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F-20 Day1st

2015年の静岡ホビーショーから2週間。熱が冷めないうちに、次を始めましょう。
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8月に参加予定の北海道モデラーズエキシビジョンの我がクラブの今年のテーマが「ホワイト」。それに、SAコンテストもある。ということで、まずはコレ、ハセガワの1/72のF-20タイガーシャークのデモンストレイターといきましょう。ホワイトの面積がやや少ない気がしないでもないですが。

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ごく普通にコクピットやエアインティーク内を先に塗装しといて、4時間ほどで土の字に。このお手軽さこそがハセガワの後期レギュラーシリーズなので、このままストレートに組み立てて、素直に塗装しましょう。出来れば凸モールドのまま、長い間流通してるいにしえのモデルも、ハセガワスタンダードでリニューアルしてほしいものです。
1機はボックスアートのとおりに339号機に塗装、もう1機は同じパターンのブルー…まあ、ありがちなパターンです(笑)。

そうそうSAコン、審査がたいへんなんだそうなので、出来る人は締め切り考えずに早めに応募して欲しいそうですよ。

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書評<恋するソマリア>

激しい内戦が勃発し、10年以上も無政府状態となり、失敗国家の代名詞となったソマリア。しかしながら、北部ソマリアでは、国際社会には承認されていないものの、「ソマリランド」なる政府が成立し、まがりなりにも秩序が保たれているという。著者は危険極まりないソマリアに潜入し、前作「謎の独立国家ソマリランド」を著した。本作は前作にて作り上げた著者とソマリランドのコネクションを生かし、ソマリランドの社会のさらに奥深くに潜入する。

著者は前作にて「ソマリランドは氏族国家である」と看破し、日本人には非常に分かりにくい”アフリカの角”の情勢を解明、説明した。固いノンフィクションではなく、冒険エッセイの形を取りながらもソマリランドとそこに住む人々を的確に描いた前作はソマリアの実情を描いたものとして、傑作であったといえる。本書はその続編であり、ソマリランドのマスコミ業界だけでなく、ビジネスや一般家庭にまで潜り込んでいく。さらに本書ではイスラム過激派の勢力が減退したことにより、これまで行くことのできなかった南部ソマリアにも取材は及ぶ。危険うんぬんはともかくとして、著者のソマリランドへの愛がなければ精神的にキレてしまうのではないかという場面の連続であり、民族により人間とはかくも違うものかと思い知らさらされる。アフリカの現状を知るうえで、本書も必読であろう。


初版2015/01 集英社/kindle版

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書評<未完の計画機 (命をかけて歴史をつくった影の航空機たち)>

第二次世界大戦後、科学技術の発達と、東西冷戦下での米ソの軍拡競争により、数多くの航空機開発計画が作成された。実際に飛行し、軍が運用した機体の影には、ペーパープランで終わったもの、モックアップまで製作されたが開発中止されたもの、試験機は飛行したものの計画が打ち切られたものなど、数多くの未完機が存在する。本書は月間誌に連載されたそれら未完機を紹介するコラムを加筆修正し、まとめたものである。

本書の表紙にあるXB-70バルキリーを筆頭に、二次大戦後から70年代初頭までは、航空機が大きな技術的飛躍を遂げた時代であった。それゆえ、航空機の性能要求をする軍も、実際に機体を開発するメーカーもどこに技術的限界があるのかわからない時代であり、現代の目からみれば過大な性能が要求された時代であった。航空機開発が”冒険”であった最後の時代の航空機たちを紹介するのが本書であり、個性豊かな航空機が紹介される。また、その開発計画の内情を知れば当時の世界情勢も透けてみえる。専門用語の多用もなく、バランスの良い、未完機の”カタログ”といえよう。

初版2015/04 イカロス出版/ソフトカバー

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書評<マリファナも銃もバカもOKの国 言霊USA2015>

