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2009年度陸自北千歳駐屯地記念行事に行ってきた

衆院選の投票日だが期日前投票を済ませ、陸自北千歳駐屯地記念行事に行ってきた。
北千歳駐屯地は主として第1特科団の根拠地。第7師団の長距離火力部隊が揃ってます。
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なので駐屯地内の歴史を辿る展示も155mmカノン砲M2T80、いわゆるロング・トムや75式自走多連装ロケット発射機、67式ロケット発射機などが並びます。
そして装備品展示場も長距離火力が売り物。
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どれもロング・バレルで写真が撮りにくいったりゃありゃしない(笑)。
その他、偵察隊や同居する第71戦車連隊の車両も展示。
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ここらへんでMMDのマニアック部隊と合流。あいかわらずな僕ら。そして訓練展示場に移動してまずは簡閲行進を見学。
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北海道には陸自の長距離火力の40%が配備されているそう。
そして今日一番面白かったのは、自走榴弾砲と音楽隊によるチャイコフスキー作曲の「序曲1812年」の演奏。
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この曲は祝典序曲などとも呼ばれ、大砲の轟きが譜面に記されているのですが、それを203mm自走榴弾砲でやるというもの。榴弾砲に負けないように野外スピーカーを持ち出しての演奏。これ、特科団の隊員は無線で合図をもらうのか、それとも譜面を見て合わせたのか?無線にしても最低限のタイミング合わせはいるわけで、練習したんだろうなあ。
それでもって訓練展示。88式地対艦誘導弾や203mmや155mm自走榴弾砲の模擬発射及び空砲発射の後、90式戦車が突入するというパターン。
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風向きのせいで観客席の方へ榴弾砲の装薬の燃えがらが飛散。みんなして”硝煙の匂いをただよわせる男”になって帰ったのでした。
今日はなんといっても「序曲1812年」の演奏が印象に残りました。駐屯地祭に行くたびに自衛隊の別の一面をみることができます。ほんと、いろんなことができる隊員さんたちです。

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書評<アイゼンフリューゲル>

地球でいえば1940年代後半、文明を発展させた人類は航空機で天空へも進出していたが、そこにはまだ畏怖の対象たる”龍”たちが住む架空の世界。
天才技術者が率いる人里離れた研究所にて、スピードの限界を迎えていたレシプロ機関に代わるものとして、ジェットエンジンを搭載した航空機が初飛行を迎えようとしていた。3年前の戦争の英雄だった過去を捨て、命知らずのテストパイロットとして生きる主人公、カール・シュニッツはその機を駆り、龍たちに挑む。


今どきのラノベには珍しく、萌えキャラがまったくいない(ヒロインはいるがまったくの端役)、男たちの世界を描いた作品である。端的にいえば音速に挑むジェットエンジン創成期のお話であり、龍の存在を除けば映画「ライト・スタッフ」そのものといって過言ではないだろう。
秀逸だと思うのはキャラ設定。研究所の後ろ盾の軍の担当者として、研究所に干渉する主人公のライバルたる男がいるのだが、彼がいいのだ。たいてい、この役どころはいかにも役所仕事のイヤミなキャラに設定しがちだが、彼は「自軍のパイロットたちを死なせないために、最高の戦闘機を手に入れる」ことを信条としている。その覚悟は、正直言ってナイーブな主人公よりも心に響く。防衛省の内局にも、このような覚悟がある官僚がいればいいのだが。

初版2009/07 小学館/ガガガ文庫

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書評<ウェブはバカと暇人のもの>

ウェブが専門家の手を離れ、一般にも浸透する現在までの間、何度かウェブが社会改革の起爆剤となり、経済においても新たな流通と広告の手段として主流になるとの主張がなされてきた。だが実態は違った。場合によっては人間の悪意に満ち溢れた空間となり、経済においても大企業が期待するような広告効果はない。庶民にまで広がったウェブの現在を検証し、一部識者が唱える「ウェブ至高論」に反論する。

