸長させたファントムFG.1独特のスタイルをとれるパーツも付属していて、ちょっと魅かれたのですが、フラップダウンとかモロモロなくて機首だけ上げてもねえ、ということで却下。胴体に可変ランプハメ込む前の塗装はクレオスC333ダークシーグレー。こう見ると、ハセガワ1/72キットで可変ランプが別体になっているのは、モデラーに楽させてくれてます。
うーん、しかし、ダークシーグレーってこんな色だったけな?もう少し青味が強いような気もするのだが。イギリス機のグレーはホント、難しいっす。

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F-4K Day1st

静岡に向けての完成品はメドがついたので、次はドイツレベルの1/72ラプたんのパッケージを開けたいところですが、中途半端で遠征をしたくない。さりとて連休はハッキリ言ってヒマなので(笑)、ストレートで短期間で作れそうなキットで場を繋ぎましょう。
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フジミの1/72ファントムFG.1。かなり古い出物をヤフオクで落としたもので、ときどき再版される現在のキットとは似て非なるもの。金型改修とかあったようですが、ちょうどこのキットの発売時期にプラモから離れていたので、そのへんの事情はよく知りません。どなたかご教授を。
さっそく胴体を組んでみます。モールドは凹彫りですがリベット表現はなくあっさりしたもの。胴体や主翼に大きな問題はありませんが、補助インティークはまったく合わず、このへんが問題だったんですかね?無理にはめ込んで、パテ埋めしてます。
あと、問題になりそうなのはデカール。まだコクピットの計器盤に使っただけですが、黄ばみはないものの硬くて厚ぼったい。KWATさんの過去記事を見てもヒジョーに厳しいようなので、ワタクシもデカールフィット買ってきましょうかね。

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CF-18A Completed

ボーイングCF-18Aホーネット”カナダ国防軍75周年記念塗装機”、完成しました。
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カナダ国防軍(カナダ軍は組織上、単一の統合軍となっている)は海外のホーネット・ユーザーの中でも最初期にCF-188AとしてF/A-18を導入しました。当初はCF-188Aと呼称されていましたが、軍の公式HPにも現在はCF-18Aと表記されています。
本機は1999年に国防軍75周年を記念して塗装されたもので、数あるアニバーサリー機の中でも秀逸なセンスです。
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アカデミーの1/72のF/A-18C新キットを小改造してCF-18Aを再現。キットはアメリカ海軍の最新版を再現しているので、①ウインドシールド前のIFFアンテナや機首側面の余分なフェアリングを削り、②ID用のスポットライト用の穴を開けてクリアーパーツを接着、③アンテナ類はC型の傾斜角がついたものではなく、角度のないものを選択してA型に戻します。クリアーパーツもアンテナもキットに付属しているので、待てばいずれはレガシー・ホーネット全種が発売されるのではないかと。あと、背中にアンテナフェアリングパーツ用の穴が開いているので、それも埋めます。
本当はLoneStar謹製のフラップダウンウイングに交換するつもりだったのですが、塗装が非常にやっかいそうなので主翼交換は次回に持ち越します。
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デカールはハセガワの限定モデルのものを使用。インディブルー以外はデカールで済ませるつもりだったのですが、大面積のものはまったく合わないため、主翼とスタビレーターのライトブルー部分も結局塗装。おそらく、アカデミーのホーネットはハセガワのホーネットより、10%ぐらいは主翼面積が広いのではないかと。両方のブルーともデカール併用のため、デカールに合わせて調色しています。
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今回は静岡持ち込み候補機ということで、ずっと温存していたキットのデカールをコンバートして最新キットに使うという、贅沢モデリング。自分としては、あんまり得意でない調色がキマッタだけで満足です(笑)。
そろそろ荷づくりも始めましょうかね。

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書評<スプライトシュピーゲルIV テンペスト>


国連都市、ウィーンにて開かれる国際法廷。裁かれるのはアフリカのダルフール地方の虐殺の首謀者であり、世界の要人がその証人として法廷に集まる。その証人を護衛するためにMSSの要撃小隊が派遣される。
一方、ウィーンの国際空港では、テロリストによるハイジャックが発生した直後、中国空軍の戦闘機が亡命を求めて着陸し、大混乱に陥る。MPBの要撃小隊は、テロリストと戦闘機のパイロットの防衛を阻もうとする中国人のエージェントの迎撃を命じられる。
別個と思われた2つの事件は、やがて繋がりを見せ始める。

シェアワールドした2つの物語が別レーベルから描かれる物語の第4弾。そのアクションのテンションの高さは相変わらずであり、もうストーリーに引き込まれっぱなしである。未来の物語でありながら、可能な限り現在の国際情勢を反映させた設定は、ストーリーを重厚にする。


ややネタバレになるが、今回のストーリーで印象に残るのは、それぞれの小隊長に同行し、それぞれの少女の成長に深く関わるFBIとCIAの男。昨今の日本のこの手のフィクションでは、アメリカは「世界の悪事の裏に必ず関わる、自国の利益だけを優先させるエゴイスト国家」として描かれることが多く、このシリーズにおいても前作まではそんな感じだった。だが、今回の2作に登場するアメリカのエージェントは、アメリカの掲げる理想を信じ、自らの使命とやるべきことのために命を張るプロフェッショナルとして描かれる。その境遇ゆえ、ときに挫折しそうになる少女たちに”前に進む”ことを強烈に促す。自分にとっての正義と大義がブレない彼らの理想と意志は、先に述べた国家のエゴと表裏一体だ。著者が本シリーズで描こうとする世界は深い。今後も注目である。

初版2008/04 富士見ファンタジア文庫/角川スニーカー文庫

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