週刊文春に掲載中の、ニュースからは分からないアメリカの”いま”を伝えるエッセイ。著者はややリベラルよりの映画評論家だが、アメリカでブームとなっている単語をキーワードに、アメリカという国がどのように変化しつつあるのかを、笑いと皮肉で綴っていく。

いかにABCあたりの海外ニュースを視聴しようとも、アメリカの家庭や地域社会で起きていること、ちょっとしたブーム、有名人の発言などは、なかなか日本にいては捉えにくい。著者はある意味軽い文章でありながらも、変わりつつあるアメリカを海外に疎い日本人に伝えている。なくならない人種や性別による差別、極端から極端へふれる世論の同行。多様化する社会に追いつけない、二大政党主義。清廉潔癖だったオバマ大統領とその夫人さえ、知らずに大企業の思惑に巻き込まれていく、行き過ぎた資本主義。さっと読み進められるが、重要な疑問を提示してくる、そんなエッセイの数々である。

初版2015/04 文藝春秋/kindle版

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書評<GARM WARS 白銀の審問艦>

異星から脅威に対抗するために自らの体を棄て脳殻だけとなり、記憶の転送を繰り返しながらなお、敵と戦い続ける人類。その過酷な戦場で、異端審問官である主人公は何を目撃するのか?戦闘するために行き、転生する過酷な世界を描いたSF。

押井守カントクがもう四半世紀も温めてきた(一度はボツになったともいう)SF超大作、「GARM WARS」のサイド・ストーリーが本書である。多分。というのも、肝心の映像作品がまだ公開にいないのでそう推測するしかないのである。
それはともかく、押井守が書く小説としては、それこそ本書は異端の地位にあると思う。カントクの小説といえば、本編に関係ないウンチクを延々と語ったり、それでいて微妙な感情の機微は吹っ飛ばすわで、独特のものがあったのだが、本書の場合はムダは極力省かれていると思われる。評価としては「GARM WARS」の公開を待ってそれと一体でするのが正解であろうが、本書で、カントクの作風の変化が確かに感じられるのも確か。押井守信者は公開前の必読本としてぜひ。

初版2015/04  KADOKAWA/エンターブレイン/ハードカバー

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書評<火星の人>

有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐に襲われた。さらに、火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。しかし、奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。

いや、面白かったです。旅のおともに軽く購入したのですが、旅の途中で読み終わるほど、のめり込みました。文章は生き残ったマークの記録ログ、という形で始まります。生来、明るく前向きでアイデアマンのマークは、自分のエンジニアと植物学者の知識を生かし、サバイバル・プランを立て、実行していく。もちろん、致命的な失敗もある。しかしマークはあきらめない。特徴的なのは、そこに悲壮感はあまりなく、とにもかくにもマークの前向きさに読者がどんどんと引き込まれていくのである。
マークが火星の過酷な環境と戦っている間の、地球側の物語も見事。エンジニアたちの戦いはアポロ13号をほうふつとさせるし、政治との駆け引きももちろん顔を出すが、不快に感じるレベルの官僚は少数。地球側もマッドサイエンティストたちがマークを救おうと、不眠不休で戦う。
本作は様々な賞にノミネートされているが、それも納得。誠実さとマッド(狂気)が同居する宇宙飛行士たちとNASAのエンジニアの姿をぜひ堪能いただきたい。