書評というか、個人的なウェブへの思いを書く。
ウェブとは結局のところ、コミュニケーションと情報通信の手段に過ぎない。テレビやマスコミと違うのは、自ら情報を求める能動的な手段であることである。なので実生活で自分が特定の興味があることがなければ、ただ単に、テレビを見る前にほんの少し情報を早く得られるだけのことである。そしてそれが双方向になったとしても、たいていは庶民がテレビに向けてつぶやく、つまらない感想が溢れ出るだけである。これが一般庶民にまで広がったウェブ空間の現実であることは、著者にまったく同意である。著者は「ネット敗北宣言」をしているが、能動的に情報を求め、それに関してコミュニケーションを取ろうとする分野がなければ、情報を垂れ流すマスコミに勝てるわけがないのだ。トピックを適当にクリックする、暇人とバカの遊び道具になり果てる。ここに、大企業が期待するだけの広告効果はないこともまた明らかである。

だがそれでも、ウェブは「暇人」によって支えられていると思う(バカはこの際は除外)。ネットには膨大な情報が溢れているが、それは自然に積み上がるものではない。暇人たちが無償で、様々な動機をもってそこに情報を集積するからこそ、検索機能が生きるのだ。自分を含めて、暇人たちに感謝を言いたい。

初版2009/04 光文社/光文社新書

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モエレ沼公園の夏の終わり

札幌の名所の一つ、モエレ沼公園の海の噴水を中心に撮影に行ってきた。
昼間はこんな感じ。
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んで、夜はこんな感じになります。
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どう考えても夜の方がキレイなんですが、なにせ自然豊かな沼地のそばの公園、虫に襲われること確実。さらにカップルだらけで、一人でフラッシュ焚いてバシバシ撮ってると、超ジャマそうな目で見られること確実。それに耐えれる方は、一見の価値はある噴水です。

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HME2009に参加してきた その②

HME2009の報告2回目は我がMMDの展示作品を紹介。
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今回もバラエティ溢れる作品が揃いました。まずは我がクラブでは数少ないジオラマ師・Yさんのモスキート。
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会場全体を見渡してもエアのジオラマは案外と少ないんですよね。もう来年のテーマも決まっているとか。ノリで生きてる我々とは違います(笑)。
たぶん、もっとも注目を浴びていたkitaさんの痛車シリーズはネタとして来るとこまできました。
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ネタだけではなく、キッチリとテーマ作品を仕上げるとこもさすが。
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徹夜をしてこられたというUさんの大戦機は堅実な仕上がり。
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このメッサーもいいブルーが出てます。
おそらく在庫はメンバーで一番のHoodさんの作品からはドラゴンのBRDM-2。
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陸・海・空なんでもこいのHoodさんはウイングバックのファントムⅡとの共演のためにMig-21も製作してきていただきました。
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最近、”鉄”方面にも興味津々の高○さんはウォーターラインの数々。
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MMDのテーブルに唯一ないのがキャラクターモデルということで、娘さんのガンプラも参戦してました。
ようちうさんとG.Yさんはミニスケで競演。
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にわかに訪れたMMDミニスケブームの主役たちです。
ミニスケといえばもはや我々とは別の眼球を持っているのではないかと思われるfujiさんの作品からはUボートの数々。
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まだまだ紹介したいのですが、キリがないので最後にウイングバックの作品。
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あいかわらずの数で勝負の1/72の戦闘機群。展示場の証明が百難を隠してくれます(笑)。一番人気はF-22Aでしょうか。ラプたんに片想いしてるのは空自の幹部さんだけじゃないようです。

今回は急きょの幹事代行で参加ということで、メンバーさんにもずいぶん気をつかっていただいたのですが、ウイングバック本人は文化祭の準備みたいで少し楽しかったのもまた事実。来年のテーマはすでに仮決定しているので、また来年まで突っ走りましょう。

