IAI Lavi/J-10S Day4thあたり
今年の北海道モデラーズエキシビジョンは7月30日より。ありがたいことに今年も福岡より駆けつけられそうなので、所属サークルのテーマ「10」にちなんだモノの製作に入ります。
モノはこれ。
トランぺッター1/72J-10S。ただし、中国空軍仕様は個人的好みで回避したいので、今は亡きIAIラビ仕様にします。
IAIラビは1980年代前半、イスラエルが国産戦闘機の配備を目指し、アメリカの支援を受けて開発していた戦闘機。しかしながら、そのアメリカが「F-16を買え!」とのお達しを出したうえ、支援打ち切り。泣く泣く諦めた経緯があります。ここらへん、同盟国とはいえ、航空技術の発達を警戒するアメリカらしく、少し日本のFSXの際の駆け引きと似てますね。
ところでイスラエル、天安門事件以来の西側の武器輸出禁止以降、中国への「技術支援」というかたちで中国の兵器開発に関わっているとのウワサが絶えない。それが形として現れたのがJ-10シリーズです。中国もイスラエルも公にはもちろん認めませんが、その姿はどう見ても往年のIAIラビ。エアインティークなんかには時代の流れも感じますが、まあそういうことなのでしょう。
前置きが長くなりましたが、今までもイスラエル空軍を贔屓にしてきたウイングバックなので、最新型であるJ-10SをIAF(イスラエル空軍)仕様にします。
組み立てはサクサク進んだので省略。本日は砂漠迷彩の塗装順序をまとめておきます。
まずはサーフェサーでキズを確認した後、フラットブラックでシャドウをつけます。
下面はC308を吹いてマスキング。その後、モデルカステンのイスラエル空軍カラーセットのイエローを全体に吹きます。
カモフラージュパターンはF-16Iを参考にし、コクヨのひっつき虫をマスキングに使用してグリーンとブラウンを吹きます。もちろん一発ではうまくいかないので、修正しながらの作業です。
なかなかに似合うのではないでしょうか。
それなりに先進技術を持つ国なら必ず持つ、国産戦闘機の夢。プラモデルで実現しましょう。
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