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護衛艦<あきづき>特別公開に行って来た

5月27日に実施される第108回日本海海戦記念大会のために博多港に入った護衛艦<あきづき>が特別公開されるというので、見学に行って来た。<あきづき>は2012年に就役した最新鋭艦で、基準排水量が5000tを超える大型艦。入場制限がある大型船専用埠頭への着岸になったので、ターミナルビルで記帳の上、シャトルバスにて埠頭へ移動。
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従来の汎用護衛艦とは、艦橋構造物に国産フェイズド・アレイ・レーダー、FCS-3を装備するために随分違うシルエット。大型のフェアリングが多用途レーダー、小型のフェアリングがESSM(発展型シー・スパロー)のイルミネーター。イージス艦ほどではないですが、エリア・ディフェンスを担うこともできます。
艦橋から船首を眺めるとこんな感じ。
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<あきづき>は数々の新装備があるのですが、注目はこれ。
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艦の中ほどに搭載されたFloatingAcousticJammer(投射式静止型ジャマー)。ランチャーから発射する音響ジャマーで、音響誘導魚雷を妨害します。
艦内で目についたのはこの猫のキャラクター。
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乗組員の帽子からフロアマットまでグッズは様々。隊員さんに聞くと、初代艦長がずいぶんと猫好きだったので、マスコットを設定したのだとか。ほとんど公認キャラ化してるので、艦長権限の大きさを感じるというか、日本人のマスコット好きを改めて感じるというか(笑)。
さすが最新鋭艦だけあって、トイレなんかはオレが常用してる瀬戸内海内航フェリーなんかより豪華。
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ちなみに、<いせ>クラスに続いて<あきづき>クラスも女性乗艦が前提の戦闘艦で、13人の女性隊員が任務に就かれているとのこと。さらに新鋭を感じさせるのが機関室。
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タッチパネルで操作ですよ!ちなみに機関はSM-1Cスペイ・ガスタービンのCOMGAG。発電機も3機積んでて、寄港しても電源を外部から取らない。今回も1機、発電機が動いていましたが、艦内は静かなもんです。
後部のヘリ甲板。
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昨日の<いせ>を見た後だとなんとも狭く感じる飛行甲板で、つくづくここによくヘリを降ろせるなあ、と。
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「世界の艦船」の説明では前汎用護衛艦の<たかなみ>クラスの延長線上にあるとのことでしたが、その艦型含めて、ずいぶんと先進性を感じる艦でした。
最近は自衛隊関係に行ってもグッズは滅多に買ってなかったのですが、<あきづき>のソフト面での先進性に敬意を表して帽子を買ってきましたよ。
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"ESPERANZA"とは英語で"HOPE"の意味。この先も<あきづき>に幸運と希望がありますように。

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護衛艦<いせ>特別公開に行って来た

お久しぶりの艦船レポート、今回は唐津港に寄港した護衛艦<いせ>の特別公開に行って来ました。
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今年は佐世保地方隊が60周年ということで、いろいろ九州地方で艦船一般公開が予定されていますが、そのトップが佐賀県唐津港での護衛艦<いせ>の特別公開。<いせ>はいわずと知れた海自最大の護衛艦で、まあ常識的には軽空母の範疇に入る艦艇。基準排水量13,000tあまり、搭載ヘリは各種10機程度。これより小さな艦艇でハリアー運用してる艦艇が、世界の海軍にはチラホラ。なので特定アジアを刺激しますが、実態はいわゆるC4Iシステムを強化し、、ヘリを多用途に運用する”艦隊指揮艦”といったところでしょうか。
13時からの公開でお日柄もよく、多少の行列はありましたが、記帳と手荷物検査を済ませて艦内へ。
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格納庫のガルパンの歴女チームが立ててそうな旗や、震災対応時の展示(トリアージってやつですね)を横目に見つつ、この日一番のイベント?、大型エレベーターで甲板へ。

