E-2C Completed
ハセガワ1/72グラマンE-2Cホークアイ、完成しました。
E-2Cはアメリカ海軍の艦載早期警戒機として開発されました。太平洋戦争時の特攻機から始まる、空母機動艦隊への経空脅威に対する海軍の回答が強力な機上レーダーを搭載する早期警戒機でした。水平線越えあるいは低空侵入する敵機を探知するために機体背部に回転式レドームを装備するE-2は、その後の同種の航空機のお手本となりました。
キットはハセガワ渾身の新金型製品をストレートで製作。シャープなスジ彫りが施されたパーツの合いにまったく問題なし。注意点は非常にテールヘビーなため、オモリを多めに仕込むことくらい。今回は案の定オモリが足りなかったため、ノーズギアの収納庫から釣り用のオモリを押し込んでいます。
組み立てに手がかからない分、塗装は多量のマスキングテープと手間が必要となります。今回はエデュアルドのマスキングシートを使用して手抜きしていますが、それでも主翼と尾翼の前縁などは思ったより手間がかかります。エデュアルドのマスキングシート、標準装備でもいいくらい重宝です。
E-2Cは”プアマンズ・AWACS”として各国空海軍で使用されており、今回はスカイ・デカールを使用してイスラエル国防軍仕様にしてみました。外形上の違いはコクピット上の空中給油プローブで、A-4スカイホークのキットのものを流用しています。塗装は上面C307・下面C308の制空迷彩。既に退役した機体ですが、今回の製作にあたってググッてみると、メキシコ空軍がイスラエル国防軍から中古のE-2Cを購入してるんです。もしかしたら実機はまた飛んでるのかも。
今回はコクピット内のアンチグレアを塗り忘れるというアクシデントがありましたが、なんとかそれを突破して完成。整形したクリアパーツを引っぺがすという強引な作業でしたが、やればできるもんです。
こうなるとイスラエル迷彩の攻撃機ではなく、制空迷彩のF-15A/Cが並べたくなりますね。今年中にはなんとかしよう。
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