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HME2009に参加してきた その①

北海道のモデラーにとって年に1回の大イベント、北海道モデラーズエキシビジョン2009のMMDのメンバーとして参加してきました。
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まずは他のクラブの個人的に気になった作品から紹介。
まずは<HME大賞>を本命ぶっちぎりで獲得した<稚内モデラーズクラブ>さんとこの「海の墓標」。
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終戦間際に沖縄沖で撃沈された戦艦大和の海底で眠る姿を再現。模型としての出来もさることながら、製作者が原稿用紙にて心境を綴るなど、思い入れのある演出。最近、永眠する大和の一部を引き揚げる計画があるようですが、この作品を見ると、そっとしといた方がいいと個人的には思います。
<アバウト工房>さんのところからはウォーカーマシン全集。
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どのマシンも的確に修正されたウォーカーマシンたちも良いのですが、オリジナル作品もイイ。
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北海道ならではの「除雪仕様」。ウォーカーマシンが「働くのりもの」であることが分かってる秀逸なオリジナル。
高度な専門誌作例が並ぶ<BMC with Pooh>さんからはハセガワのE-2Cホークアイ。
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主翼の折りたたみ機構もさることながら、いろいろと細かく作り込みされてるんですよね。折りたたみ部分もそれっぽい工作ではなく、4か所のロック機構があることを理解したうえでの作り込み。さすがの雑誌作例。
メサイアも抜群のセンス。
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こんなものもあります、<DTMunion>さんの大きなドール。
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おかげで?会場にはゴスロリっ娘さんもいました(笑)。
HMEスタッフもこなす<ノースフォックス>さんとこからは、水彩画もこなすおとしぶたさんのストーリー性のあるジオラマ。
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例えばこの作品は、「窓」を集めた作品から着想されたそうです。ある種のモデラーさんに感じることなんですが、基本的に「画家さん」なんですね。
最近、MMDの中でもにわかに流行してきたミニスケの作品が多数並ぶ<グッド・フェローズ>さんからはストライカーICV。
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いやー、影響されて当日のバザーにてトラぺのキットを買っちゃいましたよ(笑)。
他にも紹介しきれない力作がいっぱい。歯科技工士さんの学校やジュニア部門など新しい参加者もあり、新鮮な2日間でした。

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書評<ルポ資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄>

宗主国からの独立から有余年、ようやくアフリカ大陸にも国際的な統計上は順調に経済成長している国が現れてきた。主にはレアメタルや石油に代表される資源の産出国だ。インドや中共などの新興国の旺盛な資源開発により、一定数の富裕層は確実に生まれてきている一方、全体を捉えればやはりアフリカ大陸は紛争と貧困が支配する暗黒大陸である。その差は”格差社会・日本”がアホらしく思えるほどだ。毎日新聞の特派員だった著者が、南アフリカ、ナイジェリア、コンゴ、ソマリアなど、グローバル化した世界市場の中でのアフリカをリポートする。

大新聞社の海外特派員といえば、豪邸にこもって外信をピックアップして本社に送るだけ、みたいなのがステレオタイプだが、本書の著者は混乱する紛争当事国に密入国してゲリラのリーダーにインタビューするなど、できるだけ紛争の実態にせまろうとしている。また”イスラムと土着宗教の争い”といった西欧の専門家のありがちな紛争原因の分析に先にあるものを知ろうとと取材を重ねたりと、ときどきテレビで見かけるレポートとは違うアフリカの現状を知ることができる好著だ。
ミリオタとしては、ゲリラたちの進化に驚く。テクニカ(日本製四駆の改造武装車両)に乗った民兵たちは衛星携帯電話やGPS、ネットを使いこなし、政府軍に対し神出鬼没に抵抗を続ける。彼らもまた、ネットワーク化された世界の住人の一人なのである。

初版2009/08 東洋経済新報社/ハードカバー

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夏の風景を撮影してみた

夏の写真うpシリーズ、最後は広島や地元・江田島の夏の風景を自分なりに撮ってみた写真をランダムにうpします。
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いわゆる原爆ドームの付近。撮影日は8/14と盆休み真っただ中なので、観光客でいっぱい。まぶしい緑とビルに囲まれた戦跡を眺めていると、人間の強さを思わずにはいられません。
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江田島の登山道より、湾内を望む風景。静かな海面、並ぶカキいかだに暮れていく太陽。北海道の小樽や太平洋岸で見る海とは別物の穏やかさ。
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ご近所の風景。坂道の写真は、奥に入道雲なんか立ってるとベストショットだったんですが(笑)。近所のクロネコは見慣れぬオジサンを最初は警戒、しかしながらこの後、ちょっかいを出してこないことが分かると、お昼寝してました。のどかな夏の日。

