Academy1/72 F-4J Completed
アカデミー1/72 F-4JファントムⅡ、完成しました。
F-4JファントムⅡは…っていういつもの解説は省略でいいですかね。
アカデミー1/72は、先行した1/48の縮小版ともいえる最新キット。レドームより後ろからシッポまでは胴体パーツを一発で抜き、主翼下面やスタビレーターをホワイト、ジェットノズル付近をブラックにと”色付き成型”し、シールを同封することによって、塗装なしでファントムの姿に完成できる”スナップキット”化しています。今回は塗装してますが、それでも実際、ほぼ5時間×3日の作業で完成させてます。
一発抜きの胴体パーツのおかげで、押し入れにハセガワのキットのストックを貯めこんでるファントム・モデラーを色めき立たせたこのキットですが、残念なのはそのスタイル。胴体にエリア・ルールの抑揚が足らず、機首の絞り込みも足りないので、全体的にずん胴です。ハセガワのファントムⅡを見慣れた目には、なんとも醜く見えるのも仕方のないところ。
塗装はハセガワの限定版キットから持ってきた、VF-31”Tomcatters”をチョイス。なぜかウォークウェイがセットされてないですが、たぶんそれで正解。このキットに使ったのは、ちょっともったいなかったかも。
んなわけで、1/72のレガシー・ホーネットのように、決定版キットのなりうるものではなかったのは残念なところ。積んでるハセガワのファントムはこのまま貯蔵ですな。ただ、お手軽にファントムの形が楽しめるという点で、チャレンジングなキット構成としたことは褒めるべきでしょう。おっさんモデラーが求める精密さが、プラモデル的正しさとはいえないのです。この趣味を長続きさせたいなら。
ついでにメモ代わりに書いとくと、現在アカデミーの正規代理店は決まっておらず、ショップが独自のルートで仕入れている状態。某社が正規代理店から下りたのは、アカデミーの強襲揚陸艦<独島>のキットに、<竹島>のデカールを入れるか入れないかでモメた、なんてウソくさいウワサもネットで流れています。そんなしょーもない感情論で正規輸入が止まるとは思えませんが、ないともいえないのが、現在の両国の関係。ワタシもネトウヨなので、かの国にいい感情は持ちませんが、アカデミーのキットには罪はない。はやく解決してほしいものです。
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Comments
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お久しぶりです。
アカデミーのこのファントム、私もちょっと興味があったんですが、胴体形状に違和感があるというのを聞いてたので静観してたんですが、やはり・・ですね。
しかし5時間×3日というのはすごい!
形状を気にせず(気になっても(笑))数を揃えるというならいいのかもしれませんね。
Posted by: ヒロシ | 2015.10.14 14:27
>ヒロシさん
ハセガワのキットだと、胴体と主翼を形にするだけで、同じくらいの製作時間がかかりますからね。ただ、ハセガワのスタイルに見慣れてると、やはりツラいキットです。
Posted by: ウイングバック | 2015.10.19 21:05