« March 2013 | Main | May 2013 »

F-15I Day2nd

本日夕方よりTBS系列で「宇宙戦艦ヤマト2199」が放映開始。先に劇場公開&DVD展開されているが初見。丁寧に作りこんであるが、メカのスタイル、キャラの作りこみなど細かく今風のアレンジがしてあって高クオリティ。なにより、ガミラス艦が雑魚メカにしてはカッコよすぎです、出渕監督。

その時間まではF-15Iを土の字にする作業。

Rimg0210

F-15Iにするには胴体下面にフェアリングが追加されるなどしているので、それようのダボ穴の開口を忘れないよう組み立てていきます。ハセガワ1/72のキットはパチピタとはいかないので、仮組みと刷り合わせを繰り返しながら、なるべくサンディングでスジ彫りを消さないように接着していきます。
塗装まではルーチン・ワークでいきますよっと。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<森林飽和―国土の変貌を考える>

環境保護が叫ばれる昨今だが、日本の場合はむしろ、現代は国土がもっとも森林に覆われている時代である。その形態は里山と呼ばれる住環境と接する身近な自然から、海岸で厳しい潮風から街を守る防風林まで様々だ。本書は近代以降の日本の森林の様相の変化を検証し、今後取るべき施策を検討する。

第2次大戦後の日本は工業の発展とともに、国土の自然環境を破壊してきたイメージがある。だが現実には、こと森林に関しては、明治時代以前がもっともその面積を減らしていた。それは森林がエネルギーそのものだったからで、過度な伐採が深刻な国土の破壊をもたらしていたのである。そのため、人々は植林と治水に取り組み、防風林を形成した。そうした努力とエネルギー源の化石燃料への移行により、日本の国土は豊かな森林に覆われることとなった。本書はそうした”イメージとしての現代の環境破壊”の間違いを正しているのだ。森林になかなか触れることのない現代人には非常に新鮮な見地であり、日本の森林への見方を一変させる。だが、森林の増加は良いことばかりではなく、昨今は新たな自然災害の形態や杉による花粉症など弊害も多くある。著者は国土の変貌を正しく把握し、そのうえで新たな政策を提言している。
東日本大震災直後、電力不足から「江戸時代に戻ればいい」と極端な意見を繰り出す輩がいたが、江戸時代にいかに日本人が環境破壊していたか、本書で学んでほしいものである。

初版2012/07 NHK出版/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

F-15I Day1st

2月後半から3月は花粉症だったり風邪をひいたりと、体調不良も重なって休日は食っちゃ寝の繰り返し。プラモ製作も滞ってたわけですが、気がつけばSHS2013まであと1ヶ月余り。こりゃノンビリと三菱F-2作ってる場合じゃない、ということで、YDCCさんのお祭りの方に慌てて取り掛かります。

72804_1

ハセガワ1/72F-15I Ra'am。F-15Eのイスラエル国防軍バージョンで、IDFの長い槍を担います。キットは昨年新金型パーツを追加して発売されたF-15Eイーグルのバリエーションキットとなります。では、さっそく製作開始。

Rimg0209

西側現用機はコクピットをクレオスC317グレーを吹くとこから始めるわけですが、Ra'amの内装はフラットブラックが基本。計器板のパーツは新規に起こされており、デカール仕上げとしています。エジェクションシートのACESⅡは三角のツノが追加されたタイプなので、シートベルトともにファインモールドのエッチングパーツをキットのシートに追加しています。
さて、天気が悪くて塗装の乾きが遅く、作業が進みませんが危機感持っていきますよ。なにせもう静岡行きの航空券は購入済み、後には引けません。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

書評<消滅した国々―第二次世界大戦以降崩壊した183ヵ国>

第2次世界大戦で疲弊した西欧諸国が植民地を手放すことは歴史の必然だったといえる。だがその過程で、多くの混乱とともに、独立国が乱立することまで、”元”列強各国は予測していたのだろうか?本書は2次大戦で独立しながらも様々な事情で消滅した国々をリスト化し、2次大戦後の歴史の一端を明らかにする。

「世界飛び地大全」で地図を見ることの面白さを教えてくれた著者の新作。戦後史に興味があるものなら、誰もが知る新興国から、3日と持たなかった国までそのリストは長い。読み通して浮かび上がってくるのは西欧諸国の狡猾さと見通しの甘さだ。イギリスのまるで戦後のアジアとアフリカの混乱をすべて作り出したかのような、民族対立を煽る統治手法。フランスやオランダの、いつまでも大国であったことを忘れられないかのような、相手を舐めくさったあげく、現実を見ない振る舞い。部外者から見れば、責任取れよ、と言いたくなる歴史の連続だ。
だが、本書のオチはあとがきにある。「消えた市」である埼玉県大宮市出身の著者は、理不尽な市町村合併と、その後のさいたま市の傍若無人な振る舞いを明らかにする。そしてそれを正すべく、市会議員になっていたのだ。そして「消えた大宮市」を復活させるべく奮闘している。今度はその物語を読みたいものだ。

初版2012/11 社会評論社/ソフトカバー

| | Comments (2) | TrackBack (0)

書評<鳥類学者 無謀にも恐竜を語る>

近年、新たな化石の発見とその研究の成果により、絶滅した恐竜と現在繁栄している鳥類とが共通の祖先を持つことが通説となりつつある。ひらたくいえば、鳥類は恐竜から進化したともいえるのだ。それならば、依然謎が多い恐竜の生態を、鳥類の生態を詳しく知る鳥類学者が推測しても面白い仮説が出てくるのではないか?鳥類学者である著者が、軽妙な文体で、恐竜の生態を解き明かす。

著者は本書の冒頭、タカとフクロウの骨格がその外見からは想像できないほど似ていることを明かす。このことから、化石に頼る恐竜の研究がいかに難しいかを明らかにしているのだ。すでにこの時点で新鮮な驚きを与えてくれる本であることが分かる。そのうえで、あくまで鳥類研究からの視点を軸に、恐竜の姿態や生活、地球環境に与えた影響を推測していく。その範囲は草食恐竜から翼竜まで幅広い。タイトルにある「無謀」というほど突飛な説は出てこないのだが、それはきちんと科学的見地を踏まえているから。決して王道をを外さず、なおかつ生物学を楽しめる、おススメの良書である。

初版2013/03 技術評論社/ソフトカバー

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« March 2013 | Main | May 2013 »