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書評<名将への挑戦状 ~世界のサッカー監督論~>

「サッカーダイジェスト」で連載を持つスペイン在住のジャーナリスト、へスス・スアレスが、世界に知られる名将たちを論評したコラム集。今をときめくグアルディオラ、モウリーニョ、ファン・ハールなど名将たちはどのような信念を持ち、どのようなサッカーを見せようとしているのかを一人ずつ論評する。

世界的に知られる名将たちは、チームを勝利に導くためにそれぞれの手法を持ち、選手、メディア、チームスタッフへのアプローチも様々だ。本書では彼らを論評していくわけだが、スペクタクルなサッカーを信奉する著者の基準点が明確なので、各監督たちの論評も大いに納得できる。結果だけを追い求める監督を批判し、中堅クラスの規模の監督の限界を指摘する。その舌鋒の鋭さが心地よい。
ただし、専門誌を欠かさず読んでいるサッカーファンならば、いずれも既視感がある文章であることも確か。短いコラムで名監督たちを論評するのは、ちょっと乱暴な感じもするかな。

初版2011/08 東邦出版/ソフトカバー

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