F-4EJ Day4th
週末は岩手で会議の予定だったんですが、大雪で新千歳空港一時閉鎖のため、仙台へのフライトがキャンセルされ出席中止。キャンセル待ちに並ぶマナーの悪い大人を見て、「八つ当たり、カッコワルイ」と思う今日この頃。
そんなわけで会社の事務所を自主雪はねした後、F-4EJの全体塗装。年度末に引退する三沢の青ファントムでいきます。青ファントムは意外とパターンが細かいのと、同系統のカラーの迷彩は境い目がハッキリしている方がいいと思っているので、型紙を使います。
意外と説明書を拡大コピーした型紙についてコメントしてくれる方が多いため、作業手順をアップしてみます。
自分の場合はレドーム、エビのしっぽを先にエアブラシしてマスキングした後に全体塗装。
まずは全体を淡い方のブルー(C72ミディアムブルー+ブルー各種混色)を全体に塗装、塗装図を拡大コピーしたものを貼りつけていきます。
ハセガワの最近の塗装図は親切に「側面(75%)・上下面(55%)に縮小しています」とか注釈があるので、それに合わせて拡大コピーしています。ボカシを出すため、両面テープでこよりを作って、少し浮かせて貼り付けてます。両面テープはかなりの確率で塗装を持っていかれるので、手の脂で接着力をかなり落とします。かといって、マスキングテープあたりでこよりをつくると、今度は接着力が弱過ぎるんだよなあ。それと、ファントムは複雑な曲線のため、側面は2枚コピーを用意して貼り合わせています。それでもって濃い方のブルー(C14ネービーブルー+ブルー各種混色)を吹きます。
どんなに気をつけても、上の写真の吹きこぼしが出るのでエアブラシでタッチアップ。ヘタクソな自分はあっちを吹き直すとこんどはこっちが、みたいなことがあるので、エアブラシをコンプレッサーに2本繋いで、交互に吹き直します。
一応、これで全体塗装は終了。
それにしても、このブルーは難しい。ハセガワの指示はC72とC14のビン生だけど、確実に違う気がするので手持ちのブルーを加えて混色。淡いブルーは鮮やかにするためコバルトブルー、濃いブルーは暗さを出すためエクストラダークシーグレーを添加。淡いブルーを全体に吹いた段階ではまだ鮮やかさが足りなかったかと思ったけど、濃いブルーを重ねるとコンストラストのせいか、許せる範囲に落ち着く。キリがないので、このへんにしときます。
あと少しだけど、次の週末も仕事なんだよなあ。またキャンセルにならないかな(笑)。
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Comments
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や、だもです。着実に進んでますね。ワタシも早くF-2や青ファントムをやりたいなぁ。
>>ハセガワの指示はC72とC14のビン生だけど、確実に違う気がするので
誰に聞いたか忘れたんですが(ソースとして信頼できる人だったのは確か)、これ実は合ってるんだそうです。それだけあの色味は周囲に影響されやすいということなんでせうかね。
Posted by: KWAT | 2009.02.24 10:51
>KWATさん
ホントにこの自衛隊のブルーの迷彩(なんて呼称してるんだろう?)は難しい。写真によっては、ツヤまで違いますよね。これだけイメージが固まらない迷彩も珍しいです。
Posted by: ウイングバック | 2009.02.25 09:07