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F-15E Day2nd

暴力的なクマンゼミの鳴き声が止み、アブラゼミとツクツクボーシが鳴き、夜は秋の鈴虫が鳴き始めている。昆虫だけは季節を先取り。

そんなことには関係なく、F-15Eはとりあえず土の字に。
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コクピットとエアインティーク周りはお世辞にもピッタリ、とはいかないので瞬着でがっちり固定。主翼と胴体との継ぎ目は実機にはないので、これも瞬着で固めてサンディングします。主翼は上下2枚あわせですが、ここも隙間がどうしても開くので、瞬着と乾燥スプレーのお世話になります。垂直尾翼とスタビレーターはダボが細くて折れること確実なので、0.8mmの真鍮線に交換しています。
それと、このキットを実機に近づけるための工作の1つ、テイルセンターのフェアリングを鋸で切り取っています。ここはプラ板で塞ぎましょう。
うーん、これ、アイマス機作った初心者さんはよく作ったなあ。F-18Eを作った後なので、やけにモデラーに不親切に感じる。イーグルはあと20年は売れ筋だと思うので、リニューアルの余地があると思うなあ。

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書評<フルメタル・パニック アナザー 1>

「フルメタル・パニック」の物語が終わって、10年ほどの月日が立った世界。冷戦は終結してソ連は崩壊寸前。ASは機能をダウングレードして一般建機として普及し始めている。そんな世界。
市之瀬達哉は都立陣代高校に通う高校3年生。弱小建設会社の跡目でもある彼は、山奥の土木工事現場で家業を手伝っていた。そこで彼は、演習中の陸自ASのトラブルに出くわし、美少女ASパイロットに出会うことになる。平凡だった彼の人生は急展開し始める。

「フルメタル・パニック」の著者自身は監修にまわるものの、登場人物たちの一部を引き継ぐ正統派の外伝。第1巻は清々しいまでのボーイ・ミーツ・ガールあるいはボーイ・ミーツ・ASといったところ。主人公が所属することになるのは民間軍事請負会社(PMC)という現代的なミリタリー要素、ASマニア兼パイロットのコスプレ美少女、かわいい妹と萌え要素を抑えており、物語がどう転がっていくか楽しみなところではある。
それと、「フルメタル・パニック」ではハリウッドのアクション映画を意識した台詞回しとアクションが特徴の1つだったが、意図的にであろう、本書ではアクションを香港ノワール風(もっといえばジョン・ウー監督風)にしてある。映像化も初っ端から意識に入っているのであろう。

初版2011/08 富士見書房/富士見ファンタジア文庫

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F-15E Day1st

先々週が実家に里帰り、先週が北海道遠征、今週は陸自総合火力演習見学、のはずだったんですが、当然のごとく?招待状は当選せず。なのでおとなしくプラモ作ります。
1ヶ月ぶりのモデリングはコレ。
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ハセガワ1/72のF-15I。F-15Eのイスラエル空軍ヴァージョンです。ですが複雑なIAFの迷彩塗装はしばらくやりたくないので、コイツを資料とデカールのとおり、アメリカ空軍のF-15Eにしていきます。
ハセガワの定番品の1/72F-15EはF-16XLとの競争試作の際の全規模開発機をモデル化しているので、量産型とは似ていて異なっています。その一番大きな違いがコンフォマールタンクに付くパイロンとダクトで、この限定発売のF-15Iはそれをレジンパーツで再現しています。珍しくショップから早々に姿を消すぐらい売れたみたいなので、いずれはインジェクションパーツ化して発売されるのではないでしょうか。
実はその他にもキットで再現できてない部分が、テール中央のフェアリングなど細かくあるのですが、Twitterで師匠スジに相談した結果、なんとかなりそうな感じがしてきたので、製作に取り掛かります。
箱を開けて驚くのはランナーの多さ。ジェットノズルを古いキットのランナーから持ってきたり、LANTIRNをウェポンセットのランナーから持ってきたり、ムダになるパーツが多すぎるんですな。
計器板のパーツの選択に間違いがないように説明書とにらめっこしつつ、コクピットやエアインティークから製作開始。
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ここでの難点はエアインティークの下部。左右分割でわりと奥行きがあるため、胴体に接着した後ではサンディングがしにくそうなので、瞬間接着剤でガッチリ固めてサンディング、C305で仮塗装しています。
なにやら急に涼しくなってきたので、サクサクといける、かな?

