TORNADO F.Mk.3 Completed
パナビア・トーネードF.Mk.3<イタリア空軍仕様>、完成しました。
パナビア・トーネードはイギリス・西ドイツ(当時)・イタリアが共同開発した戦闘攻撃機です。本来はVG翼とスラストリバーサーの採用により、全天候低空侵攻能力とSTOL性能を追及した攻撃機(IDSと呼称)ですが、イギリス空軍向けにADVと呼ばれる防空型も開発されました。これがトーネードF.Mk.2/3で、機首部分が延長されややスマートな外形となっています。
イタリア空軍はIDSと電子偵察型のECRを運用していましたが、F-104Sの退役とユーロファイター・タイフーンの開発遅延による配備の遅れのギャップを埋めるため、イギリス空軍からトーネードF.Mk.3をリースしました。ところが、度重なるトラブルと高い運用コストに音を上げ、トーネードを返却し、アメリカからF-16ADFを再リースしています。イタリア空軍の整備体制がよくなかったと信じたい・・・。
キットはハセガワの限定版をストレート組み。ピトー管のみホビーデカールの金属製挽き物に交換しています。あっさりスジ彫りのハセガワ・スタンダードで組み立てには難なしですが、ヒケと突き出しピン跡多し!全部が全部は修正できていません。主翼は可動式ですが、塗装とパイロンの都合により、一部をカットして差し込み式にして固定。そのパイロンにはサイドワインダーのランチャーをジャンクパーツから追加しています。
塗装は2002年のタイガーミート参加機をカルトグラフのデカールにて再現。12°Gruppo/351Fright所属機です。上面クレオスC334/下面C332の制空迷彩をビン生で吹きつけ、記念塗装機ということで、ウェザリングは最低限にしています。
これにてHME2010の統一テーマ”タイガー”向けの作品はとりあえず終了。準備は整いました。
さて、次もVG翼でいきます。一人可変翼祭り、継続中です。
« 書評<神父と頭蓋骨> | Main | 陸自富士学校・富士駐屯地記念行事に行ってきた »
「プラモデル」カテゴリの記事
- Mig-29 9.13”キーウの幽霊(Привид Києва,)”Completed(2022.08.27)
- MIRAGEⅢC Completed(2022.05.22)
- MIRAGEⅢ-V01 Completed(2022.05.21)
- F-4EJ”A.C.M.Meet1982(306SQ) "Completed(2022.02.19)
- F-4EJ"2003MISAWA JASDF Pre-50thANNIV"Completed(2022.01.23)
Comments
The comments to this entry are closed.
こんばんは。
完成おめでとうございます&お疲れ様でした。
トーネードかっこいいです、RAF迷彩もいいですが制空迷彩もかっこいいです。
胴体と機首のそりが気になって手が止まっていましたが完成目指してみたくなりました。
Posted by: mikami | 2010.07.11 18:04
>mikamiさん
ありがとうございます。
アレを直すと胴体側面はほぼ全面改修ですもんね。手が止まるのも分かります。なので僕はいい加減にごまかしてます。mikamiさんの制空迷彩、見てみたいなあ。
Posted by: ウイングバック | 2010.07.11 18:52