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書評<フルメタル・パニック アナザー 1>

「フルメタル・パニック」の物語が終わって、10年ほどの月日が立った世界。冷戦は終結してソ連は崩壊寸前。ASは機能をダウングレードして一般建機として普及し始めている。そんな世界。
市之瀬達哉は都立陣代高校に通う高校3年生。弱小建設会社の跡目でもある彼は、山奥の土木工事現場で家業を手伝っていた。そこで彼は、演習中の陸自ASのトラブルに出くわし、美少女ASパイロットに出会うことになる。平凡だった彼の人生は急展開し始める。

「フルメタル・パニック」の著者自身は監修にまわるものの、登場人物たちの一部を引き継ぐ正統派の外伝。第1巻は清々しいまでのボーイ・ミーツ・ガールあるいはボーイ・ミーツ・ASといったところ。主人公が所属することになるのは民間軍事請負会社(PMC)という現代的なミリタリー要素、ASマニア兼パイロットのコスプレ美少女、かわいい妹と萌え要素を抑えており、物語がどう転がっていくか楽しみなところではある。
それと、「フルメタル・パニック」ではハリウッドのアクション映画を意識した台詞回しとアクションが特徴の1つだったが、意図的にであろう、本書ではアクションを香港ノワール風(もっといえばジョン・ウー監督風)にしてある。映像化も初っ端から意識に入っているのであろう。

初版2011/08 富士見書房/富士見ファンタジア文庫

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Comments

実はこの小説のことは全然知らなかったのですが、wikiで調べて驚きました。
物語の舞台となる高校はどうやら私の出身校がモデルらしい(笑)

Posted by: ドカ山 | 2011.08.28 at 17:57

>ドカ山さん
ありゃ、そうなんですか。ちょっと羨ましいっす。

Posted by: ウイングバック | 2011.08.28 at 19:31

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