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書評<名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論~>

「サッカーダイジェスト」で連載を持つスペイン在住のジャーナリスト、へスス・スアレスが、世界に知られる名将たちを論評したコラム集。今をときめくグアルディオラ、モウリーニョ、ファン・ハールなど名将たちはどのような信念を持ち、どのようなサッカーを見せようとしているのかを一人ずつ論評する。

世界的に知られる名将たちは、チームを勝利に導くためにそれぞれの手法を持ち、選手、メディア、チームスタッフへのアプローチも様々だ。本書では彼らを論評していくわけだが、スペクタクルなサッカーを信奉する著者の基準点が明確なので、各監督たちの論評も大いに納得できる。結果だけを追い求める監督を批判し、中堅クラスの規模の監督の限界を指摘する。その舌鋒の鋭さが心地よい。
ただし、専門誌を欠かさず読んでいるサッカーファンならば、いずれも既視感がある文章であることも確か。短いコラムで名監督たちを論評するのは、ちょっと乱暴な感じもするかな。

初版2011/08 東邦出版/ソフトカバー

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書評<水が世界を支配する>

地球の生命にとって水は欠かせないものだが、文明を築いた人類にとっては「生きるため」以上のものになっている。文明は淡水が豊富に使用できる大河のそばで生まれ、以後も水を御したした者、民族、国家が世界史において主役に躍り出ることになる。本書はいわゆる四大文明が生まれた時代から、水を巡って紛争が起きるであろう未来まで、水をとおして人類の歴史を辿っていく。

前記したように水は生命と人類文明に欠かせざるものであり、水を介在させて世界史を辿れば、様々な出来事が明快に見えてくる。しごく当然のことなのであるが、本書がただ出来事を時系列になぞっただけのベタっとした通史にとどまらないのは、それぞれの時代の「イノベーション」がキーワードになっているからだろう。大河の氾濫をうまく利用した農業、ローマ帝国の画期的な水利用、中国の2大大河を繋いだ運河、ヨーロッパと新大陸を繋いだ航海技術、産業革命を後押しした蒸気機関・・・人類の歴史において、いかに水に関する発明が大きなものだったかが理解できる。ゆえに、増えすぎた人類を支える水イノベーションが起こらない限り、水に関する人類の未来が決して明るくないことも自明だ。エネルギー革命が求められる昨今であるが、水に関する技術もまた、革命が求められている。

初版2011/07 集英社/ハードカバー

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北海道モデラーズエキシビジョン2011に行ってきた その2

HME2011のレポート第2弾は他クラブの作品を紹介。例によって、個人的好みによります。
1/72戦後派クラスタに属するモデラーとして、個人的にはもっとも瞠目した展示から。
個人参加も方の展示で、世界のVTOL機を集めたもの。
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この他にも、アニグランドのレジンキットを中心にして魔改造、フルスクラッチでほぼすべてのVTOL機(F-35Bを除く)が並んでました。航空博物館で特集してもできないレベル。
さらに北艦さんからは1/50高速挺<くまたか>。
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模型としての出来もさることながら、ラジオコントロール。驚くのはここから。自分でウォータージェットを再現してそれで推進、逆進できないウォータージェットの特徴であるスラストリバーサもラジオコントロール!もはや造船所です。自宅のプールで進水式をするんだとか。次に掲載する輸送艦<しもきた>といい、もう驚愕です。
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こっちの1/100<しもきた>もラジオコントロールなんですが、艦尾のドッグの扉が開いたりするんです。もう言葉もない。
次はHME2011の大賞を受賞したSATのクラッシュドF-19。
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こちらのクラブはマクロスの名シーンをいろいろ再現していて見所満載。繊細かつ大胆で、大賞受賞も納得の展示。
次はcygnus001さんの1/72F-4EJ。
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さりげなくてんじされているのですが、塗装とウェザリングのセンスは同じ1/72現用機クラスタとしては垂涎の出来。こういうカッチリした仕上がりを見習いたい。

