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2009.12.18

書評<フットボールの犬―欧羅巴1999‐2009>

マイナーなフットボールの現場が大好きな著者が、リーガ・エスパニョーラあるいはプレミアリーグといった華やかな舞台の影で連綿と続く”フットボール・ライフ”を訪ねてまわるコラム集。書き下ろしではないが様々な国の様々な表情を捉えた、著者のフットボール・コラムの集大成といえるものである。
スコットランドやアイルランドといった多少はメジャーな場所から、バルト3国やフェロー諸島、あるいはマルタ島など、ただでさえ日本から地理的に遠く、その土地がどんなところか分からない場所まで、フットボールあるところに著者は現れる。その土地で行われているフットボールを見ればその国の国情が色濃く反映されている。少ないスタジアムを共有するリーグ。宗教の壁から、国境を越えて他のサッカー協会に加盟するクラブ。そして著者が訪問する街は小さいがゆえに、思わぬ邂逅も会ったりする。まさに旅とフットボールの楽しみがつまった一冊である。

初版2009/11 東邦出版/ソフトカバー

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