護衛艦<いせ>特別公開に行って来た
お久しぶりの艦船レポート、今回は唐津港に寄港した護衛艦<いせ>の特別公開に行って来ました。
今年は佐世保地方隊が60周年ということで、いろいろ九州地方で艦船一般公開が予定されていますが、そのトップが佐賀県唐津港での護衛艦<いせ>の特別公開。<いせ>はいわずと知れた海自最大の護衛艦で、まあ常識的には軽空母の範疇に入る艦艇。基準排水量13,000tあまり、搭載ヘリは各種10機程度。これより小さな艦艇でハリアー運用してる艦艇が、世界の海軍にはチラホラ。なので特定アジアを刺激しますが、実態はいわゆるC4Iシステムを強化し、、ヘリを多用途に運用する”艦隊指揮艦”といったところでしょうか。
13時からの公開でお日柄もよく、多少の行列はありましたが、記帳と手荷物検査を済ませて艦内へ。
格納庫のガルパンの歴女チームが立ててそうな旗や、震災対応時の展示(トリアージってやつですね)を横目に見つつ、この日一番のイベント?、大型エレベーターで甲板へ。
なぜか燃えるのはマクロスやドラグナーのOPの刷り込みか(笑)。エレベーターの能力は聞きそびれましたが、油圧機構やロックピンは巨大なもの。エレベーターが作動するときは、ロックピンの解除のため、一旦甲板から浮いて降下します。
ちなみに、エレベーター動かしてたのは女性隊員さん。乗員340名のうち、20名が女性の隊員さんだそうです。
広い甲板上には各種車両とSH-60Jが展示。輸送艦<おおすみ>にも乗艦したことがありますが、比べ物にならない広さ。
今日の唯一の不満点は航空機がSH-60J一機だったこと。平甲板には、複数の機体がならんでいるのが似合うのに。見学客が多くてSH-60Jはクリアな写真など撮れる状態ではなかったです。ちなみに、アオシマの<いせ>のキットにセットされているMV-22オスプレイやF-35BライトニングⅡは影も形もなし(笑)。
その他、面白かったのはこんなとこ。
ステルス性を意識して、内火挺の収納部が完全格納式なのはもちろん、救命筏のキットにもリフレクターがついてます。このくらい徹底しないと、カッコばっかりアメリカ海軍艦艇のマネしても意味ないってことね。
いやー、見所満載の<いせ>特別公開でした。唐津港自体はわりとのんびりとした中小港湾ですが、乗船名簿を見ると地元とオレみたいな遠征組が半々ぐらいで、駐車場も満杯。やっぱり関心高いなあ。
暑い中、大勢の一般客の対応をしてくれた隊員さんに感謝です。
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