これにて帰省時に撮影した写真うpシリーズ終了。次回からは通常営業に戻ります。

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広島市交通科学館に行ってきた

カメラは人を活動的にさせます。なので、さらに写真うpシリーズは続きます。広島市交通科学館なる公共施設で「カーレース~日本からの挑戦」という企画展が開催されているので、弟を運転手にして行ってみました。駐車場には朝イチからAZ-1の集団やRX-7の集団がノーズを並べており、夏休みの子供スポットらしくない雰囲気。それもそのはず。
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エントランスにはいきなりマツダ787Bが鎮座。残念ながら1991年のル・マン優勝者ではなく、ル・マン後のJSPCシリーズに参戦した車両。グリーンとオレンジがル・マン優勝車と逆転してるんですね。
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同じように一眼レフをかまえた中年オヤジたちが舐めるように撮影してます。まさにCカーの魔力。
隣には1968年の「マラソン・デ・ラ・ルート84時間」に参加時のコスモ・スポーツを再現した車両。
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そして現役のスーパー耐久仕様のRX-7。
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このようにエントランスはマツダの車両が揃い踏み。さすがマツダの地元、広島。希望としては、地味だけどファミリアのラリーカーとかあるともっと嬉しかったかも。
もちろんマツダの車両だけではなく、歴史的な車両も持ち込まれてます。
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ホンダ初期のF1カー、RA272。このカッコよさが分かる年になってきました。ホンダからはさらに栄光の時代の車両、マクラーレンMP4/4。
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もうちっと写真が撮りやすいように展示してくれ(笑)。
さらに珍しい車両としてはマキF101。
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まったくのプレイベーターである三村健治氏が1974年のF1シリーズに挑戦するべく開発された車両。レストア業者に広島工業高校の生徒たちが協力して修復したという、建前は教育施設らしい展示。
そして裏庭にはスーパーカーブームに乗るべく開発されたコンセプトカー、マツダRX500。
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2ローターをミッドに搭載した、当時のスーパーカーの文法に則った車両。正直言って、時代が違うとはいえエントランスで787B見た後だとインパクトに欠けるかも。
というわけで、レースカーを堪能。だがしかし、「確かに面白かった。だけどコレ(レースカー)がないと全然つまいないと思う」との言葉通り、常設展示にはまったく面白いところはなし。もうちょっとがんばってほしいところだ。てゆうか、マツダが自前で常設の展示館を作ればいい話なんだよな。頼むぜ。

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海自第一術科学校に行ってきた

帰省という名の撮影旅行、2日目は地元中の地元、江田島の海自第一術科学校、旧海軍兵学校を紹介。
実家から歩いて5分。島の主要地を占めているために、小・中学生のときは他の集落への抜け道として通り抜けるなど身近過ぎるロケーションのせいで見学に行くこともなく、20数年ぶりの再訪問。
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近年は大和ミュージアム効果で訪問者が急増。専門のガイドさんを雇用(この女性は自衛官ではありません)しているという状態に驚き。
まずは厚生施設にて諸注意の後、大講堂へ。
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大正6年に建設のいわゆるセレモニーホール。入校式や卒業式に使用。進駐軍に接収されていたときは教会として使用されていたとか。その隣の幹部候補生学校庁舎。
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明治26年に建設され、外観の特徴をなすレンガはイギリスからの舶来モノ。高温で焼きいれたそれは、100年以上経過してもスベスベ。廊下が吹き抜けなのは、ここはすでに艦船の甲板上を意識させるためのものだそう。
そんでもって、さらに教育参考館へ。
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こちらは帝国海軍創設以後の歴史的資料を展示。遺品が多数含まれているので、もちろん内部は撮影禁止。東郷平八郎の時代から太平洋戦争、そして海自の創設まで、貴重な資料の数々。「皇国の興廃此の一戦に~」に鼓舞されたり、特攻部隊隊員の遺品に胸を打たれたり、感情が揺り動かされる施設です。
ここで1時間半の見学が終了。一部見学者は「もっといろんなとこを見たい」と不満な方もいらっしゃったようですが、今やここは海自の特殊部隊の駐屯地でもあるので、まあここらへんが限界でしょう。あくまで基地であって、観光施設ではないのです。
暑いですが、夏の真っ青な空がよく似合う施設でした。

