F-4E Completed
ハセガワ1/72F-4EファントムⅡ、完成しました。
初飛行から50年を経てもなお各国で現役にとどまるF-4ファントムⅡですが、本家のアメリカ空軍でも改良を重ねながら長く使用されました。各種電子機器を中心にアップデートが続けられ、無人ドローンに転用されるものを除き、州空軍で寿命をまっとうしました。
キットはハセガワ1/72をほぼストレート組み。ピトー管とシートベルトをファインモールド製にする、いつものパターンです。キャノピーが改良された以後の初期ロットのキットから、デカールなどそのまま使用しています。
塗装はニュージャージー州空軍108TFW141TFSのヨーロピアンⅠ、チャコ・リザード迷彩を再現。タイガーヘッドが記入されている有名な機体です。クレオスのC301・C302・C303をフリーハンドで吹いています。ウォッシングをエナメルのニュートラルグレー+ブラウンで実施し、半ツヤくらいの渋い仕上がりを目指しましたが、デカールを密着させるのに添加剤を派手に使い、ミョーにテカってしまったので、結局クリアーでオーバーコートし、ツヤありで表面を整えています。ウェポンは武器セットからAGM-65マーべリックをチョイスしています。
80年代初頭、ファントムを含む対地攻撃を主任務とする機種はSEA迷彩から、ヨーロッパの深い森に合わせた迷彩であるヨーロピアンⅠに塗り替えられます。その後さらに、グレーのカウンターシェイドに切り替えられます。ここらへんが、アメリカ空軍が想定する戦場を変更し、さらに戦術を低空侵攻から、高度を取っての航空攻撃に変更する(”上”から見る迷彩ではなく、”空中に溶け込む迷彩への変更)流れが感じられます。そんなことを考えながらプラモ作るのも、また楽しいものです。
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