その他、数え切れない素晴らしい作品の連続でした。今年はHME25周年ということで参加クラブも多く、たいへんな盛り上がり。ここ1ヶ月、多忙のためプラモ断ちしていたこともあって、モチベーション上がりまくり。ここに掲示した作品たちに少しでも近づくべく、精進します。


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北海道モデラーズエキシビジョン2011に行ってきた その1

札幌から静岡に転勤して2年近く。今年もしょうこりなく、北海道モデラーズエキシビジョン2011に行ってきた。さっそく、そのレポートをお届けします。まずは変わりなくウイングバックを迎えてくれた、MMDのみなさんの作品。すべてカバーできていないので、他のメンバーのブログで補完してください。
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今年の共通テーマであった<砂漠>に関連する作品の1つ、G.Yさんのイスラエル空軍仕様1/72F-4E。キャノピーを閉めているのに、緻密なコクピットの完成度。新居のプラモ部屋には、レジンパーツの収縮防止用冷蔵保管庫を入れるとか入れないとか。
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同じくテーマ作品、浦滝さんのタイフーンMk.ⅠB。あいかわらず端正な仕上がり。この他にも艦船や痛車も出品されていて、その挑戦への意欲を見習いたい。
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MMD最年長ながら、一番の大物をいつも出品される山口さんのキネティック1/48E-2C。レドームとプロペラが回転します。「翼拡げて、飛ばしてみて!」と無理難題をいう子供さんに丁寧に対応する姿が印象的。
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MMD総帥、高○さんは東日本大震災の後、東日本の地名が付けられたウォーターラインの連作。その想いが感じられます。
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ラリー車を手がけるししゃもさんのパリダカ仕様のプジョー405。オレもデカール作ってもらおっかな(笑)。
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数多い痛車と族車を持ち込まれたKitaさんのけいおん!トラック。痛車の勢いは衰えないどころか、ますます増していますな。
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ウイングバックと同じく遠隔地から参加のmikamiさんの労作、ハセガワ1/72F-4J。パネルラインのシャドーとツヤ具合の両立がイイ。

その他、多くの作品が集まり、卓数だけなら最多の我がMMD。今回の遠征で一番お世話になった方の作品がピンボケでうpできないとかミスもありましたが(泣)、今年も楽しい3日間の遠征でした。札幌を去るときに「あと2回は来ます」と宣言しましたが、来年も生活環境に変化がなければ参加しようと思います。楽しくてしょうがないだもん♪。

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書評<深海生物学への招待>

地球の深海は太陽系の惑星より研究が進んでないとはよくいわれることである。その高い水圧は人類を容易に近づけず、太陽の光が届かないためあらゆる生物は存在しないと考えられていた。だが、潜水艇の技術の発達は人類は深海に到達し、そこで新たな生物圏を発見することとなる。海底の熱水噴出孔を中心として、太陽光に依存しない不可思議な生物群が存在していたのだ。本書はその中でも特異な生物であるチューブワームを中心として、生物学にパラダイムシフトを促した深海の生物たちを解説する。

