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2014.11.09

F-35A Completed

ハセガワ1/72ロッキード・マーチンF-35AライトニングⅡ、完成しました。
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F-35AライトニングⅡはアメリカ空軍、海軍、海兵隊の戦術戦闘機の後継を開発する計画としてスタートしたJSF(JointStrikeFighter)のアメリカ空軍仕様として開発されました。海兵隊のV/STOL戦闘機であるAV-8Bの後継を含めた野心的すぎるJSF計画は、冷戦終結などいくつもの困難を乗り越えようやくアメリカ空軍に量産型がデリバリーされ、部隊配備が始まっています。
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第5世代戦闘機であるF-35シリーズはF-22に続くステルス戦闘機でありますが、真に注目されるべきはレーダー、レーザー、IRなど各種センサーを統合する”センサー・フィージョン”能力といわれています。状況認識能力を著しく高めるその能力こそが空間戦闘を一変させる可能性を秘めています。
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ハセガワ1/72F-35Aは本年発売の新キット。ウェポン・ベイの再現はなく、キットとしては非常にあっさりしたもの。なので今回の重点は塗装におきました。モデラーを悩ませる、ゴーストグレイなのに光加減でギラっとするあの塗装です。
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本体をジャーマングレーにて塗装。一部パネルラインをマスキングして指定色C306グレーで塗装します。その後、GX110クリアシルバーを重ね吹き。そのままではギラギラすぎるので、C189 フラットベース「なめらか・スムース」を吹いて落ち着かせます。ハセガワのキットは大面積以外のグレーのパネル部分をデカール再現してくれているので、なるべく余白を切り取って貼りつけ。その後、もう一度フラットを吹いて慣らしました。そうすると今度はまったくギラギラしなくなったので(笑)、フラットベースとクリアシルバーを吹きつけています。結論としては、フラットベースとクリアシルバーの混色を最後に吹き付ければよかったのではないかと。まったく、厄介な色をしてしてます、ステルス戦闘機ってやつは。
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1/72ではイタレリ(タミヤ)、アカデミーなどでも量産型がリリースされていますが、このキットをハセガワの新スタンダードならしめてるのは、パネルラインのデカールではないでしょうか。鉤歯状を含むグレーのパネルラインをすべてマスキングするには一日作業でしょう。それでは完成が遠のくばかり。手軽に完成品を手に出来るという意味では、ウェポンベイの省略を含めて、的を絞った良キットといえるのではないでしょうか。
さて、しばらく続く自衛隊イベントの後は、来年の準備始めましょうかね。
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プラモデル」カテゴリの記事

Comments

完成おめでとうございます。
最近、凄い勢いで完成品を増やしてますね。
年末に向けてお互いに忙しくなりますので健康に注意しましょう。

>RT
mikamiさん
ありがとうございます。
HME以来、なんか手が止まりません。模型の神様が降りてきているようです。
しかし、おっしゃるとおり、多忙な年末年始。航空ショーに参加するため、いろいろと無理も
してしまう今日この頃。体調管理に気をつけます。

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