中華民国に行ってきた
名目は研修、実態は観光旅行で中華民国に行ってきました。
ミリオタは御承知のとおり、台湾は国民党の蒋介石が流れ着いた地。様々な思惑から日本も中華民国を国家と認めておらず、出入国カードにも「入国」ではなく「入境」とあり、国際情勢の複雑さを感じさせます。
台北市が主な滞在先だったわけですが、日本車が走っていて、高層ビルが立ち並んでいて、都市高速もあって・・・とごく当り前なアジアの先進国で異国情緒はあまり感じられず。滞在中、ずっと曇天だったこともあって気温もさほど高くなくごくフツーに過ごせました。
滞在中は
故宮博物院に行ったり、
小龍包を食べたりと、ごくフツーに観光旅行。
印象に残ったのは巨大建築2つ。
まずは今のところ世界一の高層ビル、台北101。
低い雲のせいもあって、まさにバベルの塔。
そして国父・蒋介石を偲ぶ中正記念堂。
中には巨大な蒋介石がドーンと着座。
さぞかし神格化されているのかと思ったが、同行の現地人ガイドさんはこの場所が嫌いとか。学生のときのサッカー部時代、周辺を走り(約4km)、89段の階段を昇るのがランニングコースだったのがトラウマだそうだ。ま、ガイドさんの持ちネタの1つなんだろうけど、子供のランニングコースにするくらいだからそんなに荘厳な場所でもない、ってことなんだろうな。
ホントはこの後、市内にビル1軒まるごとホビーショップみたいな場所に行きたかったのですが時間なし。とはいえ一般的な旅行記だけじゃこのブログらしくないので、書店で買ってきた当地の軍事雑誌を紹介。
2冊ともいわば<軍事研究>みたいな雰囲気。中味もかぶってます。
IDFこと経国戦闘機、初飛行20周年だそうですよ奥さん。
アメリカに公然と反抗する国、ベネズエラが関係が悪化する前に購入したF-16Aの技術が中共に流失したとされるウワサを心配したり、
中共の原潜戦力が着々と強化され、S-LOC(海上交通路)が脅かされるのを心配したり。軍事的なプレッシャーが桁違いなのをヒシヒシと感じます。それなのに若い日本人ときたら、台湾が国かどうかも知らずに・・・おっと、オジーチャンみたいなグチになっちゃいましたね。ま、観光客が行きそうなところは片言の日本語が通じますし、ちょっと南方の血が入った女の子はカワイイし、気楽にリフレッシュできました。
個人的には、ミラージュ2000が遠くからでもいいから見たかったのですが(笑)、また別の機会に。
追記;帰りのエアチャイナのエアバスA320、ファーストクラスに王貞治元監督が搭乗。そのせいか、エコノミーも各席にモニターがついた高級仕様。VIP様々ですな。ちなみに、成田経由ホノルル便。貨物室かどっかに隠れて、そのままワイハーに行きたかった・・・。
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