A-4F Completed
フジミ1/72ダグラスA-4Fスカイホーク、完成しました。
A-4スカイホークは著名な航空機設計者の一人、エド・ハイネマンが1950年代に手がけた艦上攻撃機。主翼の折り畳み機構を持たないほど小柄な機体ながら、機体規模に比して大きな兵器搭載量と良好な運動性能を合わせ持ち、ベトナム戦争後もアメリカ海兵隊などで長く現役に留まりました。
キットはフジミ1/72の限定版をストレート組み。フジミのこのキットは実機に比べて後部胴体形状が少し角ばっているのですが、フォルムを直すのは大仕事なのでそのまんま。ドーサルフェアリングその他、あんまり合いがいいとはいえないし、細いアレスティングフックは胴体と一体だったりと妙に組みづらいキットですが、ウィークエンドモデラーとしては加工は最小限。ウェポンはMk/82LDGPとAGM-45シュライクをハセガワの武器セットからチョイス。いわゆる”アイアン・ハンド”仕様です。
デカールはキットのVA-164"LADY JESSIE"をチョイス。VA-164に息子であるDick Perryが所属していたカジノ・レストランオーナーのLadyJessieは、VA-164の隊員をレストランに招待するなどしてスコードロンを支援しており、スコードロンは彼女に敬意を表して機体にその名を記入したのが、この塗装の由来だそう。息子がベトナムで戦死しても交流が続いたそうです(参考;http://www.va-164.org/lady_jessie.htm)。スカイホークで一番有名な塗装といっていいんではないでしょうか。
いろいろと作りにくいところのある本キットですが、なにせ小柄なので修正の手間は少なくて済みます。そこを乗り越えれば、かっこいいハイビジ塗装が目の前に。やはりこの時代のアメリカ海軍機は魅力的ですね。
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