« 書評<テスタメント・シュピーゲル1> | Main | 書評<プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー > »

書評<フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009>

マイナーなフットボールの現場が大好きな著者が、リーガ・エスパニョーラあるいはプレミアリーグといった華やかな舞台の影で連綿と続く”フットボール・ライフ”を訪ねてまわるコラム集。書き下ろしではないが様々な国の様々な表情を捉えた、著者のフットボール・コラムの集大成といえるものである。
スコットランドやアイルランドといった多少はメジャーな場所から、バルト3国やフェロー諸島、あるいはマルタ島など、ただでさえ日本から地理的に遠く、その土地がどんなところか分からない場所まで、フットボールあるところに著者は現れる。その土地で行われているフットボールを見ればその国の国情が色濃く反映されている。少ないスタジアムを共有するリーグ。宗教の壁から、国境を越えて他のサッカー協会に加盟するクラブ。そして著者が訪問する街は小さいがゆえに、思わぬ邂逅も会ったりする。まさに旅とフットボールの楽しみがつまった一冊である。

初版2009/11 東邦出版/ソフトカバー

|

« 書評<テスタメント・シュピーゲル1> | Main | 書評<プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー > »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3634/47044568

Listed below are links to weblogs that reference 書評<フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009>:

» [サッカー][本]『フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009』(宇都宮徹壱/東邦出版) [昨日の風はどんなのだっけ?]
書評<フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009>: ミリタリーマニアの生きる道 連載でも読んだけど、マルタとかフェロー取材したサッカージャーナリストというのは、今後の大きな武器ですね。連載時に読んでいたので感想改めて書かなかったんですが、持っています報告です(笑... [Read More]

Tracked on 2009.12.30 at 14:04

« 書評<テスタメント・シュピーゲル1> | Main | 書評<プリオン説はほんとうか?―タンパク質病原体説をめぐるミステリー > »