モデラーズクラブ合同作品展の報告第2回は、個人的に気になった作品を紹介。敬称略でお許しください。
まずは毎年、密かに楽しみにしているATELIER357さんの巨大建機のダイオラマ。


LIEBHERR社の1/87の重機を使ったダイオラマなんですけど、なんとホワイトのクレーンの方は可動。巨大建機の魅力が凝縮されてます。
現用機モデラーのお仲間、KWATさんはアメリカ海兵隊のF-4を凝縮して展示。

VFだけではなくVMFAを揃えるというところがKWATさんらしい。
ストールさんとこのKC-10AとB-52Hの空中給油シーンは台がMobilだったりして、洒落てます。

いわゆる”痛戦闘機”の出展も多かったのですが、NACさんのこの編隊は見事。

アイドルマスターの”痛機”は実機のメーカーの公認なんだそうです。たんにキャラを貼り込んでいるだけでなく、細かな装飾も凝ってます。
マクロス・フロンティア関係の作品も盟友YDCCさんはじめ多数あったのですが、個人的にお気に入りなのはモデルワークスさんとこのオリジナル設定・カラーリングのVX-25。


VF-25メサイヤのいわゆる”ゴースト化”プロジェクトという設定だそうですが、ブルーの濃さとラインが絶妙。マネして~。
スケビの作例でもある松風会さんとこのイタレリの1/72ジュギアGR.Mk.1は、”湾岸戦争モノ”好きの自分としては外せない作品。

ウェザリングのやり方まで丁寧に教えていただきました。いただいた名刺にはこのジュギアのクローズアップが印刷されてるんだけど、もう実機そのものです。
AFVの中では、WHEEL NUTSさんとこの戦車キャリアーも魅力的。

個人的には、戦車単体よりもキャリアーの積載されている方がなぜか魅力的に見えます。
最後に、今年もやっぱり凄かった、H.U.Dさんのセンチュリーシリーズ全機種揃え。





XF-103にXF-108レイピアですよ!前人未到の速度域に挑戦しながら、拡大を続けたアメリカ空軍の夢の残滓。「あのアニグランドが、どうすればここまでなる!?」と<湾岸ミッドナイト>風につぶやかずにはいられません。
この他、素晴らしい作品群の数々を今年も拝見することができました。今年で参加して4年、今までは身内の作品を吸収するのが精一杯でしたが、ようやく他ブースの方々に声をかけてそのテクニックを伺ったりして、本当の意味で「合同作品展」の楽しさを体感できてきたような気がします。まさに継続は力なり。というか、もう抜けられないとこまできちゃったかな(笑)。
これにてSHS2009の総括はお終い。この刺激を必ずや今後の作品に生かし、来年も必ず参戦したいと思います。
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