初版2014/08 早川書房/kindle版

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陸自福岡駐屯地記念行事2015に行ってきた

天気予報は見事に外れて快晴。なので近所の陸自福岡駐屯地開放に行ってきた。
福岡駐屯地は陸自第4師団の根拠地。防衛大綱の変革に最新兵器が西方に配備される傾向にあります。
なので、装備品展示には中距離多目的誘導弾や、新NBC防護車、10式戦車など、なかなかのラインナップ。
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中距離多目的誘導弾はミリ波とIR画像ののデュアルホーミング。ハイテクですねえ。
短距離SAMの尾部は初めて見たかも。
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ロケットモーターの噴射口はこんな感じなんですね。
装備品展示は軽く流して、式典が行われるグラウンドへ。来賓の紹介や観閲の後、観閲行進開始。
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初めて見る施設の器材も。架橋用の装備ですかねえ。要調査。
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太鼓やラッパの演舞の後は訓練展示。索敵→火力支援→制圧部隊突撃と通常の手順。
虎の子、タンク装備のロングボウ・アパッチは珍しい。それはともかく、ヘルファイア早く見せて!
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某キヨ氏がよく指摘する、負傷者救助の場面もちゃんとありますよ。
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最後の仕上げは火力支援と同時に敵陣制圧!
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これにて訓練展示終了。福岡市郊外に位置することもあって、この時間になるともう駐屯地が人でいっぱいなので、早々に退散。最近、愛機SIGMA50-500㎜レンズがどうにもピント甘い気がすんだよなあ。調整に出してみましょうかね。


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書評<F-14トムキャット オペレーション イラキフリーダム>

冷戦末期、多方向から押し寄せるソ連の長距離爆撃機、あるいはASMから空母機動艦隊を守るために開発されたF-14トムキャット。高性能を誇りながらも脅威の喪失と維持費の高さゆえ、早期退役をせまられることとなった。はからずも、1991年の湾岸戦争で撃墜機ゼロであったことも、またその不要論を後押しした。
しかしながら、退役直前になって発生したアフガン戦争とイラク戦争において、トムキャットは開発された目的とは違うが、充分にその能力を発揮した。長い航続距離、2人乗りによる戦場での航空統制への貢献、精密な爆撃能力など、その特徴をいかんなく発揮した。本書は多くのパイロットに聞き取り調査を行い、トムキャットの最初で最後の大規模実戦の実態を明かすものである。

トムキャットの晩年は不遇であった印象が強い。最後まで、本来の目的である艦隊防空で活躍することはなかった。
しかし、運命の皮肉が現役生活の最後の最後で、アメリカはトムキャットに活躍の場を与えた。専用のAAMであったフェニックスを下ろし、LGBやJDAMによる爆撃任務。”ボムキャット”と呼ばれた改修型は、その能力をいかんなく発揮した。本書は今まであまり知られることのなかったボムキャットの物語であり、それが戦場でいかに有効であり、地上部隊を助けたかを理解できる。パイロットからの直接聞き取った話がメインとなるので、これまで知られることのなかった戦場での物語が満載である。また、本書は大判なので、当時の過酷な環境に耐えた色褪せたトムキャットの鮮明な写真が掲載され、模型作成の際の資料にも充分活用できる。
空母機動部隊の防空の長い槍であったトムキャットが、敵地に爆弾を落とす、戦争の皮肉。薄汚れたトムキャットはそんなことを感じさせる。


初版2015/04 大日本絵画/大型本

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映画<TNGパトレイバー 首都決戦!>を見てきた

ちょっと前になりますが、<TNGパトレイバー 首都決戦!>を地元シネコンの見てきた。ネタバレありで感想をメモ。


当方、押井守信者でありますが、かつてのパトレイバーの原案者集団である、ヘッドギアの方々のTNGパトレイバーへの微妙な反応を見るにつけ、この劇場版の前のシリーズに関しては、距離を取っておりました。ゆうきまさみ氏も、伊藤和典氏も大好きなのです。しかしながら、劇場版は少なくとも押井守カントクのファンからの評価は高いので、思い切って劇場に足を運びました。

舞台は”柘植の反乱”の14年後。かつての柘植のシンパが、陸自の最新鋭ヘリを奪取し、ベイブリッジへテロを仕掛けるところから物語は始まります。後はほぼアニメ版の「劇場版パトレイバー2」のストーリーをなぞっていきます。

