新田原基地航空祭2012に行ってきた その①飛行展示編
ボーナス前でスッカラカンな財政状態、天気予報は雨という状況の中ですが、宮崎は新田原基地の航空祭に行ってきました。新田原基地は”ファイタータウン”と呼ばれており、イーグルドライバー・ファントムドライバーたちを育成する部隊が所属。アグレッサーの飛行教導隊が居をかまえていることでも有名です。レポートを飛行展示と地上展示と2回に分けてうpします。
高速バスに揺られること5時間近く、そこからシャトルバスで1時間半を経て、ようやく基地に到着。あんまし地図とか見ずに現地に向かったのですが、思ったより僻地だったのでビックリ。
シャトルバスの到着場所がちょうど滑走路エンド、オープニングの大編隊飛行のために離陸するイーグルとファントムを捉えることができました。
ここまでは曇天だったので、天気予報は外れか?と期待したのですが、次第に雨が降ってきました。それでも、部隊は飛行展示を実施してくれました。
まずは第23飛行隊による、飛行教育展示。
様々な基本フォーメーションを披露してくれます。曇天で唯一良かったのは、ジェットエンジンのアフターバーナーが鮮やかに見えること。救難隊の飛行展示の後、301SQの模擬スクランブルの予定が、雨のため中止。椅子まで用意してあったのに、至極残念。ファントムは通常手順で離陸、機動飛行を披露。
ファントムおじいちゃんは今年が空自導入40周年。301SQの導入40周年は2015年とのことで、なんらかのアドバーサリー機が期待できそうです。
続いては飛行教導隊の機動飛行。
おそらくはオレらのようなカメラ素人のためにやってくれてると思われる、低速での編隊ブレイクも含めて、きわめてスムーズな機動。アグレッサーを見ることができただけでも来てよかった。
アメリカ空軍のF-16CJデモチームも三沢から来てくれていたのですが、残念なことに短い時間のフライト。来年は蒼い空に駆け上っていくヴァイパーの機動飛行を期待しましょう。
ここまでで午前の飛行終了。午後からのC-1からの空挺降下は中止。F-2とF-4EJによる対空・対艦攻撃デモも本格的な雨でカメラが心配だったため、じっくりと眺めることに。さらにクロージングのF-4EJ大編隊飛行も1機での航過となり、最後まで手を振ってくれてサービス。
寒さに震えながら、カメラを濡らす雨を気にしながらの航空祭になりましたが、低い雲の中で各飛行隊がなんとか飛んでくれたので、それなりに収穫の多い航空祭となりました。雨の航空祭ということもなり人でも少なく、帰りのシャトルバスはスムーズに乗車。高速バス乗車で疲れた体にはちょうど良かったのかなとプラス思考。次回は地上展示をうpします。
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空モノは天気で大きな影響を受けますので、晴れて欲しかったですね。
天気があまりよくない様子でしたので、遠く離れた北海道で心配しておりました。
でも、何とか飛行展示をして頂けたようで、行った甲斐はありましたかね?
Posted by: Hood | 2012.12.03 18:12
雨天とはいえ雲高が比較的高かったのが幸いし、なんとか飛行展示を見ることができて、むしろラッキーでした。
飛行教導隊機をこの目で見れただけで、自分的には行った甲斐がありました。
Posted by: ウイングバック | 2012.12.03 19:33