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2009.02.13

F-4G Completed

ファントムⅡが好きなモデラーさんなら分かってくれると思うんですが、ファントムⅡを1機作ると中毒になって、連作せざるをえなくなってくるんです(笑)。なので、F-4Eに続いて、ハセガワ1/72F-4Gを作ってました。
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様々な航空攻撃任務のなかで、もっとも危険なのがSEAD(対空防御網制圧)でしょう。通常の戦闘爆撃機より高度なRHAWS(レーダー警報装置)と搭載し、その任務にあたる専用機をアメリカ空軍ではワイルド・ウィーゼル(野生のイタチ)と呼称しています。F-4Gはいわゆるワイルド・ウィーゼルⅤ、5代目にあたります。F-4E後期型(前縁スラット装備)の20mmバルカン砲を下ろしてAN/APR-47 ELSを搭載。その電子機器の価格は機体価格のゆうに数倍するといわれています。
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ハセガワ1/72のキットを、F-4Eと同じくMMDのメンバーから譲っていただいたものをストレート組み。AGM-88 HARMはアカデミーの1/72のキットからランチャーごと流用しています。中毒症状のため(笑)、接着剤の乾燥時間が短く、一部に接着ヤセが出てしまったのは激しく後悔。みなさん、流し込み系接着剤を使用の際には乾燥時間を十分に取りましょう。
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塗装は最後期のカウンター・シェイドを選択。クレオスH307の上から、フリーハンドでH305を吹いています。機種近辺はマスキングテープをカットして塗装。湾岸戦争時を意識して、スミ入れおよびシャドーをきつめに入れています。
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代々のワイルド・ウィーゼル機は独特の雰囲気がありますが、現在のSEADにあたるF-16CGはHTSポッドを搭載しているのみです。基本的な電子機器の能力向上や、脅威の低下など要因はあるのでしょうが、いずれワイルドウィーゼルの名を継ぐ魔改造機が現れてほしいものです。

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Comments

お久しぶりですm(__)m

完成おめでとうございます。
1/48だと言われても信じてしまいそうな、実に美しい仕上がり、感動しました。
G型は湾岸戦争のときの印象が強いせいか、一度作ってみたいのですが
なぜか今まで手を出したことがありません。
そのうち、湾岸仕様で挑戦してみたいと思います。
お疲れ様でした。

>BAELさん
ありがとうございます。
F-4G、大好きだったのですが、4年前に模型復帰した時にはすでに1/72の在庫はなく、ようやく作れた次第です。
そんな思い入れが作品に少しでも現われていたら幸いです。
BAELさんも大物続きでたいへんそうですが、ファントムも見たいです。

亀レスですみません。完成、おめでとうございます!
F-4Gって、なかなか完成品みたことないので、新鮮です。
ロングノーズは、凶悪そうでカッコいいですね。カラーリングも強そうな感じを醸し出しています。
丁寧な工作と塗装、勉強になります。
怒涛の快進撃、次回作も期待しています。

>Kazuさん
ありがとうございます。
ウェザリングをきつめに入れたので、直前に完成のF-4Eに比べて迫力がありますね。
丁寧さは最近、一番心がけてることなので、意図が伝われば幸いです。

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