CGと実写の合成は予想よりもショボくなく、しっかりとアクションの見せ場もあり、近年の押井守監督作品の過剰なまでの”映画感”へのこだわりは薄れた作品であることが第一印象です。犯人であるテログループ側の論理の描写はまったくなく、カントクの作品独特の街の風景を回しながらの独白は短め(このへんはディレクターズ・カットがあるそうなので…)であることが、テンポの良さにつながっています。それでいて、南雲さんが声のみで出演と、パト2のファンの心を震わせる場面も用意してあり、総じて、エンターテイメントとしてバランスの良さを感じました。
しかしながら、世間の評判は非常に芳しくないようです。いわくパト2の焼き直しであり、リメイクともいえない、と。それらのことは重々承知ですが、押井守信者としては、これこそが押井守の作りたかったパト2であり、ケリをつけたかったのだろうな、と監督の心中を察して擁護せざるをえないのです。虚構と現実を行き交う世界こそが押井守のテーマであり、明確な犯罪や思想テロとの戦いであったアニメのパトレイバー劇場版こそ、押井守監督としては妥協あるいは他のクリエイターたちと折り合いをつけた作品だと思うのです。製作環境として、そうせざるをえなかったのでしょう。それがヒットし、評価されたことは大いなる皮肉ですが。そういう意味で、本作のラストシーンこそが、ヘッドギアではなく、映画監督押井守がやりたかったラストシーンなのでしょう。
当たり前ですが、事前知識や思い入れによって印象が大きく変わるのが映画というものです。自分の押井守監督と榊原良子女史への思い入れが、映画を見る目を曇らせているかもしれません。それでも、久しぶりに2回目を見に行こう、と思った映画であることは確かなのです。
願わくば、押井守監督と、ヘッドギアの面々との和解が成らんことを。

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ES-3A Completed

静岡ホビーショー2015向けに突貫工事で作成したES-3A、製作記をうpしておきます。
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ロッキードES-3Aシャドーはアメリカ海軍の艦上対潜機であるS-3Aを改造し、電子偵察機とした機体です。機体各所に怪しげなフェアリングとアンテナが追加され、ウェポンベイも電子機器を満載。SIGINTあるいはCOMINTといった電子情報を収集する機体として少数がS-3Aから改造されました。
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キットはホワイトメタルのパーツと専用デカールが付属した、ほぼ20年前の限定キット。キットが凸モールド、ドーサルスパインのフェアリングなど追加パーツがホワイトメタルと、時代を感じるキットです。
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今回の趣旨は半構成員であるYDCCさんのテーマ「艦載機」に合わせ、主翼折り畳みを再現すること。よってウルフパックデザインのレジンパーツを使って、主翼と垂直尾翼の折り畳みを再現。ところが、レジンパーツは凹モールドでして、機体全体をスジ彫りしなくてはいけない。キット自体の構成は簡素なので、この彫り直しと異素材の各パーツのすり合わせに時間をとられました。スジ彫りは大の苦手なのでオミットたくさん。増槽タンクもツルツルで、塗装のニュアンスでごまかしてます。
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塗装はCVW-5所属のVQ-5"SEA SHADOWS"をチョイス。金属素材を使ってるので、プライマー→サーフェサー→基本色であるクレオスC308を吹き、後はエアブラシで濃淡の強調と、スミ入れ兼ねてウォッシングをしてます。
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なにせ実質製作期間は1週間くらいなので、直したいところはいっぱい。まずコクピット。スモークグレー吹くので見えないだろうとタカくくっていたのですが、これまたよく見える(泣)最低でもシート交換は必須。それと、ターボファンエンジンのインティーク。ここも見えにくいだろうと思ってたんですが、これが継ぎ目が丸見え。次にS-3作るときは、最低でもこのへんは気をつけて製作したいですね。

