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2008.10.18

F-22A Completed

ドイツレベル1/72ロッキード・マーチンF-22Aラプター、完成しました。
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冷戦華やかしころ、東西ドイツ国境付近で通常戦力が衝突する状況を想定。その際、東ドイツ上空でソ連空軍の攻撃機が編隊を組むために集結する”ゴリラ・パッケージ”なる空域に突入し、制空戦闘を行う戦闘機を開発するATF計画として、F-22Aの開発はスタートしました。そのために、高いステルス性、超音速巡航、優れたFCSなどを兼ね備える画期的なブレークスルーを果たして登場したF-22Aは、真の第五世代戦闘機として、他の現用機を圧倒する性能を誇っています。
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開発期間が長かったため、イタレリはじめとして試作型は多く発売されてきましたが、ドイツレベルの1/72キットは待望の量産型のモデル化。複雑なエアインティークやウェポンベイがしっかり再現されています。
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そのキットをほぼストレートで組み立て。ヒラメのような機体の見せ所はウェポンベイ、ということでビニールパイプを通して配管を再現しています。ですが、AMRAAMを搭載するとさほど目立ちませんね(泣)。ウェポンベイ付近は突き出しピン跡が目立つという指摘がありましたが、むしろベイ・ドアのヒケの方が問題。ワタシはスルーしていますが、ここは平面を出すべきかと。
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塗装はアラスカはエルメンドルフの90FSを選択。翼の前縁がエアクラフトグレー、レドームとエアインティークのエッジがクレオスC308。メインの迷彩は妙にギラギラするグレーを再現するために、クレオスのH306とH317に目分量で10%ほどシルバーを混合してエアブラシしています。個人的好みで成功とさせていただきます。
エグゾースト付近はクレオススーパーメタリックのステンレスとアイアンで塗り分け。
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おそらく、1/72ではこれ以上ないキットですが、塗装図にはあってパーツにはないパネルラインが多少あるので、それを彫れば多少はオモチャっぽさが抜けるのではないでしょうか。
さて、次は来年のお祭りに向けて40年ほど時間を遡りましょうかね。

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Comments

完成おめでとうございます。

かっこいいなあ。
フルカバードというのでしょうか、ミサイルすらベイに搭載するステルス機で、
当然、ステルスデザインですから面構成も相似的で変化は薄いはずなのに…

なんというか、形で見るとぐっとくる飛行機です。

試作機より量産機のほうがかっこいいのかもしれませんが

>Mach0.9さん
ありがとうございます。
パーツでみるとエライあっさりした形なんですが、塗ってウェザリングすると生命が入ってきますね。写真で見るより立体が魅力的な機体であることは間違いありません。

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