A-1H Completed
来年のHME2009のテーマ”60年代”に向けた1号機、ハセガワ1/72A-1Hスカイレーダー、完成しました。
A-1Hは第2次大戦時、当時の艦攻および艦爆を機種統一できないかとのアメリカ海軍の要求に、ダグラス社の天才、ハイネマンが応えて設計されたものです。結局、第2次大戦には間に合わなかったのですが、ジェット戦闘機が主役となった朝鮮戦争、ベトナム戦争航空戦でも活躍しました。
アメリカ空軍はその優秀な性能に目を付け、海軍より近接支援攻撃機として引き渡しを受けました。RESCAP(戦闘救難)支援など、危険な任務に就きました。
キットはハセガワ1/72限定版をストレート組み。1990年前後のキットで、あっさりスジ彫りのいわゆるハセガワスタンダード。主翼と胴体パーツの合いが少々甘いだけで、後はあっさり完成できます。武装はハセガワの武器セットよりMk.117をチョイスしています。
塗装はSEA迷彩の第1特殊戦飛行隊仕様。迷彩はすべてエアブラシのフリーハンド。グリーンはクレオスの特色をビン生で、ブラウンのみイエローを加えて退職感を強調しています。機首に”BLOOD SWEAT&TEARS”と記入され、当時の雰囲気を伝えています。
プロペラがついた飛行機を作るのは久しぶりですが、大きな機首、太い胴体は迫力があります。この時代のヒコーキはやっぱ味があります。なのでSEA迷彩をもう一発、いきましょう。
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