何はともあれ、静岡ホビーショー合同作品展に間に合って、それなりに褒めてくれた方もいらっしゃったので良しとしましょう。苦労はしたけど、不断と違う状態にするのはスゴク楽しい。SAコン、HME2015などテーマ製作が続きますが、合間にまた主翼折りたたんだ機体を作りたいですね。

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静岡ホビーショー2015に行ってきた<Blog!Modelers&YDCC編>

静岡ホビーショーのレポートの最後は、わがブース、Blog!ModelersとYDCCの合同ブースの作品を紹介しましょう。
今回も多彩な作品が集合しました。ディテールへのこだわり、ヴィネットのセンス、最新のトレンドの取入れ方などなど、まだまだ勉強することばかりです。肝心な時にカメラの電池切れとなったので、作品は抜粋となりますが、注釈なしで作品を並べていきます。
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画像うpしていいくと、もうキリがありません。毎年、展示場所に困るほどギッシリ並んだ作品見ると、衰退が叫ばれて久しい模型業界も、「まだだ、まだやれる」と叫びたくなります。

最後にウイングバックの作品も蛇足ですが添付。
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駆け足ですが、これにて静岡ホビーショー2015のレポートを終了します。今回もまた皆さんにパワーをもらって帰りました。なぜか帰宅そうそう、イデオンの<覚醒編>見て精神的活力をそがれるお仲間が2~3人いらっしゃいましたが(笑)。その原因?となった懇親会も、久しぶりに無心で語れる飲み会で、気持ちいい酒は久しぶり。Blog!ModelersおよびYDCCの皆さん、お疲れ様でした!来年もぜひお会いしましょう!


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静岡ホビーショー2015に行ってきた<合同作品展力作編>

静岡ホビーショーはいわゆるトレードショーでありますが、参加回数が増えていくにつれ、全国のクラブが一年間の成果を発揮する合同作品展こそが静岡ホビーショーであるとの思いを強くします。クラブ名のメモをなくしちゃったので、クラブ名、作者名が不詳の作品もありますが、ウイングバックが気になった作品を順不同でアップしていきます。
まずは毎年、一番にご挨拶させていただいているH.U.Dのブース、統一テーマは”Viper!”
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YF-16から最新のF-16Fまで揃えた、F-16の発達が一目で分かるキット。アニバーサリー機にしても、わざわざ難易度が高いものをチョイスされており、統一テーマとしてハードルが高い!さらには、今回1/48に初挑戦とのことで、小物も新規製作されたそうで、手間かかってます。毎度ながら、素晴らしい。
統一テーマという意味では、今回は究極ともいえる展示もありました。
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おおなみの会さんの、CV-68ニミッツ。甲板上を1/72で再現したうえ、CVW-5の歴代搭載機が満載されている。艦橋の出来は繊細、エレベーターは動く。まさに男のロマンというほかない。こちらは新規に設けられた展示場4Fの会議室での展示でしたが、少なくともエアモデル中心の製作者の一番の注目ではなかったでしょうか。
以下、コメントなしでウイングバックの琴線に引っかかった完成品をうp。

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1/32といえばmonacoさん。大胆な塗装は破たんありません。スタンドもいいんですよね。

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SAの作例でもある、モノグラムの1/48A-10A。こちらもマネできないウェザリング。機体のゴツゴツ感がたまりません。

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大阪レディバードさんのVC-140は、ひたすら美しい。これぞVIP機。

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これ、完成品がぜひ見たかったです。でもC-2のフォルムが正確にまとめられてて、シャープさとたくましさがうまく共存してます。

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ミサイルスキーとしてはたまらない、F-2と搭載兵器の一般公開風作品。ミサイルはすべて試験用の塗装なので、これだけでも大変な手間がかかっているはずなんですね。スゴイ!

