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書評<世界の特殊部隊作戦史1970-2011>

イラク戦争、アフガン戦争、テロとの戦いと、正規軍の大規模な戦争の生起がない時代に特殊部隊は”我が世の春”を謳歌しているが、特殊部隊はそれ以前から多くの”秘密作戦”に従事している。本書は現代戦における特殊部隊の戦闘が確立した1970年代から、ビン・ラディン殺害までの主な特殊部隊の作戦を網羅し、その流れを辿る。

本書は井上孝司氏も書かれているとおり、特殊部隊作戦の”字引”となるノンフィクションである。それぞれの作戦の内容は概略に触れるくらいで、本書を読んで興味があった作戦があれば、突っ込んだ記述のある他書を探すのが正攻法だろう。
本書を読んで印象に残るのは、アフガン戦争以降は多くの作戦が国籍が異なる特殊部隊による”合同作戦”であることである。特殊部隊が訓練などを通じて、相互に交流があることはよく知られているが、実戦でもチームを組む時代であるようだ。アメリカのデルタやSEALS、イギリスのSAS、オーストラリアのSASは言葉も同じなので問題ないだろうが、ドイツやポーランドとの合同作戦においては、チームワークなど大丈夫なのだろうか?個人的には、そこらへんが詳しく知りたくなった。

初版2012/12 原書房/ハードカバー

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