なぜか燃えるのはマクロスやドラグナーのOPの刷り込みか(笑)。エレベーターの能力は聞きそびれましたが、油圧機構やロックピンは巨大なもの。エレベーターが作動するときは、ロックピンの解除のため、一旦甲板から浮いて降下します。
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ちなみに、エレベーター動かしてたのは女性隊員さん。乗員340名のうち、20名が女性の隊員さんだそうです。
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広い甲板上には各種車両とSH-60Jが展示。輸送艦<おおすみ>にも乗艦したことがありますが、比べ物にならない広さ。
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今日の唯一の不満点は航空機がSH-60J一機だったこと。平甲板には、複数の機体がならんでいるのが似合うのに。見学客が多くてSH-60Jはクリアな写真など撮れる状態ではなかったです。ちなみに、アオシマの<いせ>のキットにセットされているMV-22オスプレイやF-35BライトニングⅡは影も形もなし(笑)。
その他、面白かったのはこんなとこ。
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ステルス性を意識して、内火挺の収納部が完全格納式なのはもちろん、救命筏のキットにもリフレクターがついてます。このくらい徹底しないと、カッコばっかりアメリカ海軍艦艇のマネしても意味ないってことね。
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いやー、見所満載の<いせ>特別公開でした。唐津港自体はわりとのんびりとした中小港湾ですが、乗船名簿を見ると地元とオレみたいな遠征組が半々ぐらいで、駐車場も満杯。やっぱり関心高いなあ。
暑い中、大勢の一般客の対応をしてくれた隊員さんに感謝です。

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静岡ホビーショー2013に行ってきた その②合同作品展レポート編2-2

静岡ホビーショー2013のもう一つの華、合同作品展のレポートの後半を書いていきます。
まずはお隣のブースの和茶さんの1/100バイファム。
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芯にMGザク2.0を用い、ガワに1/100バイファムを組み合わせるハイブリッドモデル。バーニアなど細かい仕上がりも脱帽。これがあれば、WAVEのカラーレジン製バイファムは必要なし、といえる出来。
お次はWHEELNUTSさんの特殊部隊用の機動車両。
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対地雷用に兵員用車両が重く大きくなる一方で、特殊部隊用車両は軽快に、より用途に沿うように特殊化していく。その対比がおもしろい。
プラモデルの展示会なのに、なぜか重工業製品が展示。
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「1/1プラモデルを作る会」さんのWIESEL2。
ドイツ連邦軍の空挺車両を1/1鉄鋼製で再現。履帯とかも多分オリジナル。これもすごいなあ。
とにかく作例が多かったガルパン関係で、ちょっと感心した展示法がこれ。
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カメさんチームのヘッツァーに透明セルに書いた生徒会メンバーを添えてあるんだけど、その控えめな感じがいい。
展示方法のアイデア賞は個人的にこれ。
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O.T.A.Cさんのヘルダイヴァーなんだけど、懐かしのニチモのボックスアート風ビネットに仕上げてあんのね。面白い。
遠く稚内から参加、稚内プラ模愛好会さんからは、スケビの作例でも有名な方の1/32RF-4E。
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相変わらずの渋さ。常に多くの方に囲まれていて大人気で、お話をうかがえず。これはHMEに行ってじっくり塗装法を伺いたい。同クラブからは同じく渋い帆船。
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最後は拙のYDCC様F-15祭り参加機、イスラエルのF-15イーグル。
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この祭りの参加により、YDCCのステッカーを貰ったので、これで晴れて準構成員です(笑)。
本来なら自クラブ、Blog!Modelersの方々の作品を第3回で掲載したいところですが、自分のF-15撮ったところでデジカメのバッテリーが終了(泣)。他の方のブログをご参照ください。
来年は我がB!Mも10周年特別企画ということで、時の流れの早さを感じざるをえない。なんか年々、懇親会こそがホビーショー参加の目的になってる気もしますが、それもまた良し。
また来年の5月に皆様の素晴らしい作品を見ることができるよう、私も修行しようと、決意を新たにしました。
よし、来年の5月までまた頑張ろう!

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静岡ホビーショーに行ってきた2013 その②合同作品展2-1

静岡ホビーショー2013のレポート本番が合同作品展の極私的レポート。当方、現用機モデラーなので、当然のように現用機作例中心となります。
まずは恒例、すばらしい展示をされているH.U.Dの展示。
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空自の三沢ABを細かく再現。ES-3Aまでいるマニアックぶり。消火器や車両も凝ってて、H.U.Dさんの本領発揮です。いやー、現用機モデラーの憧れの風景です。
続いてはコントレールさんのレギュラスⅡ。
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いにしえのレベルのキットが美しい仕上がりに!ミサイルマニアとしてはたまりません。
続いてはひやめし会さんのトランぺッター1/32F-105Dサンダーチーフ。
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1/32にシルバーの筆塗り!ヘアラインや退色が絶妙です。いまや余程の小物以外はエアブラシを吹くモデリングなので、この筆塗りの独特の雰囲気を見ると、筆塗りも勉強しなければ、とつくづく思います。
お次はP.M.C空技廠さんのF-20タイガーシャーク。
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キレイなブルーが出てます。真と先のフィギュアの出来もいい。エリア88登場機も作りたいなあ。
すみません、サークル名をメモし忘れましたが、イスラエルの1/35M-60。
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シナイグレーっていうんでしょうか?砂漠で活動していた雰囲気が抜群に出ててスゴイ。
長くなってきたので、合同作品展のレポートは2部に分けて、また明日、お届けすることにします。


