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2009.05.11

書評<未来兵器の科学>

防衛技術協会の兵器入門書といえば、マジメな文章とシュールな挿絵のギャップが魅力。ふつう”図1-1を参照”とかあれば図表や写真が掲載されているものだが、表紙にあるようなほんわかイラストが文章を補足する。
「防衛技術ジャーナル」に掲載されたコラムをまとめたものである本書は、いわゆる将来兵器を陸・海・空と誘導兵器に分けて解説している。
高出力レーザーやUAVといった兵器は他の雑誌でもよく見かけるが、他ではあまり詳細な情報を見かけたことのない情報も掲載されている。いわゆるナノテクノロジーを利用したものだ。例えば火薬。現用の高性能火薬の分子構成や構成原子を変化させることにより、発生する化学エネルギーを増大させる。あるいはキャビテーションに代表される気泡(バブル)をコントロールすることにより、防御や攻撃に利用する。

現用兵器はいろんな進化はあるものの、1960年代あたりの技術をブレークスルーしたものはほぼなく、その延長線上にあると思う。その壁を突破することができるかは、本書にあるような技術の実現にかかっているだろう。

初版2007/04 日刊工業社/ソフトカバー

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