« 静岡ホビーショー2014に行ってきた まとめその①<合同作品展編> | Main | 陸自福岡駐屯地60周年記念行事に行ってきた »

2014.05.21

静岡ホビーショー2014に行ってきた まとめその②新商品編

静岡ホビーショー2014のレポート、2回目は企業ブースの個人的まとめ、いってみましょう。
ワタクシ、ネットで知り合った方々と合同作品展に参加しているわけですが、B!M結成10年の間にずいぶんとネットも移り変わり、たいていの新商品情報は木・金のトレードショー参加のホビーショップが速報を発信したり、企業側も思いっきり情報を事前に公開するようになりました。情報公開の速度がどんどん上がっており、合同作品展に参加するモデラーが、メーカーブースに行く意義がどんどん薄れていることは確かです。しかし、ユーザーとメーカーの距離が近いこの業界、人からしか引き出せない情報こそが重要になってきます。そんなことを考えながら、昨日Twitterの方でうpした情報をまとめておきます。
まずはハセガワ。
Dscn1641_2

現用機モデラーには総合的に見ても今回のホビーショーの本命、1/72Su-35。ベクタード・ノズルも再現できる、期待の一品。現在のロシア空軍の正式塗装はあまりに地味なわけですが、ハセガワさんもそれを分かってか、初期の迷彩(ブルー系)用のデカールをセットしてくれるとのこと。しかし、みんながやりたいのはエアショーでデモする機体のスプリッター迷彩。revさん、スプリッター迷彩のシート作成、頼むね。
Dscn1825_2
同じくハセガワの1/72F-15J近代化改修パーツを加えた限定品。ライトニングアレスターのエッチングパーツがグッド。
Dscn1827
ついにハセガワもディテールアップパーツをセットした高価格帯商品に手を出すか、と思った1/48三菱F-2。だけど、ライトニングアレスターなど、いわゆる”効く”部分のみに絞った今回のセットなら、まあ納得。
Dscn1663_2
多分、今アオシマはもっとも勢いのあるメーカーだと思う。そのアオシマの1/72PAC-3車輌セット。プレイバリュー高そうな逸品。
Dscn1819

Dscn1821
アオシマからもう一つ、ダイオウイカ撮影で有名になった潜水艇、1/48トライトン。社員さんにジオラマごと発売した方がいいのでは?と話したところ、確定ではないが、おそらくペーパークラフトでダイオウイカが付属するそう。さすがに分かってらっしゃる。
Dscn1666
プラッツは予定どおり?F-1に続き1/72T-2。カルトの大型デカールつき。社員さんにうかがうと、肝心の通常型T-2の発売は未定との事。もしかして、パーツとデカール取り用に再販されたハセガワのT-2CCVをキープしとくべき?
Dscn1643
タミヤからはまず1/12日産S30にワタナベのホイール付きのストリートセットをご案内。1/43ミニカーも、いわゆるチューニングカーっぽい仕様が増えてる気がする。ネタ切れか、今現状残存している個体を表現しているのか?
Dscn1849
タミヤの新商品はだんだん、歴史を遡っている気がする。その最たるもの、最初のタンクである1/35マークⅣ。写真とは関係ないですが、先日発売された1/72のF-16CJ、タンクなどがセットされなかったことが一部で話題になりました。社員さんに質問したところ、金型は開発済みで価格面からセットを見送ったそう。何らかの形で世に出したい、とのこと。
Dscn1661
東京マルイはギャルを3人揃える豪華なブース。真ん中の娘が好みかな。写真とは関係ないですが、東京マルイの2014年の本命はガスブローバックのコルトM4。発射サイクルを実銃に合わせてあるとの事。電動でゲームでの実用性を追求した次は、フィーリングを追及でしょうか?
そして、勢いのあったのはやはり、艦これの勢いを受けた艦船でしょう。
Photo
幼女が連装砲ちゃんとツーショットで写真を撮る時代ですよ!それと合同作品展でも感じたのですが、意外と拡がりを見せているのが<蒼き鋼のアルペジオ>。アニメ2期もありそうです。
Dscn1857

Dscn1862
いわゆる偵察型UAVの民間派生というべきか、ラジコンの延長というべきか、DJIのマルチコプター、PhantomⅡ。3軸ジャイロジンバル付きカメラマウントで動画撮影。自社オプションのサーバーでリアルタイム画像転送システム(フルHDデジタル)の構築も可能。スゴイ時代です。
Dscn1843
新商品ではないですが、今年のホビーショーの最大のネタは10式戦車天寺だったのでしょうか?戦車のレクチャーしてくれた隊員さんは「タミヤ被害者の会」会員らしく、2部屋分の在庫を持ち、イラク派遣時に家族に軽装甲機動車の完成品をタミヤから送られるコネクションを持つとの事。好き者がいてくれての広報、です。重量のある戦車の搬入出の大変さを思うと、ホントに頭が下がります。

ということで、静岡ホビーショー2014のレポートを終了します。合同作品展にしろ、メーカーブースにしろ、モジモジせずに対話することが一番大事、という基本的なことを思い出した2014年のホビーショーでした。また来年が楽しみです。

« 静岡ホビーショー2014に行ってきた まとめその①<合同作品展編> | Main | 陸自福岡駐屯地60周年記念行事に行ってきた »

プラモデル」カテゴリの記事

Comments

お疲れ様でした。
多作家らしい手馴れた感じの作品が光っていましたね。
来年は現用機もつくりますゆえみんなで並べましょう。
ANG祭りはしかと心得ましたゆえ、弾着を楽しみにしていてください。

>toyさん
お疲れ様でした。お久しぶりに会えただけで、嬉しかったです。
HMEに参加すべくスケジュール調整中ですので、実現の暁にはまた、お相手してください。

The comments to this entry are closed.

TrackBack

« 静岡ホビーショー2014に行ってきた まとめその①<合同作品展編> | Main | 陸自福岡駐屯地60周年記念行事に行ってきた »

My Photo
August 2022
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Twitter


無料ブログはココログ