2009年度陸自北千歳駐屯地記念行事に行ってきた
衆院選の投票日だが期日前投票を済ませ、陸自北千歳駐屯地記念行事に行ってきた。
北千歳駐屯地は主として第1特科団の根拠地。第7師団の長距離火力部隊が揃ってます。
なので駐屯地内の歴史を辿る展示も155mmカノン砲M2T80、いわゆるロング・トムや75式自走多連装ロケット発射機、67式ロケット発射機などが並びます。
そして装備品展示場も長距離火力が売り物。
どれもロング・バレルで写真が撮りにくいったりゃありゃしない(笑)。
その他、偵察隊や同居する第71戦車連隊の車両も展示。
ここらへんでMMDのマニアック部隊と合流。あいかわらずな僕ら。そして訓練展示場に移動してまずは簡閲行進を見学。
北海道には陸自の長距離火力の40%が配備されているそう。
そして今日一番面白かったのは、自走榴弾砲と音楽隊によるチャイコフスキー作曲の「序曲1812年」の演奏。
この曲は祝典序曲などとも呼ばれ、大砲の轟きが譜面に記されているのですが、それを203mm自走榴弾砲でやるというもの。榴弾砲に負けないように野外スピーカーを持ち出しての演奏。これ、特科団の隊員は無線で合図をもらうのか、それとも譜面を見て合わせたのか?無線にしても最低限のタイミング合わせはいるわけで、練習したんだろうなあ。
それでもって訓練展示。88式地対艦誘導弾や203mmや155mm自走榴弾砲の模擬発射及び空砲発射の後、90式戦車が突入するというパターン。
風向きのせいで観客席の方へ榴弾砲の装薬の燃えがらが飛散。みんなして”硝煙の匂いをただよわせる男”になって帰ったのでした。
今日はなんといっても「序曲1812年」の演奏が印象に残りました。駐屯地祭に行くたびに自衛隊の別の一面をみることができます。ほんと、いろんなことができる隊員さんたちです。
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