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2012.11.10

F-102A(CaceX) Day1st

1950年代後半に開発されたアメリカ海軍の超音速戦闘機を”センチュリー・シリーズ”と称します。プラモの世界ではオールド・キットが揃っているものの、現在のスタンダードとなるレベルに製作するのはかなりのテクニックが必要でした。
近年、そこを補完してきたのがいわゆる中華系の新興メーカー。いろいろ欠点はあるものの、基本はストレート組みである自分にはありがたい存在。そして今回、ついに待ちわびたモデルが発売されました。

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MENGModelの1/72コンベアF-102Aデルタダガー。ナチスの遺産であるデルタ翼を追求したメーカーの一つ、コンベア社の開発した要撃戦闘機です。要撃に特化したシンプルな機体はセンチュリーシリーズの中でもスタイル抜群で、エアクラフトグレーで塗装された姿は艶やか。自分にとって本命は改良型のF-106Aデルタダガーなのですが、これが発売されただけでも嬉しい限り。さっそく製作に入りましょう、と書きたいところですが・・・

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何をしているかというと、離型剤落とし用クリーナーに漬け込んで、エアブラシ用のスプレーブース回して気化ガスを追い出しているところ。まーアブラがべったりなんですな。ホビーボスもトランペッターも、中華キット製作の際は前日の夜に台所用洗剤の溶液にランナー漬け込んで、翌朝おもむろに組み始めるというのがパターンだったのですが、そんなんじゃまったく足りない。その昔、タミヤの中の人に「なんで海外のメーカーのキットは離型剤べったりなんですか?」と質問したところ、一言「金型の精度が低いからです」と鼻で笑ってたことを思い出しました。まあ、新興メーカーの半簡易インジェクションだと思えばしょうがないか。
そんなわけで、仮組みなどのレポートは明日にします。

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Comments

げ、先に完成されちゃいそう。

なんだかウイングバックさんらしいアイテムって気がします。
待ちわびた感じが行間から感じられました。
製作記楽しみにしてますね。このメーカーさん、他のセンチュリーシリーズも
行くのかな?だとすれば楽しみですね。CF−101のいいやつが欲しいなw

>KWATさん
いやいや、コイツは手ごわそうですよ(笑)。

>ドカ山さん
普通ならシリーズ期待出来るんですが、このメーカーさんの場合、AFVにしろヒコーキに
しろ、シリーズ化というよりはニッチ狙ってるんですよね。CF-101はどーなることやら(笑)。

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