本書の初出は96年だが、今なお深海の生態系への驚きは色褪せない。著者は実際に日本の誇る<しんかい6500>などの潜水艇に搭乗して深海研究の現場に赴いており、その驚きが伝わるような描写は見事だ。本書は深海生物学の招待というタイトルどおり、世界の深海研究の歴史から、深海生物学の発展まで一通りの歴史を知ることが出来る。見ることの出来ない海底を想像し、様々な仮説を立て、それを現場での発見で証明してきた生物学の正統な流れを体感できる。
また、著者は本書の刊行の後に、様々な著作を発表しているが、徐々に自分の研究分野と、支持する学説を変えている。15年の生物学の発展がどのように一人の生物学者の学説を変えていくのか、それを追うのもまた興味深い。

初版1996/08 NHK出版/NHKブックス(新書)

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書評<スナイパー---現代戦争の鍵を握る者たち>

イラク戦争終結以後のバグダッドを中心として、市街地を舞台とした非正規戦闘が今も続いている。遮蔽物が多く、民間人とテロリストの区別がつかない戦場では、アメリカ軍が得意とする火力を集中させた機械化戦闘は展開しづらく、歩兵を中心とした掃討戦や遭遇戦が続発することなり、部隊に配属される狙撃手たちの役割が従来に増して重要になっている。本書はバグダッドで実戦を経験した狙撃手たちの証言を中心にして構成され、イラクでの市街戦の実態と、彼らがいかに戦っているのかを明かしていく。

市街戦でのスナイパーたちの重要性はスターリングラードなどで証明されているが、本書では現代の非正規戦闘における市街戦においての狙撃手たちの戦闘をかいま見ることができる。ボルトアクションライフルを手にワンショット・ワンキルを狙う従来のスナイパーのイメージはもはや古い。少数精鋭の部隊で行動し、近距離ではM4アサルトライフル、超遠距離では12.7mm弾を使用するアンチマテリアル・ライフルと多種類の武器を使いこなし、その存在自体で地域全体を威嚇し、ゲリラたちの行動を制約する。本書は実戦を経験したスナイパーたちのインタビューが中心となるので、その証言はときに生々しい。
スナイパーたちのイメージといえば、現代戦では心理面も大きく異なるようである。素人目では戦場の中で”殺し屋”的なイメージが強く、殺人という心理面での負担が気になる。だが、敵の存在が視覚的・心理的に見えにくい現代戦においては、味方を殺すIEDを設置するテロリストの射殺は、かえって他の兵科より自分の役割がはっきりさせるようで、どのスナイパーも少なくともインタビューでは心理的ストレスを感じさせない。ここらへんも対テロ戦争が従来の正規戦闘との違いを感じさせるところである。

初版2011/06 河出書房新社/ハードカバー

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空自浜松広報館<夜間開館イベント2011>に行ってきた

ウチの会社は今時期が何かと忙しいのだが、なんとか時間を工面して浜松基地隣接の空自浜松広報館に行ってきた。今回の目的は夜間の北エプロン開放と、その北エプロンでライト類を点灯したF-15JとT-4の撮影。隣の高校生によると、ツウは「ナイトオープン」というらしい。
当日、5時過ぎに現着すると、ちょうど機体の移動と、UH-60Jによる救助訓練をやっている模様。
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夏休みとはいえ、平日夕方なので人はそこそこ。少なくとも撮影ポイントで不自由するほどでない。
E-767のタッチアンドゴーやUH-60Jによるホバー訓練(ホイストをピンポイントで下ろして、タイヤを吊り上げてた。訓練?デモ?)を見ながら、日が落ちるのを待つ。
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そうこうしているうちに日が落ちてきて、外部電源車を繋いでライト・オン!
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日が落ちてからの撮影はすべてトライポッドを付けて、夜景モードで撮影したもの。もうちょっと暗くなるのかなと思ってたけど、ライトが意外に強くて「夏の風物詩」ぽくならなかったのはやや残念。それと、F-15Jはもうちょっと塗装をキレイに保てないものかなあ。
それともう一つ、今回の教訓は夜間のレンズ交換は難しいこと。大きな教訓を残して、夜は更けていくのであった。

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