F-4F Completed
シルバーウィークは現実逃避して、またロングノーズ・ファントムを組んでました。
そもそも今年、ロングノーズ・ファントムを連続して製作しているのはSMOKE TRAILSという、現役最後の時を過ごすファントムの写真集の影響が大きいのですが、このルフトバッフェのファントムも美しい空撮写真が掲載されているうちの一機です。
西ドイツ空軍はロングノーズ・ファントムをF-104Gの後継として導入、F-4Fとして配備しました。空自のF-4EJは爆撃関係の危機をFCSから外しましたが、F-4FはAIM-7スパローの運用能力を外しました。その後、ICEと呼称される近代化改修によりAIM-120AMRAAMの運用能力を付与し、BVR(視程外)空戦能力を獲得しています。
キットはハセガワ1/72の限定版キットをストレート組み。垂直尾翼と機首のピトー管のみ交換するいつものパターン。
塗装はJG74メルダース所属機。実のところドイツ空軍のファントムは歴代のカモフラージュが個人的に好みではなく、触手が伸びなかったのですが、この制空迷彩はイイです。上面がクレオスC337とC307のカウンターシェイド、下面がC308の塗装指示をそのまま採用。初期のホーネットがこのカラーだったですかね?黒立ち上げでグレーを吹きつけ、やや暗めの疲れた感じを狙ってます。実機はパネルラインが浮き出る汚れ方をしてるんですが、なんか塗装がうまくいき、もったいないのでこれ以上のウェザリングはやめときました。
ドイツ空軍のファントムⅡも余命わずか。比較的、周囲の情勢が安定しているヨーロッパでさえユーロファイターへの全面転換がせまっているのに、空自は何をしてるんでしょうね。新政権の防衛大綱の中身が気になりますが、むしろ空自の尻を叩いてほしいものです。
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