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静岡ホビーショー2013に行ってきた その①メーカー新商品レポート編

昨年に福岡に転勤になったウイングバックですが、まあ札幌からホビーショーに行ってたことを考えれば静岡空港への直行便もあるし近いもの、と開き直って静岡ホビーショーに今年も行ってきました。
まずは極私的に気になった各メーカーの新商品を紹介しましょう。
例によってハセガワから。
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かなり前から予告されていた1/16ソッピース・キャメル。多色成型のプラパーツの構成されていて、エルロンなど作動。最低限の塗りでミュージアムモデルの類似品ができる模様。
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こちらも予告済み、1/72MV-22オスプレイ。コクピット部分はオールクリアパーツで構成。その他はハセガワ・スタンダードで良い感じの試作品。「主翼折り畳み、できますか?」とブースの方に聞くと、「分割はあってますので、後はお客様の方でローターをなんとかして貰えれば・・・」ですって。それが一番難しい。それと、発売されるパッケージは普天間駐留部隊のものでないのは意外。
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待ってましたのハセガワ版1/72VF-25メサイア。バンダイのはどーしても脚回りなど細部がいまいちヒコーキっぽくないので、こちらも買いですな。
マクロス関係ではバンダイの完全変形1/72VF-1バルキリーがスーパーパックとともに7月発売。注目の的でした。
そのバンダイからは1/100MG RX-78ガンダムver.3が発売。
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もうver.2の金型代を償却できたのか、とそちらの方に驚愕。なんだかんだと1stガンダムですなあ。
タミヤは空モノは1/32F4U-1コルセアの決定版および1/3510式戦車が満を持して発売。
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10式戦車は「エッチングパーツを使わなくても満足できる出来」に仕上げた自慢の1品とのこと。AFVモデラーでなくても、これは買い。
最近はじけてるアオシマからは1/24マクラーレンF1 GTRロングテールモデルとか注目作がありましたが、個人的には「護国トレーラー」に注目。
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最終的にモノホンの「右翼街宣車」が出たら、アオコを褒めてつかわす(笑)。
アオシマからはもう1点、73式給油車。
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AH-1Sコブラとの組み合わせが楽しみな一品です。
ファインモールドのブースは当然のように「ガールズ&パンツァー」の痛ジープが鎮座。昨年のSHSでガルパンの製作発表があったときにはこんなにブームになるとは、自分もDVD買うぐらいに好きな作品になるとは思いませんでした。ほんと、模型業界の救世主です。
そのファインモールドには参考出品だが1/35高機動車。
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MPMS(多目的誘導弾システム)とかバリエーションが無限に広がるので、ぜひとも発売にこぎつけて欲しいものです。
TOMYTECのスペースシリーズでは、参考出品だがシャトル発射施設が展示。
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これだよ!これを待ってたんだよ!必ず発売してくれ(笑)。
輸入モデルでは空自救難隊のU-125AがSWARDから1/72で発売される模様。
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輸入代理店のビーバーコーポレーションの関係でいうと、何社かからサーブ・ビゲンの1/48新規金型モデルの発売があるみたいなのね。レベルから1/72グリペンの開発がニュルンベルクで発表されているので、1/72でもハセガワのドラケンとの間を埋めるキットが発売されてほしいなあ。
最後は東京マルイのエアガン関係。実銃のサウンドとリコイルが再現できるコッキングエアライフル。
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無線で手元のスピーカーでサウンドを伝えるみたい。世界7か国で特許とのこと。どれくらい、バリエーションが派生するかは未知数。
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従来からある電動ライフルがサバゲーマーに要求に対応して高機能・高価格化しており、その一方でいわゆるBOYSシリーズでは物足りないという客層に向けたライトプロ・シリーズ。コルトM4からスタートしたラインナップが拡大中。実物触った感触はやっぱり5~6万円する本格派シリーズより劣るものの、例えば軽く室内でプリンキングするとかには最適。

