EA-6B Completed
2011年1発目の更新となります。仕事の方がちょいちょいと忙しく、不定期更新になりがちですが、今年もユルリとよろしくお願いします。
忙しいとかいう話をしときながら、年末にバタバタと製作しておりましたハセガワ1/72グラマンEA-6Bプラウラー、完成しました。
EA-6Bプラウラーはアメリカ海軍の艦上電子戦機。電子戦要員を搭乗させるため、同じくグラマン社のA-6Bを4座に改設計、頭でっかちなA-6がさらに頭でっかちになっています。垂直尾翼のESM機器を収容するためのフェアリングも電子戦機らしい外観上の特徴です。
キットはハセガワの限定版をほぼストレートにて製作。ディテール過剰なキットが溢れる昨今となっては、少々スジ彫りがあっさり過ぎるきらいもありますが、スッと完成させることができるのはさすがのハセガワ。実機は日々進化する電子戦に対応し、ICAP-Ⅰ、ICAP-Ⅱなど能力向上のため改修が繰り返されているため、エッチングパーツの余りモノでアンテナを追加しています。またシートだけは目立つため、F-14A用のレジンシートを2セットほど奢りました。詳しい方はアンテナ配置の間違いに気づくと思いますが、ツッコミはなしの方向で(笑)。
塗装はキティホーク搭載時のVAQ-136"GAUNTLETS"の2004年のCAG塗装機を再現。基本はC337、C307、C308のカウンターシェイドを明るめに塗装。電波の入射を抑制するためのカラー入りキャノピーは、ガイアのクリアーブラウンを薄く吹きつけ。実は一番最近の限定版を購入して(2007年版)製作していたのですが、個体差なのかデカールが割れる割れる。使い物にならないため、急きょショップに走り、このデカールが入ったキットを購入。デカールのみ使用しています。
このEA-6Bもすでに後継のEA-18Gグラウラーの配備が始まっており、本機が引退すると、いよいよアメリカ空母艦上はホーネット・ファミリー一色となります。個性的な機体の引退は寂しいものです。
さて、年始からもアメリカ海軍機が続きます。
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完成おめ!キャノピーの色味がなかなかよろしおすな。パクらせていただきます(笑)。ワタシ的にあまり馴染みのないこの塗りになったのは、デカールが原因なのですか。この塗りの時期ってWINGSと桜祭りの狭間なんで、間近で見たことないんですよね。
ハセガワのこのキットは名作と言っていいと思いますねい。出た時は「ハセガワ初の全面凹スジ」って謳ってましたけど、クーガーのほうが後なんでしたっけ? プラウラーももうすぐ見られなくなるんで、ワタシもそろそろ考えたいと思ったりもしないでもないです(笑)。
Posted by: KWAT | 2011.01.09 22:01
>KWATさん
ありがとうございます。実は、ワタシもこの垂直尾翼はショップで見るまで知らなかったりして。それだけに、なかなか新鮮です。
これがハセガワ初の全面スジ彫りだったんですね。シンプルなラインが生きるのは、実はハイビジの方かも、と思ったりもします。KWATさんも、引退前にぜひ。
Posted by: ウイングバック | 2011.01.10 08:18
完成おめでとうございます&お疲れさまでした。
これ、カッコいいですね。コクピットも大きくて、見せ場がありそう。
端正な仕上がりに脱帽です。
今度私も挑戦してみようかな。
Posted by: Kazu | 2011.01.10 21:29
>Kazuさん
ありがとうございます。
プラウラーには、独特の雰囲気がありますよね。
コクピットはホントによく見えますので、作り込む方にはぴったりかも。
Kazuさんのジェット機、久々に見たいですね。
Posted by: ウイングバック | 2011.01.11 09:43