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書評<オバマ・ショック>

ブッシュ・ジュニアの政権下で、アメリカはどのように変容し、黒人初の大統領を生み出すことにいたったのか?アメリカ在住のコラムニストである町田氏と、アメリカが専門の大学教授である越智氏が対談形式で解説する。短時間ででアメリカ社会の現状と、それがどのような歴史のもとに成り立つのかを知ることができる。特に町田氏はアメリカ在住のため、サブプライム・ローン破たんというものが、アメリカの庶民のどのような意識のもとに生まれたのかなど、”現場レベルでのアメリカ”を垣間見れる。

本書を読んで、個人的に思うこと。
町田氏をはじめとして、日本人にもブッシュ・ジュニアをクサし、オバマ大統領には過剰な期待をする人が目立つ。でも、どうなんだろうね?アメリカが果たしてChangeするのか?白人にも黒人にも期待されてるなら、それはあらゆる層の支持を一気に失う可能性もある。金融経済の国としてのアメリカが破たんしたとして、環境ビジネスなんかでホントに数十万単位の雇用なんかつくれる?イラク戦争は”ブッシュの戦争”ではなく”チェイニーとラムズフェルドの戦争”だったけど、、それが変わって外交と戦争の意思統一がはかれるようになる?アメリカの国家機関は9.11以後膨張する一方、それぞれに思惑を持ち、軍は軍で調達部門はじめ、どうもグダグダだ。
アメリカの大統領の権限は強いけど、決して独裁ができるわけではない。オバマ氏が再選されるかどうか?4年後が本当の現代史の分かれ目だろう。

初版2009/01 集英社/集英社新書

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