陸自旭川駐屯地記念行事に行ってきた
YOSAKOI?なんだそれ?ということで市内の行事にまったく関わりを持ちたくないので、陸自旭川駐屯地記念行事に行ってきた。
旭川駐屯地に来たのははじめて。8:30開門のところ、9:00過ぎに到着。駐車場はすでに満杯に近く、ふれあい広場は活気に溢れている。さすがに市内の一等地に駐屯しているだけあります。
隊員の方々も気合いが入ってます。
こんな風に写真係の方がいたり、それぞれの展示品のそばの隊員さんは「説明係」の札をつけています。フレンドリーさはそこらのアミューズメント施設よりレベルが高い。
旭川駐屯地は第2師団の根拠地。第2師団は”総合近代化師団”として、FADSやDADSといった部隊間の情報・認識共有システムの実験部隊となっています。なので戦闘車両よりむしろコイツが主役でしょう。
師団指揮システムの指令所。中には入れましたが撮影は禁止。しかし、中はガランとして3面のプロジェクターがあるのみ。なぜ車載の指揮所を90°回転させなきゃなんないのかはナゾ。
システムはこういう風に構成されるそうです。
そんでもって陸自のクーラーボックスなど見た後、
観閲式および訓練展示会場へ。同じ北部方面隊でも、師団が変われば観閲式も変わるもので
小型トラックではなく82式指揮通信車で観閲。
次に観閲行進。第2師団は”総合近代化師団”のはずですが、
どっこい、旧小型トラックもしっかり生き残ってます。
そして最後は訓練展示。偵察→→援護射撃→交戦→制圧の順序は変わりませんが、場所が狭いせいか、各個の状況を分けて実施。この方がかえってシロウトさんは分かりやすいかもね。
まず、HU-1からリペリングして偵察隊員を送り込む。
本隊が突入する前に、対空部隊が敵ヘリを露払い。
そして自走榴弾砲による援護射撃。
旭川駐屯地、となりは野球場があったりするんですが、バンバン空砲鳴らします。市民の理解あってこそですね。
そして74式戦車が突入。
投光器装備した74式って、なんか久しぶりに見たような気がするなあ。
そして最後は歩兵で敵陣地制圧。
千歳や恵庭の駐屯地と違って、車両や人への距離が近いので、また違った迫力。
この後にヘリの試乗などあったのですが、自分はこれにて帰宅。旭川駐屯地記念行事はヘリ部隊から普通科まで諸兵科連合(コンバインド・アーミー)をすべて網羅した上、フレンドリーなお得な感じのするお祭り。有意義な休日でした。
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Comments
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超亀レス、すいません。
私も、旭川に行きたかったな~。
でも、こうやってウイングバックさんの詳細で分りやすい解説付きで楽しませてもらっていますので、フラストレーションも解消されます。
これからも宜しくお願いします。
Posted by: Hood | 2008.06.13 21:12
>Hoodさん
旭川、期待より面白い基地祭でした。
なんというか、基地が北にあるほどフレンドリーになっていくというか、地元密着になっていくというか。
こちらこそ、海の方のレポートを楽しみにしてますよー。
Posted by: ウイングバック | 2008.06.14 17:00