以上がメーカーブースレポートでした。明日から、合同作品展の方をレポートします。

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書評<ザ・シークレット・フットボーラ―>

世界でもっとも金を集めるリーグが、イングランドのプレミアリーグである。世界上に配信されるプレミアリーグのピッチの外、すなわちロッカールームやマネージャールームではどんなやり取りがなされているのか?毎年投下される資金と、事情の複雑さが増している移籍市場とはどんなものなのか?セレブであるプレミア・リーガーたちは、そんなオフタイムを過ごしているのか?本書は匿名のプレミアリーグのフットボーラ―が、その真実を語ったとされるコラム集である。

本書にはフットボールそのものの話はほんの少ししか出てこない。「衝撃的な真実が明らかにされる」のは、上記のようにピッチ外の話だ。本コラムの連載が英国の一般紙というのがミソで、「衝撃的な真実」と言いながら専門誌を読んでいれば「どこかで聞いた話」であることも確かである。個人的に印象に残ったのはセレブとしてのフットボーラ―たちの行状と、その苦悩の方である。いわゆる”お金持ちの苦悩”がまったくもって分からないので共感することはないが、金と体力の無駄遣いとしか感じられないパーティと、その後の鬱病にまでなる苦悩の対比は、当たり前だがプレミアリーグとJリーグのあまりに遠い距離を感じずにはいられない。今現在のJリーグのサポーターとプレイヤーの距離感をとても大切にしたい。切にそう感じるのである。

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F-15A Completed

F-15Iに隠れて進めていたハセガワ1/72マクダネル・ダグラスF-15A Bazもようやく完成。

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F-15Aはアメリカ空軍はじめ各国に配備されるイーグル・ファミリーの中でも最初期型にあたり、いかに早くIDFにF-15が導入されたかの証左になるものです。

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キットは例によってハセガワの限定版をストレート組み。ジェットノズルをアイリスのレジンパーツに交換しているのと、IDFっぽくなるよう、SRAAM(短距離空対空ミサイル)をパブラのレジンパーツ製パイソン3に交換、装備させてやっています。後は垂直尾翼やスタビライザーの差し込み突起をピアノ線に交換するなど、ハセガワF-15を製作する際の定番工作をやってあります。

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デカールはキット付属の第133飛行隊をチョイス。詳細は不明ながら、4機のキル・マーク付です。カウンターシェイド自体は、クレオスC307とC308の標準的なもの。制空戦闘機である本機には、砂漠迷彩は必要ないということでしょう。ややエナメルのフィルタリングのやり過ぎの気もしますが、今となっては古い機体なので、あえてこのままで。

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今のイスラエルの敵はヒズボラはじめとするいわばゲリラで、非正規戦が主体。戦爆であるF-15Iはともかく、F-15Aの出番は極端に少なくなっているのではないでしょうか?しかし、ヒズボラへの武器流出を怖れてシリア爆撃に踏み切ったことを考えれば、いずれイラン攻撃も必然といっても言い過ぎではなく、本機の出番もある気がします。そのときが来ないことを祈りますが。

このF-15Aも、合同作品展のYDCCさんのブースにて展示させていただきます。ボーっとブース番してますので、お気軽に声をかけてくださいね。

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F-15I Completed

ハセガワ1/72ボーイングF-15I Ra'am、完成しました。

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F-15IはF-15Eストライク・イーグルのIDF(イスラエル国防軍)バージョンで、電子機器などが一部改修されています。

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キットはハセガワ1/72の限定キットを一部ディテールアップパーツを使用したストレート組み。新金型でCFTと専用パイロンのパーツを追加して、ようやく量産型が定番化されたF-15Eと概ね同一のキットで、先行発売されていたレジンパーツ付きのF-15I限定キットがすっかりムダになるという悲劇?を招いたキットでもあります。まあ、そのレジンパーツ付属版を買い込んだおかげで、10倍は組み易い定番キットになったと考え、供物を捧げた気分で自分を慰めています。
ともあれ、新パーツはCFT周辺だけなので、組み立ては元の試作型とおなじ問題を抱えてます。主翼と胴体の接着線消し、合いがイマイチなエアインティーク。
今回一番苦労したのは、アイリスのF-15C初期型用のアイリス板付きジェットノズルレジンパーツの組み込み。同じハセガワのF-15Cとは金型が微妙に違うので、入らないんですな、これが。尾部に無理矢理プラ板を咬ませてノズル径を拡大させ、なんとか突っ込んでいます。