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こちらの1/72CV-22は、ローターが回転するだけでなく、ローター端に電飾してあって、光るんですよ、海兵隊の広報写真みたいに!芸の細かさは天下一品です。

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同じ瀬戸内出身として見逃せなかった、大型の宇高連絡船<讃岐丸>。瀬戸内のフェリーってのはどこか共通点があって、細かい偽装が郷愁を誘うんですね。デッキのプラスチックの椅子とか、最高です。

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こちらのウェザリングも素晴らしかった、1/32ホーネット。電飾はまさにブームですね。挑戦してみようかなあ。

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こちらは世界初の戦車、マークⅣを使ったジオラマ。もう細かいし、臨場感満点だし、展示する角度もよく考えられてるし、素晴らしい。
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ミニスケールはカットモデルあり、ジオラマありで、アイデアいっぱいの上に、信じられない細かさ。世の中にはマジでオレらとは違うスケールで物事見てる人がいると感じます。
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これも面白かった、ソリッドモデルができるまで。プラモデラーはメーカーに文句言ってばっかりですが、ソリッドモデルはまさに自分のウデで勝負。その過程がよく分かります。

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お馴染み、KWAT師匠のYF-16とF-16FSD。非常に端正な仕上がり、お見事です。

その他、今回も素晴らしい作品が満載でした。毎年、体は疲れますが、精神的なエネルギーをたくさんもらって帰るイベントです。今年で11回目ですが、ますます止められないとの思いを強くしました。
(画像の使用に問題があれば、コメントなどでお知らせください)

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静岡ホビーショー2015に行ってきた<気になった新商品編>

今年も恒例の静岡ホビーショー2015に行ってきました。何回かに分けてレポートします。
まずは速報として、現用機モデラーとしてに気になる新商品をご紹介。
まずはプラッツの1/72F-15Jイーグル。
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すでに発売は7月末と告知されておりますが、誰一人それを信じておらず、来年までに発売されれば御の字という有様、企業姿勢としてはいかがかと思われます。それはともかく、細部の出来も良さそうだし、ハセガワのキットで問題となる主翼の接合ラインの接着にも回答を出されています。ただねえ、近代化改修版じゃないのも、疑問が残りますねえ。
お次はマガジンキットして、MGとのコラボとなるファインモールドの1/72F-14Dトムキャット。
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3号プラスアルファのマガジンキット購入合計¥10,000以上はいかがなものか、と思いスルーしようかと思っていたのですが、その思いを覆すだけのパーツ構成ではあります。ただ、会社として”今回限定”を強調されてますが、明らかにバリエーション展開できる分割。先の計画はもっとあるのでしょう。
お次はハセガワの1/700DDH<いずも>。
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本年はハセガワのジェット機の新作はなし。上記のメーカーの新商品のこともあるので、定番のテコ入れ、してくれないかなあと、いつも思います。

ビーバーコーポレーションにはこんな珍品も。
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SWORDSとはいえ、1/72ガネットAEWにキットをお目にかかる日がくるとは。
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アオシマはグループB以前のラリーカー、TA64セリカ、240RSや、EF4シビックなど、”日本の市販車がレースで早かったころ”あるいはネオ・クラシックと呼ばれるころのクルマを精力的にラインナップ中。完全にオレら、つまり35~45歳が実際にこのクルマ駆ってた世代向けでしょうなあ。
お次は誰もが驚愕の声を上げた、タミヤの1/32モスキート。
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内部再現やタイヤのモールド貼り付けなど、アフターパーツ出るスキなしの構成。まあ、値段も驚きの¥19,800ですが。
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通の方々に大好評のクレオスのウェザリングカラーの新色、ホワイト。ウェザリングカラーはエアブラシでも吹けるんだそうで、そこから薄め液で落とせばいろんな表現が可能。これはいろんな可能性を感じます。
その他、多数の展示品があったのですが、傾向としては艦これブームとガルパンの勢いはまだ衰えず、といったところでしょうか。ヒコーキも何か、天祐があるまでは、各自努力しなきゃダメですね。
というわけで、次回はホビーショーの主役ともいえる、合同作品展の力作をチョイスします。

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