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海上自衛隊呉資料館および大和ミュージアムに行ってきた

定期的にアクセスしてらっしゃる方はご存じでしょうが、ウイングバックの実家は旧海軍マニアならご存知の江田島なのです。おニューのデジイチを持って里帰りし、そのあたりの風景を撮影してきたのでうpしていきます。
まずは大和ミュージアムからアットランダムに。
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すでに開館から4年、もうすっかり落ち着いているかと思ったがそうでもなく、見学者多し。しっかりと広島観光の定番コースになったようである。自分は来館は2回目だが、1/10戦艦大和をはじめとして展示物に変わった様子は見られないが、ホスピタリティに関してはいろいろと改善していたし、熱意は感じられるので良し。
それでもって向い側の海自呉資料館に移動。
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陸揚げしたSS<あきしお>に代表されるように、基本的にここは海自の潜水艦と掃海部隊の資料館。
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元祖UAV?の魚雷輸送ヘリ、DASHや機雷、魚雷などマニアックな展示。もちろん本命はSS<あきしお>の内部見学。前回行った時は撮影禁止だったブリッジ内部の画像をうp。
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複雑極まりないベント弁操作盤に”操縦席”。
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それっぽい画像を貼って、リアルを演出するソナーの状況表示やレーダー操作盤。
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新型の<そうりゅう>が就役してソナーや指揮管制機器も代替わりしたから、もう防秘じゃなくなったってことなのかな?感心したのは、説明員の方(おそらく海自OB)が潜望鏡の照準を呉湾沖に停泊してる輸送艦に合わせてくれているのね。子供たちが喜んでた。

ともかく、夏休みのせいもあってか訪れる人の勢いが3年前と比べて減っていないことが印象的。どこかの団体などは眉はひそめるでしょうが、観光資源はもとからあったのです。あとは、内陸海の不便さから、海自が基地縮小などしないことを祈るのみですな。

追記;なぜか輸送艦<おおすみ級>が3隻、呉に集結していた。世が世なら、どこかの着上陸作戦の準備かと疑うところだ(笑)。

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書評<ダーウィンが信じた道>


進化論を提唱し、世界に知られることとなったチャールズ・ダーウィン。著者いわく”クールなイメージ”のダーウィンだが、その根幹には奴隷制を忌み嫌う博愛主義があった。本書は現在まで残されているダーウィンの手紙やメモなど膨大な資料をもとに、ダーウィンが生きた19世紀の奴隷制の是非を巡る論争や、人類の起源を巡る攻防を描き、ダーウィンの実像にせまる大作である。

ダーウィンが生きた19世紀中盤のヨーロッパあるいはアメリカは、複雑な時代であった。中世の絶対的なキリスト教的価値観が崩れ始め科学的思考・合理的思考が台頭する。また各地の市民革命などの影響で人権なる思想が浸透していく。そうしたなかで、西欧を二分する論争の一つが奴隷制の撤廃であった。
こうした状況を背景に、ダーウィンが家族や周辺人物にどのような影響を受けながら育ち、また進化論に繋がる思想を育んでいくかが描かれていく。一貫しているのは、奴隷制への嫌悪であった。人類が単一紀元であり、肌の色や頭蓋骨の差など「種」を分けるものではないことを証明するために、ダーウィンは研究を積み重ねていく。
正直言って、キリスト教が浸透しているわけでもなく、人種差別が浸透しているわけでもない(国籍や民族差別はともかく、黒人が別の生物とかは思わない)日本人には理解しにくい面もあるが、そこは西欧の歴史の勉強でもある。

しかしそれでも、ダーウィンの進化論の価値は、ハトやもろもろの動物・植物を用いて、実験や証拠による検証可能な科学として提唱したところにあると、個人的には思う。例え”博愛主義”であろうとも、それが主観的なイデオロギーならば、根拠のない宗教的な価値観や疑似科学と同一だ。科学だからこそ、「種の起源」発表後の100年以上の研究や、最新の遺伝子工学や分子生物学の登場にも耐え、今にいたるまでその価値がうすれていないのだ。本書が”ダーウィンの信じた道”を強調すればするほど、そう思わざるをえないのである。

初版2009/06  日本放送出版協会/ハードカバー

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2009年空自千歳基地航空祭に行ってきた;午後

前回に引き続き、2009年の千歳基地航空祭のレポートをお届けします。
まず紹介するのは、事前に基地祭に行く前に「せっかく動画が撮れるカメラを持っているのだからこれは撮ろう」と思っていた、F-15Jの油圧作動の展示。


