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書評<ゲート―自衛隊彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編>


<BERSERGAさん推奨>

平和ボケした日本の東京・銀座に、<ゲート>と呼ばれる異世界への門が突然、開かれた。なだれ込む異世界の兵隊と怪物たちは白昼の都会で虐殺を繰り広げたが、やがて自衛隊は反撃。ゲートの”向こう側”に突入、橋頭堡を確保し、守備を固めた。異世界の兵隊たちは橋頭堡に何度か総攻撃を仕掛けるが、自衛隊の火力がこれをしりぞけ、とりあえず事態は落ち着いていた。
その駐屯部隊に所属する伊丹二尉率いる小隊は、敵地域の偵察中、小さな村がドラゴンに襲われるところに出くわし、ドラゴンを撃退、村人たちを助けた。この出来事以後、伊丹たちの異世界の少女たちの奇妙な交流が始まることになる。

「ファンタジー世界で自衛隊はどのように戦うか」を描く仮想戦記。明らかにどこかで見たようなキャラや台詞回し、いわゆる中二病的なキャラクター設定(オタクな自衛隊員である主人公が実はレンジャー資格持ちとか)と、いかにも同人誌的な物語。だが著者が元自衛隊員ということで、ディテールにはこだわりがあるし、政治的なメッセージも濃い。世界観が受け入れられれば、しごく楽しめる物語だ。

初版2010/04 アルファポリス/ソフトカバー

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