« 書評<人種とスポーツ> | Main | F-15A"IDF" Day3rd »

2012.06.13

書評<ゾンビ日記>

人々が行きながら死んで、街をただ彷徨う世界。”オレ”は孤独に満ちたこの死者の世界で、スナイパーライフルを手に取り、彼らを狙撃することを選んだ。何のためでもない、ただ狙撃することを目的として。

なぜだか知らないがアメリカと日本の一部ミリオタの間でゾンビ・ブームである。いや、もはや繰り返される世界観のモチーフというべきか。本書はその世界観を用い、狙撃のウンチクを語る、押井守カントクの小説ではおなじみのスタイルである。”日記”なので特に大きなエピソードがあるわけでなく、主人公や世界観が掘り下げられるわけではないし、今回のメインの引用先であるデーヴ・グロスマンの著作は自分も読んだことがあるので、特に新しい知識を得られるわけでもない。よって、押井守信者以外にはまったくお薦めしない。だが、なぜか心にひっかかる小説ではある。

初版2012/06 角川春樹事務所/ソフトカバー

« 書評<人種とスポーツ> | Main | F-15A"IDF" Day3rd »

プラモデル」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 書評<ゾンビ日記>:

« 書評<人種とスポーツ> | Main | F-15A"IDF" Day3rd »

My Photo
May 2019
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

Twitter


無料ブログはココログ