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塗装はIDFの第69飛行隊をチョイス。モデルカステンの特色セットを使用して、砂漠迷彩を再現しています。このセット、色味はおおむね正確ですが、黄緑?がややダークな気もするので、小スケールの場合は明るくしても良いかも。デカールはキットのものではなく、イスラデカールを使用。コーションマークが繋がっているので手間が軽減するはず、だったのですが、クリアをかけても見事に段差が出てしまう仕上がりに。クリアを重ねて研ぎ出す根性はなく、そのままにしてます。武装もIDFらしさを出すため、スカンクワークスのウェポンセットからAGM-142 Popeyeとデータリンクポッドをチョイス。このセット、IDF好きには救世主ともなりえる存在ですが、その実ディテールはイマイチで、時間があればウスウス攻撃などこちらもディテールアップした方がいいでしょう。

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例によって不満点はありますが、ようやくコレクションに加えたかったF-15Iを手に入れることができました。イスラのレジンパーツ、さらにはレジンパーツ付き限定セットをムダにするというプロセスを経てですが。今回の教訓「入手したキットやパーツを溜め込みすぎると、ロクなことにならない」。

このF-15Iは5月18日から開催される静岡ホビーショー内のクラブ合同作品展にて、YDCCさんのブースで開催される「F-15祭り」にて展示させていただきます。よろしかったら、ぜひブースへお立ち寄りください。

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<サルファ剤、忘れられた奇跡>

1930年代までの世界において、外傷や出産時における細菌感染は現代では考えられないほど危険で、多くの場合に死をもたらす感染症であった。そこに彗星のごとく登場した史上初の抗菌剤がサルファである。サルファの発見は第一次大戦で悲惨な体験を重ねた医師、ゲルハルト・ドーマクの執念ともいえる几帳面さと、産業革命以後に急速に発達した化学合成が大きな役割を果たした。本書はペニシリンをはじめとする抗生物質が登場する以前、多くの人々を救ったサルファ剤の誕生とその役割を終えるまでの物語である。

衛生状態や栄養状態に対する意識が急激に高まった19世紀後半以後でも、細菌感染はその進行を止めることのできない危険な疾病であった。それが大きく変わったのは、サルファ剤登場以後のことである。だがその誕生の物語は決して奇跡やインスピレーションによるものではない。染料の開発に端を発する膨大な化学物質の合成と、果てしない動物実験による検証による組み合わせによるものであった。それは産業革命以後に可能となった大資本による集中的な資金の投下、国家からの科学技術へのバックアップなどの時代背景に無関係に行われたものではない。本書はそうした産業技術時代の黎明の物語と、悲惨な塹壕戦による負傷治療を経験した医師の執念の2つの物語である。さらに著者は”奇跡の薬”の開発のその後にもスポットを当てる。サルファ剤が開発された当時は、製薬とその効果の検証の仕組みはいい加減そのもので、当然のように副作用による大きな事故も起きている。その事故がいわゆる治験や、大きな権限を持つ組織であるFDA(アメリカ食品医薬局)の設立につながった。サルファ剤は単なる薬品ではなく、社会を変える役目を担ったのである。抗生物質の恩恵を受けている我々先進国の人間は、必ず知っておくべき歴史の一部が本書にはある。

初版/2013/03 中央公論新社/ハードカバー

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書評<ビエルサの狂気>

世界に名を知られるサッカーの名将たちの中でも、際立って戦術マニアとして知られるのが現アスレチック・ビルバオ監督のビエルサである。戦術の完成とチームの勝利をストイックに追求するあまり、チームのフロントや選手とぶつかることもあり、毀誉褒貶が激しい人物でもある。本書はビエルサの個性を培った彼の人生をたどり、ビルバオでの指揮の模様とあわせる事により、ビエルサの真実にせまっていく。

