EA-18G Completed
ハセガワ1/72ボーイングEA-18Gグロウラー、完成しました。
EA-18GグロウラーはEA-6Bプラウラーの後継となるべく開発された艦載電子戦機です。F/A-18Fを原型にし、EA-6B(ICAPⅢ)に装備されていたレーダー・無線の送受信ユニットとそれに付随する妨害装置を搭載しています。機体各所に追加されたフェアリングと、それによって生じた気流の変化を補正するための主翼のストレーキなど、若干の外形的変化が特徴です。
ハセガワのキットは昨年発売された新商品で、それをまったくのストレートで組んでます。エアインティーク内部と前後胴体の継ぎ目、バルカン砲口をふさぐときに若干のパテが必要ですが、後はあっさりと組めます。注意点は主翼のストレーキはじめ各所のフェアリング・アンテナなど追加で穴を開ける箇所が多いので、それを忘れないようにするぐらいでしょうか。
塗装はごくノーマルのカウンターシェイドで、付属デカールのVAQ-132"SCORPIONS"をチョイス。デカールは固めでシルバリングしやすいので、デカールソフターを多用しています。それでも浮き気味で、半ツヤクリアーコートでなんとかごまかせるところに落ち着きました。まだ新しい機体なのでウェザリングは最低限にし、ブラックテイルもスーパークリアーでコートしてツヤの差を強調しています。
今回のグロウラー、発売直後に手をつけた後、2012年の早い時期に厚木へVAQ-141配備のニュースを聞いて中断。ハセガワ得意の限定品発売を待ってデカールを抜き取り、SHS2012にCVW-5のライノ部隊勢ぞろいを目論んでいたのですが、どうやら限定品が5月までには発売されることはなさそうなので塗装に取りかかり、完成させました。どちらにしろ、空母搭載航空団で唯一のライノで統一された戦闘攻撃飛行隊のラインナップをずらりと並べたいものです。
実はライノの製作で一番苦手なのは機首のIFFアンテナをカバーしたボックスの加工。うまいこと面が出せないんですな。今回も妥協しております。基本技術の精進がまだまだ必要さを感じる製作でした。
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