書評<世界の駄っ作機4>
数少ない”信頼される軍事評論家”の一人、岡部いさく氏のモデルグラフィックス誌連載をまとめたもの。栄光ある”世界の傑作機”に隠れた失敗作をイラストとともにコラム形式でまとめている。すでにシリーズ4作目だが、まだまだ紹介しきれないものがたくさんあるそうである。まったく、その知識の積み重ねには頭が下がるばかりだ。
本書を静岡ホビーショー2009の即売会にて購入、サインをいただいた。ぜひ一緒に写真を、と女性読者にせまられ、照れながら応じる著者の姿と、帰りの新幹線の車両が偶然一緒になり、ホームで佇む著者の姿を、本書を開くたびに思い出す。普通のおじさんのようでいながら、他のおじさんとは違うオーラ。うーん、作家さんていうのは、不思議な存在感の人たちだ。
初版2009/05 大日本絵画/ハードカバー
« 書評<経済成長という病 > | Main | BAC Lightning F.6 Day3rd »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 書評<ベリングキャット ――デジタルハンター、国家の嘘を暴く>(2022.08.28)
- 書評<バルサ・コンプレックス “ドリームチーム”&”FCメッシ”までの栄光と凋落>(2022.05.25)
- 書評<冷蔵と人間の歴史>(2022.05.24)
- 書評<ザ・コーポレーション>(2022.05.23)
- 書評<狩りの思考法>(2022.04.19)
Comments
The comments to this entry are closed.
ウイングバックさん、こんばんは
静岡では挨拶ぐらいしか出来ませんで、失礼しました。
あまりの楽しさに浮かれまわっていました。
岡部いさくさんは独特の空気の方でしたね。
むしろ石坂浩二のほうが普通の人で、オーラがありませんでしたw。
Posted by: おとしぶた | 2009.05.30 23:45
>おとしぶたさん
こつらこそ、挨拶ぐらいしかできず申し訳ありません。
石坂浩二さんは、濃いキャラのモデラーさんたちに交じると、普通の人でしたね(笑)。
Posted by: ウイングバック | 2009.05.31 20:34