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書評<エルフと戦車と僕の毎日 I-パンツァーエルフの誕生->

過去に傷を抱えるものの、それを表に出すことなくエルフ大好きと戦車大好きというオタクの王道を歩む高校生、ユタカ。彼はある日突然、エルフのいるパラレルワールドに転移してしまう。しかもその世界はエルフたちの独立紛争開戦前夜という異常な状況。だがユタカは持ち前の”エルフスキー”精神から、エルフたちの独立闘争に加わり、さらに戦車小隊を率いることになる。

その発売が発表されてから、存在自体が疑われた新シリーズ。自分はいわゆる”大サトークラスタ”と呼ばれる著者の大ファンというほどではないし、著者の作品を読んだのは久しぶりだが、やはり著者の力量と作品の熱量は他の多くの類似作品とは一線を引く。タイトルと主人公のおかれた状況は、まあ今どきのラノベ風だが、そのプロローグに展開されるゲーム理論に魅かれ、2度3度と読み返してはその伏線の張り方に驚嘆し、物語の展開力の大きさにため息をつく。
今は作品が継続し、完結することを祈るのみである。

初版2015/04 KADOKAWA/富士見書房/kindle版

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