サッカーはコーチがプレイするものではないが、それでもコーチで変わるのがサッカーである。攻守が連続し、激しい運動量で対戦相手を圧倒するチーム作りをするビエルサは、モダンサッカーを体現する監督の一人だ。彼の家族はアルゼンチンでいわばエリートであり、ビエルサだけがサッカーコーチという特殊な職業を選んだ。その生い立ちが、彼が仕事を請けるクラブの選択や、ファンの子供には親しく接しながら、仕事相手(チームフロント、選手)には厳しいという個性に現れていることを本書は示唆する。
我々が一般的なラテン系に抱きがちなイメージとは対極な几帳面さを持つビエルサが一番合うのは、我々日本人の集団なのではないかと思うのは自分だけではないだろう。戦術の浸透に時間がかかりそうなスタイルなので代表には向かないかも知れないので、彼の人生のチャレンジとして、Jリーグのどっかのチームの変革に挑んでほしいものだ。

初版2012/02  ベースボールマガジン社/ソフトカバー

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書評<WARLDWAR Z>

西暦20XX年、中国で発生したとされる死体のゾンビ化は瞬く間に全世界に広がった。アメリカ軍の強大な火力を持ってしてもゾンビの大群の侵攻は防げず、人類は必死に対抗する手段を探す。そして見つけたプランは、争いに巻き込まれつつある地域を切り捨てる、狂気の沙汰ともいえるものだった。人類は果たしてゾンビを一掃できるか?

近年、アメリカを中心として何度目かのゾンビブームである。映画業界はリメイク含めた新作が製作され、銃器業界もゾンビをネタにしたアクセサリーを発売している。本作はそのブームのきっかけとなったフィクションだ。作品はゾンビ戦争を生き残った人たちへのインタビューという形で構成され、人類が危機に陥り、やがてゾンビたちを押し戻すまでの物語が描かれる。よって文章表現は過激ではないものの、生き残った人類もまた狂気に堕ちねばならなかった果てしない恐怖が伝わってくる。娯楽小説でありながら、死と生き延びる狂気、どちらかを選ばなければならない苛烈な運命を戦った人たちの感情がヒリヒリと伝わってくる作品だ。

初版2013/03 文藝春秋/文春文庫

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書評<シェールガス革命とは何か>

東日本大震災に伴う福島第一原発の事故以来、日本国内で使用するエネルギーをどうするかという論争が激しくなっている。だが世界では、2011年以前から、エネルギー革命ともいえる変化が起きている。それがシェールガスの生産量の飛躍的な増加だ。頁岩(シェール)に含まれるガスを抽出するテクノロジーが進歩したことにより、従来の天然ガス・石油が産出する油井とはまったく違った地域で、可燃ガスが産出されるようになった。現在のところ、その恩恵を受けているのはアメリカだが、世界の大国のエネルギー消費の変化は単に石油・天然ガスの価格変動ではなく、中東への関与を含めた世界情勢に大きな変化を与える。ゆえに革命と呼ばれるシェールガスとはどんなもので、どうやって産出され、どういった性質を持つのか?本書はその影響を解説する。

日本で不毛な原発論争が繰り広げられている裏で、世界では大きなエネルギーシフトが起きようとしている。それがシェールガス革命だ。ガスの算出方法や埋蔵資源量の計算はやや分かりにくいが、本書はその革命を分かり易く解説している。
本書によると、シェールガス革命のキモは「シェールガス革命の産出による従来型天然ガスの価格下落」である。日本は火山国であり、地質年代が比較的新しい国土でシェールガスの開発は見込めない。だからシェールガス開発の恩恵に浴することができない、のではなく、従来型天然ガスの価格下落により、日本でもエネルギーシフトが可能なのである。先日行われた日露首脳会談でプーチン大統領がわりと友好的であったのも、シェールガス革命と無関係ではない。ロシアはヨーロッパ以外の新たなガスの供給先を探しているのだ。
大規模ガスパイプラインをインフラとしてほとんど持たない日本でエネルギーシフトを行うのは容易なことではない。しかし、原子力に必要以上に頼らない体制を将来的に築くなら、政府の施策として本気で取り組まなければならない。しかも時間は少ないのだ。
もちろん、シェールガス革命はエネルギーの問題だけにとどまらない。アメリカが中東の石油と天然ガスに頼る量を必要最低限とするならば、政治的関与も少なくなる。近年の”中東の春”に対するアメリカの関与の少なさは、すでに政策の変化を感じさせるものである。
ちなみに、ガスのCO2排出量は石油の半分なんだそう。産出地域の環境破壊など問題はあるが、世界は確実に革命の方向へと動いていると感じる。

