静岡のツインメッセで11/21-22で開催されたタミヤフェア2009に行ってきた。
タミヤフェアは新商品発表からラジコンのサーキット走行まで、様々なイベントを組み合わせたタミヤだけのホビーショーみたいなもの。さすがの大企業です。1/72現用機専門のウイングバックとしては、あんまり見るものも買うものも本来ないのですが、まあ様子見ということで。
ホビーショーなみの人出を予測してタクシーで行くと、さほどの人出でもなく拍子ぬけ。
しかしながら展示場内には実車の展示があったりして、それなりに華やかな雰囲気。



もちろん自衛隊も全面協力。
新商品の注目はやはり1/32のスピットファイアでしょうか。エンジン含めて、精密そのもの。11/28発売ですがフェアで先行発売されていて、飛ぶように売れてました。

個人的に注目は2月以降発売のスペースシャトルの完成品パネル。

素晴らしいインテリアなんですが、問題は\44,000という価格。バンダイのサターンロケットと合わせると、10万円ですよ。合わせるなよ、という話ですが、あっち買う人はこっちも買うと思うんです。困ったもんです。
ジオラマの素材も多数発売されてますが、これは現用機に使えそうな、アスファルトの表現色。

その他、イタレリ関係では先行で並行輸入されてる1/72XB-70バルキリーも展示。完成させるの、大変だったろうなあ。
ブースの一部ではややこじんまりと静岡県下の模型サークルの展示も。



当たり前だけど、クラブはほぼSHS(静岡ホビーショー)とかぶってたかな。地域別ということでHME(北海道モデラーズエキシビジョン)と比べると、キャラクターモデルが圧倒的に少なく、モデラーさんもベテランさんが多い感じ。改めてSHSの熱量の大きさを感じます。
一番勉強になったのは、写真撮影は禁止でしたが金型をヤスる実演コーナーでした。「中国系のメーカーはどうして離形剤がベッタリついてるんですか?」と質問すると、「それだけの技術しかないからです。」とバッサリ。雄型と雌型が合わさった時の精度、あるいは突き出しピンの精度の問題なんだとか。精度が良ければパーツがしっかりと離れるので、離形剤がいらない。「あんなのウチではNGです。」とニコヤカに説明してくれるのですが、強烈なプライドを感じました。
その他、親子の工作教室やミニ4駆のレース大会などの子供たちへのアピールや提案、エアブラシ教室など、新規開拓や底辺を拡げる努力にはホントに頭が下がります。物販では1/32のF-16のF100ターボファンエンジンのパーツだけセットにして売るという憎らしい商売(ええ、買いましたよしっかりと)などえげつないところもありますが、さすがのタミヤだと、改めて感じるフェアでした。
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