書評<世界の駄っ作機 番外編〈2〉―蛇の目の花園>
スケールエヴィエーション誌に連載中の岡部いさく氏のエッセイをまとめたもの。モデルグラフィックス誌の「世界の駄っ作機」とのつながりで「番外編」になっているが、本書はメジャー機も含めて”知られざるイギリス機”を紹介している。自分的には仮想機だがTSR.2の湾岸戦争仕様や、アードヴァークのイギリス空軍仕様であるF-111Kなんかが面白かったし、プラモの製作意欲をそそる。てゆうか、連載中にそのエッセイを読んで製作を始めたものの、TSR.2はエアフィックスの新キットのあまりの出来に途中で投げ出しちゃったんだよね。個人的にはちょっと反省を促された一冊でした。
初版2010/06 大日本絵画/ハードカバー
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