初版2012/08 東洋経済新報社/ソフトカバー

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F-15I Day5th

昨日から5月にしては寒い、寒いと思ってたのだが、どうやら軽く風邪ひいたらしい。少しカラダが重いが、頑張ってF-15Iの本番塗装。
今回はJsWorkModelという会社のマスキングシートを使ってみました。このシートは迷彩柄にシートがカットしてあって、貼り付けるだけであの複雑な迷彩ができるという触れ込み。さて、うまくいきますか・・・まずはレドームと排気口をマスクして、下面をクレオスC308で塗装。
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カモフラージュする高さまでマスキングテープで厳重でマスクした後、まずはブラウンを塗装。今回はクレオスではなく、モデルカステンのIDFカラーセットを用います。下面と砂漠迷彩の4色セット。下面のグレーが入ってるなんで、C308を吹いた後に箱開けて初めて気づきました(泣)。

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そんでもってグリーンというか、黄緑色を吹いてマスキングした後、最後にサンドカラーを吹きつけ。これがマスクを剥がす最終段階。

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さてさて、うまくいってますでしょうか・・・

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想定以上にずっとうまくいきました。ただマスキングシートなので、いわゆるボカシがまったくできない。今回も少し緩く貼り付けていたのですが、結局はべったりした塗装になってしまいました。これはウォッシングとウェザリングでごまかしましょう。それに、全面が隠せるわけじゃなく、補助のテープが必要(今回は特に垂直尾翼付近)です。説明書を拡大コピーしてマスキングシート代わりに使うのと比べると、得失はイーブン。というか仕上がりの好みですかね。
というわけで、明日は連休最終日。いけるとこまでいきましょう。

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F-15I Day4th

今年の5月、なんか寒くね?とか思いつつ、F-15Iは全体塗装の下準備。

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サーフェサー吹いた後、ブラックでシャドー吹き。ジェットノズル付近の無塗装部分はシルバー、調合した黒鉄色、ファインシルバーを重ね吹きして、単調にならないようにしています。その後、クリアーで保護。
レドーム部分は先日発売された空自海洋迷彩色のレドームがちょうど良い(塗装指示はC308を80%・C307を20%で混色)ので、こちらを使用しています。
さて、明日はこれらをマスキングして、いよいよ砂漠迷彩塗装に入ります。

これを描いているとき、イスラエルがシリアを航空攻撃したとの一報が入りました。ヒズボラに長距離地対地ミサイルが渡りそうになった為の攻撃だとか。おそらく使用機体はF-15Iでしょう。今そこで実戦参加している機体を作るというのも、何か複雑な気分。http://bigstory.ap.org/article/israel-officials-strike-syria-targeted-weapons

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F-15I Day3rd

数少ない愛読者の皆様、お久しぶりです。ウイングバックの春は花粉症と季節はずれの風邪に悩まされ、特に仕事でバタバタしていたわけでもないんですが、休日もダラっと過ごしてました。そうして気がつけばSHSまで2週間余り・・・お尻に日がついてきました。

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アイリスのレジン製ジェットノズル、イスラエル国産の搭載兵器、その他細々したパーツの塗装・・・一昨日に右手人差し指をかなりひどく切り、瞬着で”応急治療”しての作業でかなり苦労。なので気分転換に早めに作業を終えて、鳥栖市にあるベストアメニティスタジアムにサガン鳥栖vsFC東京を観戦しに行ってきました。

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快速も止まるJRの駅から10分足らずというアクセス。観戦しやすく、スピードと迫力が伝わるサッカー専用スタジアム。多彩なスタジアムグルメ。2万人規模のスタジアムを使用するスポーツとして、あらゆる意味でバランスのとれたイベントとなっており、久しぶりの生サッカー観戦を満喫しました。いいなあ、ベアスタ。
試合は米本と高橋がボランチでスクリーン貼るFC東京vs豊田と野田が高さで勝負するサガン鳥栖、という構図。鳥栖は中盤を支配される代わりに、相手ゴールサイドまでボールを運べれば豊田と野田の高さで勝負。2-3という敗戦の結果は、端的にボランチの差かなあ、と。鳥栖はいわゆる3列のラインが相手のプレッシャーで2列になっちゃうことが常態化してるので、そこらへんを改善できれば建て直しができるのではないかと。

さて、気分もリフレッシュしたので、明日からは部屋に引きこもるぞ!!(笑)

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