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2015.02.13

書評<3バック戦術アナライズ>

モダン・サッカーの主流派4バックである。だが、世界最強クラブの一角であるバイエルン・ミュンヘンのグオラディオラは14‐15シーズンにおいて3バックも用い、Jクラブでも、3バックを用いるチームがある。その意味合いは各チームによって違うが、スタンダードを用いないからには、それなりの理由とロマンがある。戦術解説の第一人者である著者が、世界の3バックを俯瞰し、解説する。

現場の監督がいくら「フォーメーションや戦術はフットボールの本質ではない」と口酸っぱくコメントしても、我々日本人サッカーファンは戦術論が大好きである。3バックか4バックか、これも主要な議論の1つであろう。もちろん、3バックといっても目的は様々であり、モダンサッカーでは試合中のフォーメーション変化は当たり前になりつつあるので、バックスの数が本質でないのは確かである。しかしそれでも、試合スタートの時や試合をリスタートするときのフォーメーションはチームの方向が明確に表れるものであり、監督とチーム方針が読み取れる。本書は今注目を集めるチームの戦術を解説したものであり、結論として3バックを"変わり者の戦術"と捉えている。身近なJリーグでも、その"変わり者の戦術"を用いるチームがいくつかあるので、シーズンがはじまったら、そこに注目したくなる1冊である。


初版2015/01 カンゼン/ソフトカバー

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