手ぶれというか、ずっと構えていると疲れて手がブルブル震えてくるんですね(笑)。ズームもヘタクソだし。10分ちょっと撮っただけ腕が筋肉痛なので、カメラも肉体の鍛錬がいるなあと思った次第です。
さらに、ニコンD5000のもう1つの特徴、バリアブルモニターを生かしたローアングル集。
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これ、水平を確保するのが難しくて(どれもビミョーにアングルがずれてる)、ピント合わせに時間をとったりと、意外にキレイに撮ろうと思うと難しいのですが、それでも素人でも迫力ある写真が撮れる便利な機能です。
さらに明日のモデリングのためのクローズアップ。
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E-2Cの主翼折りたたみ部分は、生で見てもよく理解できないっす。この他、各自衛隊のヘリなど揃っていたわけですが、F-2もF-4EJ改もいないんですよね。なんか寂しい列線でした。ここにユーロファイター・タイフーンが並ぶのはいつの日か(笑)。
そんなふうにカメラで遊んでいるうちに、あっという間にラストの飛行展示。ブルーインパルス。ここまでに晴れてくれると思っていたのですが、やはり雲はどかず、演技の途中から水平科目のみの飛行。
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これは比較的、雲がないところで撮ったものですが、おそらく上空は思ったより風が強かったのかも知れません。
来年こそは、この子にフルメニューを見せてあげれますように。
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そんなわけで、ブルーの演技の途中で千歳基地より退散。一緒に行ったMMDの仲間の好判断もあり、さほどの渋滞にも合わずに帰宅することができました。
総じて、「時間足りねー!」とつぶやかずにはいられない、楽しい1日でした。願わくば来年も同じ場所で、同じメンバーで過ごせますように。

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2009年空自千歳基地航空祭に行ってきた;午前中

今年も行ってきました、千歳基地航空祭。天気は残念ながら雲が多めでしたが、先週までの天候不順のことを思えば上出来でしょう。では、さっそくレポートいきます。
オープニングは高橋北海道知事の挨拶の後、救難隊の救難展示およびUH-60Jの機動飛行。千歳AB救難隊のUH-60Jもようやく、ブルー迷彩が3機で揃いました。
こちらは救難隊50周年の記念塗装機の発進シーン。
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さらにU-125の同じ記念塗装機。
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そしてさらにUH-60J2機が展示飛行のために離陸していきます。


おニューのカメラ、ニコンD5000で撮った発進シーン。なんかぎこちないですが、雰囲気だけでも伝われば。
んでもって、3機のUH-60Jが救難展示、さらに編隊を組んでダンス。
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そして航過飛行。
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こいつは政府専用機、B747-400。この写真はそうでもないですが、雲量が多いため、航過機数も少なく、この後のF-15Jの機動飛行も水平旋回のみで終了。カメラのレンズも200mmまでしか持ってないので飛行中の機体の写真を撮るのは難しいのですが、この日はさらに背景が雲で白いため、オートではピントが合わずにシャッターが切れない。一緒に行った仲間とも話したんですが、マニュアルの練習しなきゃダメですね。
お次はF-15Jの再発進準備の展示。列線に入ってきたF-15Jにミサイル、燃料を補給します。
アメリカ海軍の空母甲板上でもよく見かける光景ですが、空自でもSRMは人力で装填。
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ミサイルの装填を行うと同時に、燃料も補給。
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機付長がパイロットに準備終了を報告した後、再発進!
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某映画のごとく、整備員に女性(たぶん女の子といっていい年齢)が混じってたのが印象的。
そしてお次は三沢ABのF-16CJのアクロチームの飛行展示。粋な発進準備の後、ヤル気満々で飛び立っていきます。
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モデラー的にはインティークリップが黒いのが気になりますねえ。最新のステルスコーティングではないかと邪推。
天候不順で腰が引き気味の空自に対し、F-16CJは垂直メニューを織り込んだフルメニュー。安全基準が違うんでしょうが、やはり年季の違いを感じますよね。
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8G旋回などした後に搭乗機を降りた後もこの余裕。さすがっすね。
ここで午前中のメニューが終了。次回は地上展示機の画像など中心に紹介します。

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護衛艦<うみぎり>一般公開に行ってきた

中学のころからファンだった酒井法子が覚醒剤取締法違反、そして宗教団体が逃亡を支援してるとかいうダブルコンボ。芸能人はなんでそっち方向にいっちゃうんだろうね。中学時分、一緒にプロモビデオや写真集を買いあさっていたY君は今、元気だろうか?

