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2008.09.20

F-15C Completed

ハセガワ1/72ボーイングF-15Cイーグル"KadenaZZ"、完成しました。
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F-15Cは1970年代にアメリカ空軍に配備の始まった制空戦闘機です。いまだ実戦では撃墜されたことがない、”最強の戦闘機”ですが、機体フレームの老巧化に伴う空中分解事故の発生など、確実に年月が過ぎていることを感じさせます。
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ハセガワの1/72は特別デカールの入った限定版キット。基本的にはスジ彫りの良キットですが、機首部分と主胴体部分の接着など段差ができるなど、それなりに手強いキットです。それと、毎度のことながら主翼と胴体の継ぎ目消しがうっすらと残してしまいました。このへん、アカデミーからF-15Kあたりが出るなら、分割を改善してほしいものです。
その接着線消しのためのサンディングからスジ彫りを復活させるため、今回は新兵器のスジボリ堂の0.15mmタガネで使用。切れ味が良すぎてスジ彫りを深くしてしまい、スミ入れ時にスミが入り過ぎるミス。最近、エッジが甘くなるのを嫌ってサーフェサーを使ってなかったんですが、こういうときは使うべきですね。
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塗装は嘉手納基地に配備されている44thFSを再現。空自のF-15Jよりかなりダークなカウンターシェイドです。ハセガワの塗装指示は濃いグレーがC307(80%)+C305(20%)、淡いグレーがC308(70%)+C317(30%)となっていますが、実際は濃いグレーはもう少しブルー感が強いのかと。実機写真ではかなり塗り分けがハッキリしているので、型紙を貼って塗り分けています。
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キットのエグゾーストノズルは非常に組みづらい上にモールドが甘いので、アイリスのアフターパーツを使用。やはりモールドのできが違いますね。千歳で見た実機を参照し、ノズルはクレオスのスーパーアイアン+ブラック、後部胴体はメッキシルバーを吹きましたが、ピカピカ過ぎたため、フラットを少し吹いて落ち着かせています。
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実は今回、最後の仕上げにクレオスのスーパークリアー(つや消し)を吹いたのですが、どうにも違和感があったので、クリアーを吹き直して半ツヤぐらいにしています。HME2008でつや消しした完成品を見てマネしようと思ったのですが、何が違うのか、どうも違和感がある。ツヤをどうするか、基本的なことですが、難しいっすね。

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Comments

 完成オメ!ってか、このハセガワのF-15を2週間で作っちゃうってどんだけー!的ですよ。(゚〇゚;)

 どうも米軍のイーグルは食指が動かないんですが(でもこの“ZZ”は持ってます)、今度ハセガワから出るANGのデカール替えはちょっと惹かれます。特にハワイのやつとか。

>KWATさん
早い代わりに、ちょいと粗いデキになってしまったのですが、撮影ブースによってごまかされてますね(笑)。

ハセガワの新商品ですが、情報によるとE-2Cが新金型で出るとか。主翼折りたたみのコンパチにならないかな。

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