Mig-23PD Day1st
さて、2012年の静岡ホビーショーも終わり、プラモ製作のテーマも一区切り。新章に突入、ということでお次はコレ。
今年も参加予定の北海道モデラーズエキシビジョンへの向けての我がクラブ、MMDの共通テーマは「試作・実験機・計画機(もしくは艦船・車両)」。タイミングよく発売されたのがARTMODELの1/72Mig-23PDです。
アメリカ海軍が低い着艦速度と高速性能を両立させるためにVG翼を研究、実用化したように、ソ連もまた、前線航空基地からのSTOL性能と高速性能を両立させるための研究を重ねていました。アメリカと違うのは、VG翼とともに、垂直方向へ推進力を使う小型のジェットエンジン(リフト・エンジン)を搭載する方式も研究していたことです。Mig-23PDはそうした機体の1つで、胴体中央に2基のリフト・エンジンを搭載しています。結局、VG翼の方が有望ということで試作にとどまりました。
「世界の傑作機」に掲載されたMig-23PDの写真を見て「どう考えてもカッコはこっちの方がイイ」と思っていたのですが、スマートなMig-21の機首エアインティークを胴体左右に移し、機首にレーダーを搭載するというのが基本的なスタイルなので、それも当然というところでしょうか。では製作開始。
ARTMODELは詳しくは知りませんがロシア系の新興メーカー。いわゆる簡易インジェクションで、ノズルとシートがレジン。一見まともそうなランナーですが、パーツナンバーはランナーにはなくガイド参照。塗装図もカラーのわりには大雑把で、細かいところがよく分からないので参考用にハセガワのSu-27の説明書も横においてます。ここ2年間ほどまともなインジェクションキットしか作っていなかったので、簡易インジェクションはどうも勝手が違い、胴体合わせるとこまでで集中力が尽き、今日は終了(笑)。パーツに”直線”が出ておらず、”どこそこにスキマが”のレベルではないので、流し込み接着剤と瞬間接着剤を惜しげもなく使い、ガッチリ固定。
さて、この先どうなりますやら。
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