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2009.05.01

書評<謎解き超常現象>

昨今「アポロは月に行かなかった」説をはじめとして、オカルト方面というか陰謀論方面がにわかに活気づいている。なにせ9.11同時多発テロまで自作自演が疑われる世の中だ。本書はUFOや未確認生物、超能力など伝統的な超常現象から、前記した9.11の陰謀論まで様々な陰謀論の謎を暴いた小百科である。興味を持った分野については、さらに本書に掲載されている参考文献を読んで、知識をつける索引代わりにもなろう。

先月、別の部署の中間管理職さんとお酒を飲んだ時に、彼が「結局、世界はユダヤが支配しているんだろ」などと言うので、マジメに反論してしまった。普通に接していればごく常識人の課長さんでさえこんなことを言い出すこの
日本。声が出せるときには積極的に出していかなければならないと思う今日この頃である。

初版2009/04 彩図社/ソフトカバー

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Comments

さっそく、「新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)=生物兵器」説がでてきているようですよ。

>Hi-Low-Mixさん
最近は必ずそのパターンきますね。困ったもんです。

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