他にもいろいろあってノらないので、クルマを飛ばして苫小牧に護衛艦<うみぎり>を見に行ってきた。苫小牧港はみなと祭りが開催されており、その一環らしい。
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<うみぎり>は<あさぎり級>の1隻で、すでに本級2隻が練習艦に種別変更されているベテラン。はつゆき級とともに、いわゆる88艦隊の中心となった艦です。
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オットー・メララ76mm速射砲・アスロック・シースパロー・ハープーンと、様々な状況に対応できる、まさにワーク―ホース。すでに艦齢20年に届こうとするベテランですが、各種機器がキレイに整備されているのが印象的でした。
対して、グレーの新塗装が施されたSH-60Jの汚れていること(笑)。
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ところで、ソノブイランチャーの発射口が閉じられているんですよね。最近は使っていないのだろうか?聞いとけばよかった。
アングルにこだわって何度も撮り直していると、「どんな角度がカッコイイですか?」と話しかけてくれた砲術長さんと「船の舳先から撮るのがたぶん一番いいんですけど、安全上難しいんですよ。」などとひとしきり撮影談義。いえいえ、その気遣いだけで充分ですよ。

帰りに千歳ABのそばを通ると、すでにバズーカのような望遠レンズ構えたファンがそこかしこに待機。もう、戦いは始まっているんだなあ。というわけで、明日晴れますように。

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書評<アンブロークンアロー―戦闘妖精・雪風>

<戦闘妖精・雪風>シリーズ10年ぶりの新作。以下、ネタバレありで感想を。


物語的には第二作である<グッド・ラック>の続編であり、文体も同じ。なので、印象的な飛行シーンや戦闘シーンもまったくなし。主人公はじめとした心象風景の描写が続く。
基本テーマは<リアルとは、自己とは何か?>である。人間にとってのリアル、敵であるジャムにとってのリアル、そして知性を獲得した<雪風>にとってのリアル。時間軸や人間の存在そのものがバラバラに分散し、混乱するフェアリー空軍特殊戦の面々だが、やがて自分たちが置かれている状況を理解し、ジャムや反乱分子の意図を読み解いていく。

”ジャムなる異星人は人間ではなく、地球機械に対して戦争を仕掛けている”というセンス・オブ・ワンダーをさらに拡げ、”人間を、知性機械である雪風が自身が知りえない感覚のセンサーとして送り込む”あるいは”機械が人間の思考に欺瞞・妨害をかけてくる”という展開はSFとしては見事というしかない。問題は読者がそこに辿りつくまで、登場人物たちと同じように思索的・哲学的思考を巡らさねばならないこと。初期の作品と違って、著者の作品は確実に読者を選ぶようになっていると思う。
ちなみに、物語はまったくというほど先には進まない。まあ、もともとが短編小説だし、決着をつけるつもりは著者もないんだろうな。

初版2009/07 早川書房/ハードカバー

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F-16C Day2nd

なんか電気自動車が発売されるたびにけっこう大きなニュースになるけど、航続距離160kmじゃ北海道はじめ地方じゃ充電切れが怖くて使えないと思うんだよね。その点、ハイブリッドカーを選択してるトヨタはやっぱ地方の会社だ(笑)。

それはともかくとして、F-16の製作の続き。
ハセガワの1/72はプロポーションその他は良好なんだけど、個人的に気になるのはジェット・ノズル。機体の割に大きなシングル・エンジン装備なので、スゲー目立つんですよね。なので社外品とディテールアップで対応。

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P&WのF100装備機の方はアイリスのレジン・パーツをそのまま使用。GEのF110装備機の方はF-16CGのパーツの内側にプラ板の短冊を貼ってます。だいぶオーバーな表現ですが、ディフォルメってことで。
ノズルパーツの処理が終わった後は機体の接着。

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ごくごく簡単に土の字になります。いいプラモの見本ですね。

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F-16C Day1st

久々に現用機祭りがきましたよ!

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F-16祭り! そうだ、F-16つくろう。と題されたF-16祭り、ページ管理者がBlogModelersきっての若手という新鮮な企画です。参戦しないわけにはいかないということで、モノはこれ。

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ハセガワ1/72のテキサス州空軍のアニバーサリー塗装機のコンボセット。ボックスアートの方ではなく、イラストのやや地味な塗装機(こっちの方がセンスがいいと思うんです)でいきます。

F16tx

もう1機は18thFSのアドバーザリー機にしましょう。
では早速、いってみます。

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ハセガワのF-16作るのは久しぶりですが、金型が疲労してきたのかややバリが多め。けど、主翼パーツの翼端パイロンをカットしてLAU-129A/Aランチャーに交換するのが少々手間なのを除けば、サクサクと組めます。モールドではもちろん最近のアカデミーあたりにかないませんが、いいキットです。塗装までは手早くいきましょう。

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